だりゅんのXXX

最近の(・∀・)イイ!!を気の赴くままに。

冥王星

2006-08-28 | つれづれ
先週、冥王星が太陽系の惑星から外れることが決まったみたいです。

元々、他の惑星と軌道の描き方が違うし、サイズもかなり小さい(質量で言うと月の1/5)ということで、そういう小惑星は調査技術の進歩と共に幾つか見つかり、今後も見つかるであろうことから、惑星をむやみに増やさないためにも「矮惑星(dwarf planet)」というカテゴリを新設してそこに分類するようです。(英語だけ見ているとD&Dなどに出てくるドワーフの棲む星みたいですね。恒星の進化過程の最終形態の一つの白色矮星はwhite dwarf starという見たいです。そういうニュアンスは知らなかった)

これによって困る業界が幾つかあるみたいです。一つは教科書業界で既に文部科学省の検定を終えているので内容の書き換えは手続き上時間が掛かるために、差し替えて印刷して配布するのに来年の春に間に合わない可能性が高いみたいです。ちと可哀想ですね。

もう一つは占星術業界。良く本屋で「土星人の運勢」とかそういう本が売られている(それなりに売れているそうだし)のですが、どういうカテゴライズになっているのか分からないですが、冥王星人に分類されている人たちはどうなるんでしょう。世の中の主流から外されるとか書いてあったら大したものですね。

この業界の人たちがどのような理由付けをしてどのように扱うかにちと興味がありますね(占星術そのものには全然興味ないですが)


それらとは別に小説や漫画などにも太陽系の最果ての惑星として冥王星はしばしば登場しますが、だからと言って教科書とは違って書き換えるということは無いと思うのですが、今後は冥王星は惑星ではないといって教えられた世代が出てきたときに、どう読まれるのでしょうか。

自分的には松本零士の銀河鉄道999が好きでして、アンドロメダへの旅立ちの時に、土星の衛星のタイタンと並んで重要な舞台となった冥王星が、太陽系最果ての氷の惑星そしてその名前から冥土を連想させる星として描かれていて、子供心に印象深かったため(松本作品は生と死をテーマにしているのが結構ありますね)、惑星から外れるのはちょっと寂しい気が。

2 コメント

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影響を受けたかどうかはわかりませんが (Frantz von Marinedolf)
2006-08-29 12:27:56
2006年8月、「週刊少年チャンピオン」にて、車田本人による新作『NEXT DIMENSION 冥王神話』の連載が開始された。



…みたいです。

袋とじのフルカラーらしくて、さすがに

中身は見てないのですが。



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そいつは (だりゅん)
2006-08-29 21:29:22
10週で外されるとみたw
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