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世界の艦船2020年9月号 特集・新型イージス艦「まや」のすべて 

2020年08月05日 | 読書

世界の艦船、9月号の特集は新型イージス艦「まや」のすべてです。

 

6月23日、゛まや゛型ミサイル護衛艦の2番艦゛はくろ゛海上公試を開始しました。

このことは護衛隊群のDDGがイージス艦となります。

イージス艦については度々取り上げられており、

新型イージス艦「まや」については今までのおさらいと今後の展開が主たる課題と思います。

読んでいて眠くなるのは復習ばかりはつらいということで、

アメリカ海軍は現在、新型レーダーAN/SPY-6(V) シリーズのアーレイ・バーク級フライトⅢの建造を進めており、

本年に納入予定で、イージス戦闘システムとAMDRの組合せに関する試験を進行中てあり、ベースライン10と称します。

これについては゛イージス・システムの将来を考える……井上 孝司゛氏が書かれていてこの項目は熟読しました。

つまり新型イージス艦「まや」が就役してもイージス戦闘システムとして機能を熟知するのはまだ先となり、

そのころには主役はAN/SPY-6(V) シリーズ、AMDR、ベースライン10、BMD5.4となっていてとのことです。

しかしイージス・システムはバージョンアップが容易に可能であることが特徴ですので

8隻のイージス艦もそれぞれに更新して行くことが必要と思います。

それとは別に゛イージス・アショア計画停止! 日本の弾道ミサイル防衛の将来を考える……香田 洋二゛

氏が書かれているように日本政府の場当たり的なアメリカの要求に対して何も考えずに導入を決めて墓穴を掘る図式は

防衛計画を熟知していない政治家と防衛省幹部による忖度により迷走しており挙句の果てが

゛自民党ミサイル防衛検討チーム座長の小野寺五典元防衛相らと官邸で会い、

敵基地攻撃能力の保有を含めた抑止力向上を求める提言゛との報道に香田氏も首をかしげておられます。

その他の記事では゛50年を迎えた海上保安庁の潜水士制度……米田 堅持゛氏の記事が目につきました。

海猿で有名になりましたが、厳しい訓練と人命救助という任務の重さを使命感に燃える潜水士にエールを送りたいと思いました。

HNKテレビ72時間で海上保安学校が舞台での報道の中で女性保安官が潜水士を目指している方を紹介されましたが、

どうなったか気になりました。

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