ロマンチェストに恋して

幕末~明治の歴史ファンの雑記。

日記の他、旅行で見つけた面白いものなんかを載せています。

これだけは言わせてください

2005年07月31日 23時06分48秒 | 映画
パッションフルーツを食べた後にスイカを食べるとスイカの種なんて気にならなくなるものですね。
好きなんです。パッションフルーツ。
ですが、あの果物、種を食べているのか周りのぬるぬるとした味のある部分を食べているのかどちらが目的で食べているのかわからなくなります。
どう考えても種の比重のほうが重いだろうに。

というのは置いておいて、本日『亡国のイージス』を見てきました!
だって、パッションフルーツよりも真田広之が好きですもの。

原作も凄く好きだったんですが、この間見た『戦国自衛隊』よりも『姑穫鳥の夏』よりも原作の味を活かせたここしばらく見た中で最高の映画じゃないかなと思います。
色々と変わっていても、本来の意味は失わずに映画になっているんじゃないかしら?これを見ていると今更ながら「ローレライ」を見なかったことが悔やまれます。

最近映画ばかり見て、おまけにライトノベルばかり読んでいて人間として何か不足しているみたいですね。心の隙間を埋めております。
というだけではなくて好きな作品が次々に映画化されているから余計でしょうか?
原作を知っていると、あらすじがわかっている為、映画だけを見た人はどんな風に感じるんだろうということが気になります。
これ、歴史上の人物を扱ったものを見たときの感想と一緒かなあ。
知らない人から見たら意外な一面でもファンから見れば常識だったり。
ええと、例えば近藤さんや土方さんが下戸だとか。そんなかしら。

は、いいとして、今回はイージスの話ではなくてですね。
いや、私は凄く面白かったし真田さんは素敵(当然)だったんですが、それよりも衝撃の事実が今私を打ちのめしているのですよ。(ようやく本題)
その予告で「SHINOBI~忍~」をやっていたのです。

これ、私の好きな山田風太郎原作の「甲賀忍法帖」の映画化で、同じものを原作とする『バジリスク』やそのアニメもあり、凄く嬉しい状況なんでついたった今、その「公式サイトhttp://www.shinobi-movie.com/に行ってみたわけです。

甲賀忍法帖は簡単に言ってしまえば、甲賀と伊賀、相争う二つの忍の一族の次期頭領同士が愛し合い、ついに和解が決まった矢先に徳川家康の命により再び戦うことになり、それぞれ10人づつの忍が技を競い合い、殺し合うことになる。
まあいわばある意味、ロミオとジュリエット。ある意味・・・忍博覧会?
これが、映画なので、6人づつになるのはわかる。
わかりますとも。で、その6人は誰で配役は?役どころは?と見たところ・・・

1.あ、武器や特技が違う。
ま、これは映像としてみせる上で仕方ないことでしょう。5人に減らした分一人二役分になったりとかね。
2.あ、天膳様(椎名桔平)素敵
天膳様が素敵なのはいいことです。武器が変でも。この人、普通に刀だったのにな。
3.ええと突込みがありすぎるのもよくないんでこの辺で重大問題を発表しましょう!
甲賀のメンバーに一人、伊賀者がいる!
説明しましょうか。原作には甲賀伊賀、それぞれ10人が戦っています。
そのうち、今回の映画に出ているのは甲賀から5人、伊賀から7人。
そう、原作では伊賀者だった一人が甲賀者として出演!
これ、まんまと甲賀が騙されているということでしょうか?それとも引き抜きに成功したということでしょうか?
そりゃ、原作で「美丈夫」だとか「美少年」とか書かれていたのは全て伊賀で甲賀の男は今一つルックスで劣っているかもしれないが、それはないだろ!?
もう、勝負をする前から負けています
さて、映画に不要といわれた甲賀者の運命やいかに?
そして、伊賀から捨てられた伊賀者は?

