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1973年 8月24~26日 大杉谷 

2014年05月13日 | フィルムSCAN

まだ日出ヶ岳がジャングルだった頃の話です。
今ではハゲ山になっていますが 昔は展望台の上まで木が生い茂っていたのです。
原因は 酸性雨とも鹿とも言われていますが
昔と大きく変わったことは 狩人さんが居なくなり
鹿がものすごく増えたことは確かです。


バス 
上市大和⇒大台ヶ原 確か近鉄経営の汚い山小屋に泊まった。
綺麗だった国民宿舎大台荘ではなかった。

大台ヶ原⇒日出ヶ岳⇒大杉谷⇒桃の木小屋(泊)

⇒宮川ダム⇒船(当時は関電の船があった)⇒宮川ダム
⇒バスで近鉄松阪⇒近鉄鶴橋

ここ大台ヶ原は 秘境の中でも最高の秘境でした。
我々が行った後に

1人しか渡れない吊り橋を数人で渡るという
ルール無視の連中が 吊り橋事落下して死傷した。
誰が見ても自己責任であるにも関わらず
その家族が 国を相手に管理責任を問う裁判を起こしたのです。
で 国は 復旧をしないで立ち入り禁止とすることで対応した訳です。
つまり 復旧すれば 登山道や吊り橋の管理責任が問われる。
それなら 立ち入り禁止とすれば 管理の必要性が無い訳です。
ちょうど 訴えたら何でも金になる時代だったこともあるでしょうが
国は 逆に家族に復旧費用を請求すべきだったと私は思う。

とは言え
一般人の立ち入れない大杉谷となってしまったのです。
更に 追い打ちをかけるように台風で大規模な土砂崩れを起こして
一般の人を拒む秘境へとなってしまったのです。
おかげで
ひとつ 良いことがありました。
それは 関電が大規模なダムの計画をしていたのですが
頓挫して 計画が消えてしまったことです。
大杉谷が 大杉谷として今も残っていることを素直に喜びたいですね。

七ツ釜滝

千尋ノ滝

隠滝

あのふさふさの髪の毛は 何処へ行ったんでしょうか。

こんなに若いときもあったのだと ふと楽しかった思い出に涙が出てきます。

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6 コメント

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ke-nさん おはようございます (団子)
2014-05-15 08:02:02
釈迦ヶ岳 ご苦労様でした。
私は 昨年のパンクが トラウマになって行きたいのだけど
もしかして またパンクしたらと
なかなか足が向きません(苦笑)

最初に撮った滝が 光滝だと思うのですが
見付かりません。
望遠は 増感用フィルムの入ったカメラで撮っていたので
別のフィルムになると思いますが。。。無いです。
番号つけて整理していたのにね。
フィルムの整理ノートも無い。
何処かに 仕舞い込んでいるんでしょうね。

車2台だと縦走できますね。
宮川と大台ヶ原に置いて。
返信する
大杉谷の思い出 (ke-n)
2014-05-15 07:39:44
団子さん、おはようございます。

一番上の記念撮影が堂倉滝でしょうかね。
今年、ようやく全ルートが開通しましたね。
大台ケ原から宮川へ通しで歩くのは
交通の便が大変過ぎますが(涙。

若いころから高いところも得意だったのですね(笑。
こんな写真が残っているのは、やっぱり財産です。
返信する
hirokoさん おはようございます (団子)
2014-05-14 06:23:55
大台ヶ原は 日本一の雨量の多いところですからね。
豪快な滝が いくつもあります。
ほんとうに秘境の中の秘境です。

想い出のフィルムを エッコラエッコラ
スキャンしてます。
ちょっと 単純作業で飽きてきてます(笑) 
返信する
今晩は(^^)/ (hiroko)
2014-05-13 20:59:58
想い出の写真集ですか、
こうして思い出をつづるのも
良いものですね(^_^)v

若いころから大台ケ原の噂は聞いてましたが
大変な所だとも聞いてました。
水の流れは豪快ですね。
返信する
イッコさん こんにちわ (団子)
2014-05-13 16:49:03
男前の青年ですわ(笑) 
腹も 頭も 脳も
今とえらい違います。

汽車の写真 先に載せました。
只見線 と 北海道
フィルムスキャン 何故か黒つぶれします。


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Unknown (イッコ)
2014-05-13 16:05:48
団子さん、「青年!」って感じで素敵です~☆
吊り橋の話、自己責任という言葉がなかったのでしょうか。

こういう写真があると、今と比べることもできていいですね。
鉄道写真もいっぱいあるんでしょう?
しばらくお楽しみが続きますね。
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