ロマンチェストに恋して

幕末~明治の歴史ファンの雑記。

日記の他、旅行で見つけた面白いものなんかを載せています。

薩摩から愛を込めて

2005年11月20日 00時27分03秒 | 歴史
相方が帰って私も土佐から帰りましたんで土産交換。
唐芋ですよ!唐芋!相方曰く

桐野少将が走って持って来た(笑)

なんか満面の笑みで西郷に芋渡してる半次郎がフラッシュバック。絶対これが一番だと信じてるだろ。

--時差--
って、追記したのに消されました・・・。怒ってる?半次郎?また、書くけどさ。

最初、相方から「桐野から渡してくれって頼まれた」土産があるとメールを受け取った時、流石チェスト!桐野グッズ、もしくは桐野本があるのかと夢を見ました。
ああ、夢見たともさ!
で、相方から受け取ったのは

唐芋

物凄く納得しながら、最初に書いたように唐芋受け取った西郷の気分がわかりました。
どんな自己紹介よりも良くわかるよ!そうだよ、あいつはそういう男だった!
なんていうのかなあ。
下野した桐野がいる鹿児島に相方が行って、土産に唐芋貰ってきたようなもの。
東京じゃすかして香水なんか振りまいてた桐野少将もそういえば元々半農な生活してたんだっけ!という。しかも、絶対の自信を持ってこれが一番喜ぶと信じて渡してくれたに違いなく、普通、芋貰ったら引くのかもしれないが、いや、なんつうか、まじで喜んじまいました。
なんか、凄い格好いい桐野利秋少将も中村半次郎な部分を捨ててないで、結局昔の純粋な部分(?)を捨ててないじゃないの!という。飾らないあなたが好きだよ!

相方に「桐野さん元気か見てきて!」と頼みつつ、別に桐野や西郷に用があっていくわけでもなし、会えないだろうなあと思ったいたところ、ちゃっかり気づいた西郷がご馳走でもてなして、それでも桐野は吉野で開墾していて気づいてなくて、慌てて唐芋引っつかんで空港まで来て相方に渡したんじゃなかろうか。なんかそんなところがチェストらしいなあ。ってな妄想がさわやかに流れました。
相方曰く、ラッピングしてあるところが桐野だそうです。
確かに、半次郎なら新聞紙に包んでるね!
こちら、ラッピングを確認すると、
「唐芋伝来300年記念」と銘打ち、「色々なカラー芋」などと駄洒落ともつかぬキャッチコピーの下に「(掘りたて)」とまで書いてある。表題の「唐芋詰め合わせセット」の横に更に追記して「~鹿児島みやげ・秋いちばん~」
そうとも、利秋!あんたが一番だ!と、まあ言ってやりたくもなるけれど、それはさておき、これ、販売してくれたのが

唐芋菓子の店フェスティバロ

・・・これ、芋であって、菓子じゃないよ!!!

なんか前よりもずっと薩摩が好きになりそうです。
2月の薩摩行きが楽しみでならないよ!

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