ロマンチェストに恋して

幕末~明治の歴史ファンの雑記。

日記の他、旅行で見つけた面白いものなんかを載せています。

守護神

2004年07月04日 20時58分42秒 | 雑記
私は縁起物が好きだ。

だるま、ひょうたん、招き猫。七福神に狐面。烏天狗に鬼、おかめ。
伝統的な魔よけのお守り系に弱くて無信心の癖に
旅に行くたびについ色々と買ってきてしまうのが悪い癖。
いつしかお面マニアと化し、海外でも得体の知れないお面や
人形を買っているため、貰う土産も似たような物がそろい、
我が部屋はいつしかワンダーランド。

そんな中でも気に入りは虎枕。
朱色をした円筒状の両側に猫の顔のようなものがついている。

耳は薄桃、花は白と紺の縞模様、眼球は黒のぼんぼん、その縁取りは
内側から黄色、白にして白い部分には青い刺繍が入り、眉は
口は黒。髭は黄色。額には黄色での文字。
僅かにある前足は白地に紺の柄(クローバー)入りで、腹は耳より薄いピンク。
という・・・

ええい。百聞は一見に如かず。
見るがいい。

虎枕


これ、中国で買ったときは、中身なしの袋だけの状態で、ティッシュカバーか?というのが第一印象。
まあいわゆる一目ぼれで、これにティッシュをいれて車に乗せることを
夢見て手にとれば表示は虎「枕」
ええい。ティッシュを入れるなり、そば殻入れるなり好きにするわい
と、購入すれば、店員の女性に揃って笑われ、
同行者からは「お前が変な物を買うから!」と怒られた代物。
恋は盲目。ここで会ったが百年目。
そのときを逃したら土産物は二度と買えんのだ。

というこれ、最近私の大好きな中国の方に実はこういうものを持っているのだが
これはなんだ?ときいてみたら、「やだ、それ赤ちゃんが良く使っているやつよ」と笑われてしまった。
つまり、これ、子供が無事に育つようにという魔除けでしょうな。

つまり、私にはおのずと魔除けを探し求める本能が備わっているというわけでしょう。
自己防衛本能ですな。

そんな我が趣味、最近では室内に留まらず家の外へと溢れ出しました。
そのきっかけは、100円ショップ。
同じ傾向を持つ我が父がこれは良いと狛犬を買ってきたのが初め。
これは玄関に置く物だと、門柱の上に設置。
雨に濡れ、風に吹かれ色が褪せても我が家を守りつづけてくれたのですが、
数ヵ月後、一体が落下・破損。
一度買うともはや買わずにはいられずもう一体を再購入。
数週間後、一体、再落下。ついでもう一体も落下。
その後、たまたま沖縄に行く事になり、現地でシーザーを購入。
今度は門柱にセメントで固定。
が・・・本日ついに一体落下・破損。
数年の間我が家を護り続けてくれたシーザー!
見るも無残な姿と成り果てにけり。
しかし・・・不吉なことに何故かいつも西側ばかり。
おそらく風向きだとか猫の通り道だとかそんな理由なのであろうが・・・
そういえば、昔、角大師の護符を買ってきて貼った時も西からはがれたような・・・

これはもしかして我が家の鬼門か?

そしてシーザー割れるは凶事の予兆か?

本日、割れたシーザーを発見した我が爺様が私の愛する薔薇の鉢を巻き添えにして
自転車で転倒。奇跡的に無傷で生還。

さて、凶事の予兆か、身代わりか。

当面の問題は、次の守り神をどこで購入するか、だ。

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