ロマンチェストに恋して

幕末~明治の歴史ファンの雑記。

日記の他、旅行で見つけた面白いものなんかを載せています。

理想

2006年11月27日 21時35分00秒 | 雑記
死ぬときは言い訳をせず、腹を切れる男でありたい。
ただ事実のみを述べて、弁明を口にせず、代わりに歌の一つも詠んで露と消える人生でありたい。

無駄口をいくら叩こうと釈明も保身もせずに散る生き方を貫きたい。

一度決めたからには、自分の行動に理屈は付けない。ただ赤誠をもって示すのみ!
などと決めたのに、ただ「議を言わぬ」ことの難しいこと。
この期に及んで意味のない言葉を費やしたくなる自分と理想のあまりの乖離にため息も出ない。

だからといって数寄の道も程遠い。

心意気を真似ることすら出来ぬとは、とんでもない相手に惚れたこと。

ただ是非もなし。

へうげものはここが凄い

2006年11月26日 22時17分42秒 | 歴史
どこが凄いのかってわかりやすい表現だ!
これぞ数寄者って位、思い切った表現なのがいい!
絵だけじゃなくてね。
台詞が凄くいい。

平蜘蛛の釜っていう信長様が求めたことで非常に有名な名器があるんだけれど、
これに関して「地をはうような異形が蜘蛛に似てると命名されたあの逸品」
なんて解説をしながらも最終的には
”なんと「のぺえっ」とした異形の・・・、いや「どぺえっ」か・・・!!?”
となるのだけど、
「どぺえっ」って感覚は凄いわかりやすいじゃん!
これだよね。
つい、高級食材を食べた時に
「この歯ごたえ、香り共に素晴らしい。まったりとしていてかつ、爽やかなこのなんともいえぬ味わいは・・・」
なんてなれぬ言葉で意味不明な御託を並べるよりも
「むぎゅ!って感じなのに甘露!」とかさ。
要はフィーリングだよ!

私も感覚で生きるぜ!
と、今日は寒い中、上着にジャケットではなくベストを着て歩いていました。
心意気!

なんつうか、あれを見ていると、他人からはひょうげたことと言われても思うがままの美学を貫きたい!とか思うけれど、なかなか難しいものだね!
とりあえず、寒くても伊達な薄着を貫こうかな。

あ、そういえば、今日ニュースで日に当たらないとうつ病になると聞いたのだけど、本当にあるらしいね!
冬季性鬱病というとか。
日に当たらないといけないって・・・
私は日が上るころに家を出て日が沈む頃に帰ってきてるではないか!
日に当たるなんてせいぜい一日30分?
これはいけない!
ということで考え出されたサングラスが凄いのだよ!
いや、サングラスとは言わないのかな?
一見、ミラーグラスのようだが、逆に目にライトをあてるというもの!
これで日照時間の少ない北欧でもうつにはならないぜ!
って、なんて「ひょうげた」商品なんだ!!
写真が見つからなくて乗せられないのが残念!

日本では売られてないみたいだけど・・・
眩しくはないのか?

数寄やねん!!

2006年11月23日 23時20分10秒 | 雑記
ええと、先日から「へうげもの」にはまっています。
月明星稀に続き、新選組黙示録が終わってしまい、来月で剣聖ツバメも最後。
ひなたの狼も終了して続きは新しいタイトルで始まる・・・と、まあ最近読み漁っていた幕末・歴史系漫画が軒並み終わってしまい、寂しさの余りあれこれ手を出していました。

いやあ、最近は講談社と相性が合うのか来月発売される「せごどん」はイブニングだしなあ~なんて眺めていて、凄いものに会いましたよ!!

へうげもの

もう、この信長様が素敵で素敵で!!

信長様に仕える古田左介(織部)が主人公なのですが、信長様好きを自称する私は「ああ、あの茶人でしょ?」程度にしか知らなかったのですよ。
まあ、その程度で十分楽しめますがね!
言ってみれば茶碗好きでお洒落に命をかけるような男が出世と趣味の両立に悩みつつ、日々過ごすどたばたコメディーとかになるのか?
単行本では丁度、本能寺の変の後まできたのだけど、有名事件を別の視点で洗い出しているあたりが凄くいい。
絶対、おすすめ。

今の時代、西洋かぶれな異国趣味と、茶道なんて真逆の感性と捉えられていますが、戦国の世においては一緒なのね!
良いものはよいと認めて感じる心が数寄なのね!
などと一人感心。
幾度も読み返しておりますよ!

どうも、明治の時代の西洋かぶれとはまた違うんだよね。
珍しい、面白い、格好いい。
なんかそのあたりがね。自分がいいと思うからいい!という感性かなあ。
明治になると西洋だから良いとか、東南アジア系のものは駄目だとか。
何が高級なのかランク付けがあると思うんだけど、もっとそういう番付が本当に心の中である部分と、茶器のようにランク付けされている格式高い部分と両方まだあるのが戦国な気がする。
なんかなあ。どこが違うんだろうとか考えながら見るとまた面白い。

そういえば、戦国好きだったころはもっとアメリカ文化が好きだったしなあ。
なんていうか派手さが違うのか?
ここのところ幕末はまってから「攘夷じゃ!」とばかり和風の見直しを図っていたのだけど、やはり視野を広げることにしますよ。

