ロマンチェストに恋して

幕末~明治の歴史ファンの雑記。

日記の他、旅行で見つけた面白いものなんかを載せています。

数寄やねん!!

2006年11月23日 23時20分10秒 | 雑記
ええと、先日から「へうげもの」にはまっています。
月明星稀に続き、新選組黙示録が終わってしまい、来月で剣聖ツバメも最後。
ひなたの狼も終了して続きは新しいタイトルで始まる・・・と、まあ最近読み漁っていた幕末・歴史系漫画が軒並み終わってしまい、寂しさの余りあれこれ手を出していました。

いやあ、最近は講談社と相性が合うのか来月発売される「せごどん」はイブニングだしなあ~なんて眺めていて、凄いものに会いましたよ!!

へうげもの

もう、この信長様が素敵で素敵で!!

信長様に仕える古田左介(織部)が主人公なのですが、信長様好きを自称する私は「ああ、あの茶人でしょ?」程度にしか知らなかったのですよ。
まあ、その程度で十分楽しめますがね!
言ってみれば茶碗好きでお洒落に命をかけるような男が出世と趣味の両立に悩みつつ、日々過ごすどたばたコメディーとかになるのか?
単行本では丁度、本能寺の変の後まできたのだけど、有名事件を別の視点で洗い出しているあたりが凄くいい。
絶対、おすすめ。

今の時代、西洋かぶれな異国趣味と、茶道なんて真逆の感性と捉えられていますが、戦国の世においては一緒なのね!
良いものはよいと認めて感じる心が数寄なのね!
などと一人感心。
幾度も読み返しておりますよ!

どうも、明治の時代の西洋かぶれとはまた違うんだよね。
珍しい、面白い、格好いい。
なんかそのあたりがね。自分がいいと思うからいい!という感性かなあ。
明治になると西洋だから良いとか、東南アジア系のものは駄目だとか。
何が高級なのかランク付けがあると思うんだけど、もっとそういう番付が本当に心の中である部分と、茶器のようにランク付けされている格式高い部分と両方まだあるのが戦国な気がする。
なんかなあ。どこが違うんだろうとか考えながら見るとまた面白い。

そういえば、戦国好きだったころはもっとアメリカ文化が好きだったしなあ。
なんていうか派手さが違うのか?
ここのところ幕末はまってから「攘夷じゃ!」とばかり和風の見直しを図っていたのだけど、やはり視野を広げることにしますよ。

まずはおなじくモーニングの「神の雫」でも見てワインの勉強かな。

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