甲子園はひどく蒸し暑い。時折、弱い雨がパラパラ。例年、8月の終わりといっ
たら残暑厳しく、たまに吹く風に「もうすぎ秋だなあ」と思わせるのだが、今年の
場合はちと違うようだ。6月中旬の梅雨みたいな天気で、うっとうしいことこの上
ない。これを書きながら、中日の練習を見ているのだが、ジワリと汗がにじんでき
てどうしょうもない。かと思えば、携帯電話に「富士山初冠雪」とのニュースが。
何が何やらさっぱりわからん。
わからんと言えば、目の前で内野手相手にノックをしている中日・落合監督の心
境もそう。気分を変えたいのか、若手に対して右に左に球を打ち、容赦なく走らせ
ていた。外野手で言うところの「アメリカンノック」というやつだ。このジメジメ
した天気の中であれをやられると、選手もたまったもんじゃない。まるでイジメじ
ゃないの?ま、試合に出ないような若手だから、別に何てこともないのだろうが…
ただ落合監督の気持ちもわからんでもない。ここにきての腑抜けた戦いぶりには、
相当頭に来ているはずなのだから。
気の毒な面もある。エース・川上、守護神・岩瀬、内野の要・荒木に打線の中
軸・森野を五輪でとられ、うち投手2人は相当深い心の傷を負って帰ってきた。今
後の追い上げを期待しようにも、これではいかんともしがたい。若手が頑張ればい
いのだが、その若手もまだ主力に肩を並べるまでには至っていない。3位死守とい
うささやかな目標はあるが、何せ昨年の日本一軍団である。優勝争いができなけれ
ば3位もBクラスも一緒、といった感じなのだろう。
前半戦終了時に、オーナーから来季続投のお墨付きをもらったと言われている。
ただ、額面通りに受け取らない方がいい。結果がすべてのこの世界。Bクラスに沈
めば、引責辞任ともなりかねない。懸命にバットを振っていた落合監督は一体この
現状をどう考えているのか。ただいえるのは、阪神最大のライバルがこの体たらく
では、つまらん!ということである。
たら残暑厳しく、たまに吹く風に「もうすぎ秋だなあ」と思わせるのだが、今年の
場合はちと違うようだ。6月中旬の梅雨みたいな天気で、うっとうしいことこの上
ない。これを書きながら、中日の練習を見ているのだが、ジワリと汗がにじんでき
てどうしょうもない。かと思えば、携帯電話に「富士山初冠雪」とのニュースが。
何が何やらさっぱりわからん。
わからんと言えば、目の前で内野手相手にノックをしている中日・落合監督の心
境もそう。気分を変えたいのか、若手に対して右に左に球を打ち、容赦なく走らせ
ていた。外野手で言うところの「アメリカンノック」というやつだ。このジメジメ
した天気の中であれをやられると、選手もたまったもんじゃない。まるでイジメじ
ゃないの?ま、試合に出ないような若手だから、別に何てこともないのだろうが…
ただ落合監督の気持ちもわからんでもない。ここにきての腑抜けた戦いぶりには、
相当頭に来ているはずなのだから。
気の毒な面もある。エース・川上、守護神・岩瀬、内野の要・荒木に打線の中
軸・森野を五輪でとられ、うち投手2人は相当深い心の傷を負って帰ってきた。今
後の追い上げを期待しようにも、これではいかんともしがたい。若手が頑張ればい
いのだが、その若手もまだ主力に肩を並べるまでには至っていない。3位死守とい
うささやかな目標はあるが、何せ昨年の日本一軍団である。優勝争いができなけれ
ば3位もBクラスも一緒、といった感じなのだろう。
前半戦終了時に、オーナーから来季続投のお墨付きをもらったと言われている。
ただ、額面通りに受け取らない方がいい。結果がすべてのこの世界。Bクラスに沈
めば、引責辞任ともなりかねない。懸命にバットを振っていた落合監督は一体この
現状をどう考えているのか。ただいえるのは、阪神最大のライバルがこの体たらく
では、つまらん!ということである。