まずはおなじくモーニングの「神の雫」でも見てワインの勉強かな。

ご利益

2006年11月20日 07時57分49秒 | 雑記
一昨日、紅葉ドライブに山の方へ出掛けまして、最後に神社にお参りしました。
夕方でしたが入り口の楓はライトアップしていて、夕闇の中おぼろに浮かぶ本殿とか凄く綺麗でしたよ。
勿論本殿だけでなく、あちこち回ったのですが、闇に浮かぶ姿が美しいのはそれを囲む社も同じ。
とおりゃんせの天神様の細道も雰囲気がありそうですが、やはり、夜が最も似合うのはこの社をおいてはありますまい。

稲荷神社

赤い鳥居に赤い旗。石段の向こうに見える姿は妖美なまでに美しい。
誘われるがごとく足を踏み入れたそこには伏見から勧請されてきた稲荷様が鎮座ましまして、社の両脇を固める石像がなんとも味わいのある表情でお参りする私を眺めています。
ここはなんでも失せ物に効果があるとのこと。
折角だからととっておきの失せ物を探してもらうことにしました。

半年前になくしたファンデーションを!

部屋の中で行方不明になってもはや半年。代わりに買った物がそろそろ尽きようとしている今こそ!
僅かばかりの賽銭を投げ込み、柏手を打ち、祈る。

そしてそのおおよそ18時間後。
ファンデーション発見!
確かに机の裏だとは思っていてすでに幾度か探していましたが見つからなかったのに!
急にテレビを移動することになり、ついでに炬燵を出そうとして動かさなければ見つからなかったでありましょう。
そのテレビのリモコンも全く関係のない場所を片付けかけて落ちたものを拾うときに見つけたし。

なんというご利益!
霊験あらたか?

お礼参りに行きたくても中々行けないので、心の中で感謝の意を述べると同時にここで叫びます。
皆様も是非!

まあ普通は賽銭を入れているから…。と喜ぶだけでしょうが、今回はね!
だって賽銭、一円しか入れてないし…。
なんか申し訳がないから、ここでそのご利益について語ることで他の誰かがお参りしてくださればいいじゃない!
というわけですよ。
だから皆様、お参りの際はどうかもう少し、私の分まで賽銭をはずんでくださいまし。

今ここにいる馬鹿

2006年11月16日 19時57分15秒 | 雑記
今日は解禁です。
え?何がって?
ボジョレーですよ、ボージョレー!
最近はお祭り好きの日本人も飽きてきたらしくあまり騒ぎませんが、季節感のある行事は大好き!
初鰹とか!
ひやおろしとか!
戻り鰹とか!
秋鮭とか!
新酒とか!
ぼたもちとか、桜餅とか!とかく好きな私。
もちろん今日は試飲したり買ったり忙しくて!
気がつきゃ二本も買ってるよ!
荷物重いのに!
ヌーボーチョコ買ってるよ!
まだ昨日の芋焼酎チョコあるのに!

馬鹿だ。きっと週末も買うだろうなあ~。
日本には四季の楽しみがあっていいね!

って今日は西洋の祭りだよ(笑)

発見!

2006年11月15日 23時05分17秒 | 雑記
見つけて即購入!
秋冬限定らしいこれ、原材料に本当に芋焼酎が入ってる。
味は、ストレートに焼酎だけどチョコレートの甘さがその鋭さを押さえている。
いうなれば、半次郎の剣気をあの甘い容姿が和らげている感じ!
しかしまいった。
一つ食べだすと止まらない。うまいじゃん、これ。

食べ過ぎて酔ったら洒落になりません。
運転時は皆様くれぐれもご注意を!この味は割りとたまりません。

ランチタイムランナー

2006年11月06日 22時33分18秒 | 雑記
昼休み、走っている人をよく見かけます。

一体、いつ食事してるのか老若男女、国籍問わず走る走る。
それも当然スーツなんかじゃなくて、Tシャツにジャージって、一体いつどこで着替えてから来るものか。
着替え、汗をかくほど走り、また着替えるそのルーティンの中にどれほどの食事時間が許されるのか大いなる謎です。
まあ、ふじおかの如く昼休みに数キロ移動する人間がいるならなんとかなるのか?
毎日眺めていると色々な人がいるもので
走らず競歩している人、
汗でTシャツが透けている人、
マラソンランナーのようにタンクトップにピチピチの単パンをはいている人、
上半身裸でカラーのブリーフのようなものを穿いているだけの人、
上半身裸になって道端の水道でシャツを洗っている人、
とまあ様々です。

が、その中でもとびきり凄い人に会いました!

その人はただ走るでもなく、
歩くでもなく、
両手を大きく振って

欽ちゃん走り!

まだマイムマイムとかジェンカとか、オクラホマミキサーとかの方が驚くまい!
ワルツやタンゴには驚くけど。

しかも驚くほど滑らか。
これは学生時代誰よりも欽ちゃん走りが巧かった私が言うのだから間違いない。
大体、私は普通に走ったタイムを考えれば信じがたいほどハードルが早かった。
体育祭のキャタピラリレー(輪にした段ボールの中を這って進む競技)も、下駄スキー(スキー板状の物の上に足を固定され二人で進む、二人三脚の縦版)もふざけたものであればあるほど早かった。
その私は当然欽ちゃん走りマスターであるが、あれはねえ。
公道を走るには手がぶつかりかねないし、顔を振るから前方確認が疎かになるから危険なのだ!
だが、恥ずかしげもなく走る人!
どう見ても普通のサラリーマンなのに!
笑うでもなく平然と走る周りの人!
どう見ても普通の光景じゃないのに!
見向きもせずすれ違う人!
だ、誰か突っ込めよ!

まだまだ世の中には不思議が沢山あります。