【531】大聖院 水精寺 宮島
住所 広島県廿日市市宮島町 210
宗派 真言宗御室派大本山
山号 多喜山
開山 弘法大師
本尊 波切不動明王
霊峰・弥山の麓にある真言宗御室派の大本山で、明治の神仏分離令までは十二坊の末寺を有し、嚴島神社の別当寺として祭祀を司ってきた宮島の総本坊であった。弘法大師が三鬼大権現を勧請し弥山を開基して1200年の歴史をもつ弥山山頂の霊火堂や三鬼堂、求聞持堂などの管理にも携わってきた。
本堂が鳥羽天皇の勅願道場として創建されたことから、覚性法親王の門跡仁和寺の真言宗御室派となっている。
弥山は、厳島神社のご神体であると同時に、大聖院の奥の院でもある。
(新広島88ヶ寺御詠歌)
三毒の もゆるほのおの 中に立ち 救いたまえる 慈悲の明王
(中国観音霊場御詠歌)
よのひとの こころのやみを てらすなり ひじりのてらの のりのともしび
奥の院 弥山本堂
御詠歌
お弥山に 輝く星の きらめきと さとしたまえる 智恵のみほとけ