【195】国分寺 飛騨高山
住所 高山市総和町1-83
宗派 高野山真言宗
山号 医王山
開山 行基菩薩
本尊 薬師如来
重文 本堂 木造薬師如来坐像 木造観世音菩薩立像 太刀
聖武天皇の勅願によって始められた全国国分寺のひとつです。行基がこの地へ来たなんて考えられないけど開基になってます。境内には、大きな銀杏の木があり、飛騨地方唯一の三重塔があり、飛騨最大の伽藍を誇っていたであろうと思われます。
本尊薬師如来や旧国分尼寺の本尊聖観音菩薩が安置されています。真言宗に帰依しているとは言え、国分寺としての金光明最勝王経曼荼羅の法要が元旦に行われています。本来の本尊釈迦如来については不明です。飛騨高山は、小さなお寺が多いので、中に預かってる釈迦如来があるかも知れません。何故、真言宗になって薬師如来になったかも不明です。山号も医王山ですから、元々が山岳密教的な寺だったのが国分寺となったのかもしれませんね。
御詠歌
詣で来る 人の絶え間も 無かりけり
御薬師まつる 国分の寺
【飛騨国分寺】
国分寺 飛騨の街屋に 三重の塔 乳のイチョウに さるぼぼ下げる