▲イギリス 領マレーのクアラルンプールに突入する日本軍部隊
太平洋戦争初頭にイギリスの東アジアにおける根拠地を奪うため、日本軍がマレー半島中部に上陸し、 半島を南下侵攻して1942(昭和17)年2月15日、シンガポール(日本は昭南と改称)を占領した作戦。
1941年12月8日早朝、日本軍は真珠湾攻撃に先んじてタイ領のシンゴラ、パタニー、半島北部の英領コタバルに奇襲上陸。
12月10日、マレー沖でイギリス東洋艦隊の戦艦2隻を撃沈。主力は半島西岸を、一部は東岸を、自転車を使用した銀輪部隊などで急速に南下。
42年1月31日、ジョホール水道に到達、渡河作戦のあと2月11日、シンガポール島のブキテマ高地を占領。給水を断たれた英軍は15日降伏した。
▼降伏交渉を行う山下中将とパーシヴァル中将