誰がどうなったかはサイトか映画で確かめてね!

浦島太郎

2005年07月19日 19時29分42秒 | 雑記
仕事に行かないと生活のリズムが狂うらしくしばらくネット落ち!
といっても普段もROMだけなんですが。
でもって、久々にあげたらこんなものを見つけました。
月形半平太メール
http://www.gnavi.co.jp/campaign/hanpeita/

これ、登録しておくと雨が降りそうなときにメールをしてくれるお天気情報メールらしいんですが、
名前が武市先生がモデルである月形半平太だというだけ
登録しそうな自分がいます。
だって、無料だし。
ああ、重症らしいです。

夏の一冊

2005年07月08日 00時00分12秒 | 歴史
たまたま本屋で見かけたのであらら・・・と思っていたら結構幕末関係の本が出ているのですね。
前の桐野利秋日記のときもほぼ同時に大久保さんの本が出ていたし、重なるものなのかしら?
というわけで、まだ買うどころかどんなのかもしらないんですが、一応紹介。

まずは長州。

動乱の長州と人物群像〈幕末維新〉動乱の長州と人物群像

歴史読本の別冊らしい。今、大河は義経だったはずだけど・・・?と首を傾げてしまったが、まあ、いいか。
相方が喜ぶだろうし。久坂さえ出ていれば。

それから、これは、聞いて驚け!
こっちが本題。
薩摩に惚れて○年、桐野利秋日記の出版よりも驚いたかもしれない。否、見たとき、我が目を疑ったね。こんな本が出版されるとは!
地に隠れ、闇に散りし、我らが同胞よ!今こそ、世に出て喝采をあげよ!
今こそ、三年に一度の笑い時!片頬といわず、笑みを刻め!
これは、七夕の夜に天が与えたもうた贈り物だ!

オンライン書店ビーケーワン:薩摩維新秘録薩摩維新秘録矢野 宏治著

見てくださいな、このサブタイトル。
「ぼっけもん 辺見十郎太」
西郷さあじゃあなか、大久保さあでもなか!
大警視でも桐野少将でもなく、辺見!
なんというか、世間一般において知名度の低いであろうぼっけもんの辺見さあを
取り上げた本が出ようとは!
しかも、表紙もいかにもで素敵じゃっで!
(微妙に薩摩風味)
なんだろう、世間的にマイナーだろう人が取り上げられると身震いするほど嬉しいのは。
この夏は、暑い夏になりそうです。

未だにロシアをソ連と呼んでいる

2005年07月05日 19時37分17秒 | 雑記
そんな人はどれ程いるのかしら?西ドイツとかビルマとか。変わったの大分前だから未だに旧国名を呼んでしまうやつなんかいないと思いきや、やってしまいましたよ。
電話で地名を連絡していて、偶それがセンダイだったのが事の起こり。大体の人が仙台を思い浮かべるでしょうが、伝えたかったのは川内。これ鹿児島にあるのです。
「東北ね」と返す相手に向かって思わず「違います薩摩です」。一瞬の沈黙の後、「薩摩川内市ですよ!」と慌ててフォロー。ああ良かった市の名前に薩摩つけてて。
旧国名の頃なんて生きちゃいないのにねぇ。

この空の向こう

2005年07月03日 21時17分30秒 | 歴史
なんだか自業自得で公私共にとんでもなく忙しい毎日です。
が、今日この日だけは昼に空を見上げないと気が済まない気がしてました。
本日は以蔵さん(と武市先生)の命日ですから。
あの人の辞世が
「君が為尽す心は水の泡 消えにし後は澄みわたる空」
なので今日だけは晴れて欲しかったんですが、願い通じて青空を見上げることが出来ました。
あの人が刑場の露と消えた土佐とは遠く離れてはいますが、この空があの日に繋がる気がして、あの人が最期に見上げたのがこんな綺麗な空であったとしたらとても救われる気がしました。