少林山七草大祭だるま市 その2

2023-03-21 19:50:17 | 紀行

Uさん、こんばんは。

 

桜の花の季節です。

残念ながら、本日旗日は薄曇りの生憎の陽気。

 

空は白っぽく霞んだままです。

青く透った空にこそ、淡いピンクの桜の花が映えるというのに、これでは撮影気分が盛り上がりません。

 

近所の桜は、今、7~8分咲きといったところ。

週末も雨模様のようですし、今年の桜の撮影はダメかもしれませんね。

 

そうそう、近くにコブシ(ハクモクレンかもしれない)の並木がありまして、桜よりもどちらかというとこちらを撮影したかったのですが、青地に白、これこそ素晴らしきコントラストです。

 

ですから、コブシの撮影も中止。

 

出掛けることもありませんから、日頃の疲れとゆっくりと取りつつ、だるま市紀行文の続きでも綴りましょう。

 

*      *     *

 

さて、話を戻します。

西側の方から寺に入りますと寺務所前に至りますが、本堂に行くにはさらに右手の階段を登る必要があります。

※キッチンカーの奥が寺務所です。直接撮影するのを忘れました。

 

寺務所には、だるまに因んだ様々なグッズが売っていてかなり興味をそそられますが、このまま先を進みます。

往来方向の規制があるようです。

手前の階段ではなく、池の奥側の方の階段を登ります。

 

こちらの階段の数は多くはありません。

 

登ると目の前が御本堂です。

 

ここは高台ですから、見晴らしが良いですね。

ここに到着したのは4時30分ぐらいでしたが、まだ少しだけ周囲は明るいのです。

北の方角に渋川伊香保方面の山々が見えています。

景色がとても良く、疲れていて萎えた気分も晴れました。

 

伽藍七堂は、全体になんとなく古びていて風情があります。

観音堂なぞ、茅か何かで葺いた屋根がいい感じで苔むしています。

それでいて山内全体が何か活気がある、不思議な良い感じです。

古いお寺が寂れることなく、元気なのは良いことです。

ダルマ型の絵馬なんかもこうして吊り下げされています。

 

由緒ある古刹が廃れるのは実に寂しいですからね。

 

※樹脂製のだるまで、夜になると明るく光って灯篭代わりになるだるまです。

札に企業名が書いてあったしますから、納められたものでしょう。本堂の周辺あちらこちらに沢山置かれています。

 

正面の本堂脇には、沢山の縁起だるまが奉納されています。

写真で見たあの達磨像がありました。

お坊さんが小だるまを手に持ち、ぶつくさと何事かを唱えながら願掛けをしています。

達磨を買った人がここで開眼してもらっているのですね。これは有料です。

 

本堂の反対側に、だるま販売のテントが2張(正確には一店舗らしい)があります。

1軒のみですから”市”の体は全くなしていませんが、自分はこれで十分です。

 

何故かというと、本堂のすぐ隣に、札所のような施設があってここで色々なだるまグッズが手に入るからです。

どちらかというとですね、張り子のだるまよりグッズの方が欲しいのですね。

 

いくつあっても張り子はあくまであの形ですからね。

多少顔は違いますが、同じようなものです。

 

少しづつ買い増して処分していませんから、家のだるまの数は増えています。

でも本来は1つあれば足りるものです。

 

グッズを売っている札所では、子供用に絵馬やお守り、箸、文具セットを買いました。

ハンカチがあれば良かったのですけれど、あったのは手ぬぐいでした。

この札所・御守売店では、大きさ別に公示?価格が表示されただるまが売られています。

以前にも書きましたが、だるま市の露店では普通、販売価格が明示されません。

 

これが客の不信感を生んで、だるまの不買に繋がっているのでは、とも書きました。

ぼった食られるという不安感ですね。これで手控えるというわけです。

勿論、露店では協定的な平均価格があり、不当な売価は無いはずなのですが、人の心はそういうものです。

 

この札所では、標準的な値段はこれだ!ということがはっきりわかりますから、大変に良いと思いす。

ただし定価ですから、値引き交渉は出来ません。

 

次いで言いますと、ここでダルマの大きさを称するに、〇丸(例えば1丸;いちまる)という通な言いまわしがあることも知りました。

※1丸は12㎝ぐらいだそうです。

※※他に”号”という区分も使われるそうです。

 

で、結局、だるまを買うことにしましたけれど、札所売店ではなく、だるま販売の出店で選ぶことにしました。

だるま市を脇で支える(盛り上げている)唯一の店ですから、ご祝儀代わりです。

 

テントでは1丸の赤だるまもの一つと、それよりも少し小さな猫の面をした変わったヤツを買いました。

赤ダルマは安くしているとのことで、1,000円でした。

本当は1,500円らしいがそれだと相場より少し高い感じです。

 

猫ヅラの方は1,800円もします。

別の工房で作られた特別なものだそうですが、これは高すぎ!!

 

手書きでピッと書いた猫ズラに、意味の分からぬプレミアムがたっぷり乗っかっています。

が、なぜか判断が少し鈍って、財布のひもを緩めてしまいました。

 

というのも、これは子供向けに買いましてね。

普通のダルマでは興味を持ってくれないと考えて、ちょっと変わったものをと、決めつけたのが良くないですね。

 

奇抜なものを買って、少し後悔しています。

家ではそっぽを向かれました。

哀れ。

 

それから、普段は全くやらないおみくじを2種類。

ダルマの形をした方は素焼きで出来ており、取り扱いに注意が必要です。

るるぶやインターネットでは400円となっていたのに、実際は500円です。

25パーセント、一気に値上げされています。なんでも値上げですね。

切り良く、100円アップということです。

 

今日はここまでです。

買ったものの写真が見当たりません。

探してあったら、次の投稿にでもアップしましょう。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 

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