次の文の(1)~(15)に入れるのに最も適当な語句を下記の語群から選び、その記号をマークしなさい。
天明 7 年 5 月、江戸・大坂など各地で民衆の( 1 )があったが、その翌月老中に就任した( 2 )の下で幕政の改革が進められた。
一この改革は 8 代将軍( 3 )の行った( 4 )の改革を理想とし、松平信明ら志を同じくする大名をつぎつぎと老中に登用する一方、不正役人を大量に処分した。
とくに農政をあずかる( 5 )の大幅な異動を行い、飢謹で荒廃した農村復興策として他国出稼制限令や( 6 )を発布し、また義倉・( 7 )をつくり備荒貯蓄を奨励した。
また都市に対しては豪商を( 8 )に登用して米価調整をはかり、旗本の困窮財政を救うために( 9 )を発した。
さらに下層民対策として江戸の石川島に( 10 )をおき、各町には( 11 )を命じた。
学問・思想の分野では( 12 )を強めるとともに、柴野栗山・( 13 )らを登用して聖堂の儲役に任じ、( 14 )以外の異学の講述を禁じた。さらに聖堂の施設を充実し、寛政 9 年幕府直轄の( 15 )とした。
〔語群〕
(ア)岡田寒泉 (イ)室鳩巣 (ウ)頼春水 (エ)田沼意次 (オ)松平乗邑 (カ)松平定信 (キ)吉宗 (ク)綱吉 (ケ) 家斉 (コ)元禄 (サ)天保 (シ)享保 (ス)代官 (セ)地頭 (ソ)土倉 (タ)社倉 (チ)札差 (ツ)古学 (テ)朱子学 (ト)陽明学 (ナ)棄損令 (ニ)倹約令 (ヌ)相対済令 (ネ)出版取締 (ノ)人返し令 (ハ)人足寄場 (ヒ)学問所 (フ)養生所 (ヘ)七分金積立 (ホ)御用金 (マ)打ちこわし (ミ)百姓一揆 (ム)旧里帰農令 (メ)十組問屋 (モ)分地制限令 (ヤ)勘定所御用達
[解答]
1 マ 2 カ 3 キ 4 シ 5 ス 6 ム 7 タ 8 ヤ 9 ナ 10 ハ 11 ヘ 12 ネ 13 ア 14 テ 15 ヒ
[解説]七分積金(しちぶつみきん)とは、寛政改革の際」に江戸町方に命じた積立制度。町入用の節減分の7分(70%)を積立させた。
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