【１３４】酬恩庵（一休寺）京都田辺

【１３４】酬恩庵（一休寺）京都田辺

住所　京田辺市薪里ノ内102
宗派　臨済宗大徳寺派
山号　霊瑞山
開山　大應国師
本尊　一休禅師

重文　本堂 木造一休禅師木像　方丈、鐘楼、玄関 庫裏、東司、浴室
備考　後小松天皇の皇子・一休禅師（一休さん）再興

　禅宗の境内の一角に立入禁止の宮内庁の立札があり、後小松天皇の皇子である一休禅師の寺であることが分かります。御廟に眠る皇子、運命に翻弄されながらも禅師として一途に貫き、産まれながらの坊主と言う哀れな存在に奇行を繰り返すことで存在感を誇示してきた。その奇行が、何時の頃か「とんち」に長けた一休さんとして表されるようになったのか不明だけれども皇子であることは間違いなさそうである。
　本尊の一休と漫画の一休の差があまりに大きく、この寺を訪れる殆どの者が失望する結果となります。一休納豆が有名ですが、乾いたみそみたいなものでしょっぱいものです。関東向きかなと思います。私は、良く似た甘納豆がいいですね。