2月5日が最終なので江戸東京博物館の山内一豊展に行ってきました。(大河見てないけど)
やっぱり土佐勤王党を愛する者(正確にはその首領と配下の人斬りと義兄弟を愛する者)としては、山内の殿は知らねば!と勢いこんで行ったのですが、凄いよ!
信長様の刀が飾ってあるよ!
幅広で反りが少ない。厚みもあるし甲冑まで叩き割れそう。でも反っていた方が斬れるんだっけ。幕末に土佐者が好んで使ったという無反りの長刀ってこんな感じ?以蔵も新兵衛もやたら長い刀使ってるけどこんなに厚かったら帯が重みでずり落ちそうだよ!以蔵は短身説もあるけど背が低くて長い刀(それも朱鞘)なんか下げてたら馬鹿にされるんじゃないかしら?まあ、刀に物言わせて黙らせたのかもしれないけどさ。
ああそれより一豊だ。
その先に甲冑があるのだけどそれが凄い。なんたってあなた、兜の前立てに
ウサギ耳ですよ!?
何をアピールしてるんだ!
山内家の宝物の中にも
ウサギ型の兜
だがら一族して何を狙っているんだ!受けか?戦場で何考えてんだよ!それって目立つのかもしれないけど、悪目立ちだ!美少年ならともかく髭もじゃの武将が被っていたら失神ものだ。
いやいや卯年生まれなのか?
と、気を取り直して説明を見ると
「兎は鋭敏な聴覚と前にしか進まない性質から他の武将でも好んでモチーフに使われた」
とか。なんだ、そうなのか。「寂しいから死んじゃう」ようなやわな生き物ではないのか。戦場を駆け抜けるものなのか。そういや私が昔追いかけた白兎も元はペットのはずなのに猫にやられたのか赤い目から血を流しながら走っていたし、愛らしいどころか十分に逞しい。見る人によって考え方も違うもんだねえ。
ま、好んで使われている割には今まで見たことなかった気がするけど。
あ、誰のだっけ?水牛の角を模った飾りの兜を見てラストサムライの氏尾(真田広之)を思い出しちゃったよ。ごめん、氏尾。独りバイキングなんて言って。あれ、本当に被っていたのね。なんか良いセンスしてるよ!当時の人(あ、氏尾さんは幕末~明治だ)今の日本人よりずっと柔軟な感性を持っているのね。
大体さ、ソンブレロ帽なんてメキシコ人くらいしか被らないと思っていたのに、なぜ一豊の持ち物に含まれているんだ?流石の私でもあんなのは被ったことはないというのに、ベージュのつば広の帽子に白熊(?)の毛と羽までついてたらしい。良い友人になれそうだよ、一豊!
ああその、一豊の出世の契機となった関ヶ原の合戦。屏風が飾ってあって一豊なんてどこにいたっけ?と目を走らせて真っ先に見つけてしまったよ。
島津の丸に十字紋。
・・・。山内の三つ柏は私の立っていた目の前にいたのにさ。ああ、私薩摩者だなあ。常設展の桜田門外の変描いたのでも真っ先に有村次左衛門見つけるしな。
でも、つい目がいくよね。目立つのもあるよね。真ん中にいるから。あれ突っ切るところでしょ?格好良いもん!見慣れた紋だしさ。って、自分の家でもないのに見慣れるのもどうかとは思うけど。
は、ともかくとして幕末関係は何があるのかとみたところ容堂様の羽織りが。
赤地に白抜きで背中一杯に数珠。
すっげー趣味。ソンブレロ帽はかぶれても流石にあれは着られない。若い頃だ、若い頃と唱えてはみてもあれはちょっとした衝撃。赤もちゃんと赤いし、白は本当に白いのよ。そう、今着たらサンタの一種に見えるかも。
まともな物も紹介すると、斉彬様の歌がありましたよ。伊達宗城とか松平春嶽とか継嗣問題の仲間らしい。
他はそりゃ戦国がメインですから。清正公とか黒田関係が多かったかなあ。八幡大菩薩の槍とか。それから戦国の女性について。想像以上に強いね、あの辺。イメージを変える必要があるね。
大体夫が死んでも結構権力とか持ってる人は持っているのよ。凄いな~~。
ああ、でも何よりイメージ変えなきゃなのは山内家。
現在、脳内でウサギとかうさぎとか兎とか。真っ赤な羽織とかそんなものがぐるぐるしております。知るつもりが、もうよく分からなくなりましたよ!
やっぱり土佐勤王党を愛する者(正確にはその首領と配下の人斬りと義兄弟を愛する者)としては、山内の殿は知らねば!と勢いこんで行ったのですが、凄いよ!
信長様の刀が飾ってあるよ!
幅広で反りが少ない。厚みもあるし甲冑まで叩き割れそう。でも反っていた方が斬れるんだっけ。幕末に土佐者が好んで使ったという無反りの長刀ってこんな感じ?以蔵も新兵衛もやたら長い刀使ってるけどこんなに厚かったら帯が重みでずり落ちそうだよ!以蔵は短身説もあるけど背が低くて長い刀(それも朱鞘)なんか下げてたら馬鹿にされるんじゃないかしら?まあ、刀に物言わせて黙らせたのかもしれないけどさ。
ああそれより一豊だ。
その先に甲冑があるのだけどそれが凄い。なんたってあなた、兜の前立てに
ウサギ耳ですよ!?
何をアピールしてるんだ!
山内家の宝物の中にも
ウサギ型の兜
だがら一族して何を狙っているんだ!受けか?戦場で何考えてんだよ!それって目立つのかもしれないけど、悪目立ちだ!美少年ならともかく髭もじゃの武将が被っていたら失神ものだ。
いやいや卯年生まれなのか?
と、気を取り直して説明を見ると
「兎は鋭敏な聴覚と前にしか進まない性質から他の武将でも好んでモチーフに使われた」
とか。なんだ、そうなのか。「寂しいから死んじゃう」ようなやわな生き物ではないのか。戦場を駆け抜けるものなのか。そういや私が昔追いかけた白兎も元はペットのはずなのに猫にやられたのか赤い目から血を流しながら走っていたし、愛らしいどころか十分に逞しい。見る人によって考え方も違うもんだねえ。
ま、好んで使われている割には今まで見たことなかった気がするけど。
あ、誰のだっけ?水牛の角を模った飾りの兜を見てラストサムライの氏尾(真田広之)を思い出しちゃったよ。ごめん、氏尾。独りバイキングなんて言って。あれ、本当に被っていたのね。なんか良いセンスしてるよ!当時の人(あ、氏尾さんは幕末~明治だ)今の日本人よりずっと柔軟な感性を持っているのね。
大体さ、ソンブレロ帽なんてメキシコ人くらいしか被らないと思っていたのに、なぜ一豊の持ち物に含まれているんだ?流石の私でもあんなのは被ったことはないというのに、ベージュのつば広の帽子に白熊(?)の毛と羽までついてたらしい。良い友人になれそうだよ、一豊!
ああその、一豊の出世の契機となった関ヶ原の合戦。屏風が飾ってあって一豊なんてどこにいたっけ?と目を走らせて真っ先に見つけてしまったよ。
島津の丸に十字紋。
・・・。山内の三つ柏は私の立っていた目の前にいたのにさ。ああ、私薩摩者だなあ。常設展の桜田門外の変描いたのでも真っ先に有村次左衛門見つけるしな。
でも、つい目がいくよね。目立つのもあるよね。真ん中にいるから。あれ突っ切るところでしょ?格好良いもん!見慣れた紋だしさ。って、自分の家でもないのに見慣れるのもどうかとは思うけど。
は、ともかくとして幕末関係は何があるのかとみたところ容堂様の羽織りが。
赤地に白抜きで背中一杯に数珠。
すっげー趣味。ソンブレロ帽はかぶれても流石にあれは着られない。若い頃だ、若い頃と唱えてはみてもあれはちょっとした衝撃。赤もちゃんと赤いし、白は本当に白いのよ。そう、今着たらサンタの一種に見えるかも。
まともな物も紹介すると、斉彬様の歌がありましたよ。伊達宗城とか松平春嶽とか継嗣問題の仲間らしい。
他はそりゃ戦国がメインですから。清正公とか黒田関係が多かったかなあ。八幡大菩薩の槍とか。それから戦国の女性について。想像以上に強いね、あの辺。イメージを変える必要があるね。
大体夫が死んでも結構権力とか持ってる人は持っているのよ。凄いな~~。
ああ、でも何よりイメージ変えなきゃなのは山内家。
現在、脳内でウサギとかうさぎとか兎とか。真っ赤な羽織とかそんなものがぐるぐるしております。知るつもりが、もうよく分からなくなりましたよ!