ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

学校の耐震化

2008年07月28日 00時04分32秒 | 思ったこといろいろ
防災講習会の最後に、学校の耐震化についての説明があった。

PTA有志の面々には1番興味のあるところ。



学校の耐震化ができていないことは、全国的に問題になっている。

四川省の地震で崩れた学校では、コンクリートの中に鉄筋ではなく、竹が入っていたなんて話を聞くと、笑うに笑えない。



全国で耐震基準を満たしていない学校が7割もあると聞く。

そして、その耐震基準を満たしていない学校の情報を開示していない都道府県も多い。

むやみやたらと不安をあおるだけだから、という理由だ。



でもさ、地震がきたら避難所になるべき学校の校舎が、かえって危ないなんて、

お話にならないよ。

ちゃんと、情報は知りたいね。




今回の防災講習会にも、事前に校舎の耐震の情報を出してもらうようお願いしていた。


秋田県は情報の開示には積極的のようで、数値の資料がちゃんと出てきたよ。




でも、数値、結構ヤバイ?




新しい校舎はもちろん大丈夫。

しかし、古い校舎は軒並み基準値を満たしていない。



本当にやばそうな数値の校舎は、今年、耐震補強をすることが決まっていた。



じゃ、もちょっとやばそうなのは?


防災担当者の話では、震度6では大丈夫、という。


じゃあ、震度7は?(←しつこい? だって気になる!)



数値は一番低いところが表示されていて、それが全部ではないという。

かなりの部分は問題がないのだそうだ。



学校全体が危険というのではないのだったら、

じゃあ、どこが危険で、どこは大丈夫なのか、わかるようにしてほしい、

とお願いした。

これは、動いてくれそうだった。




断層が、真下を走っている場所だってわかっちゃったから、

万が一、校舎の下で断層が2m前後にずれたら?

2m上下にずれたら?


と心配になってしまう。




後は、運か・・・?


今回の防災シリーズは、これにて完了。



品川は学校の統合や建て替えラッシュだ。
秋田より相当リッチな税収があるわけだけど、教育現場の安全確保の意識が高いからということも関係してるよね。
東京の場合、学校建て替えに約20億円かかると言われてる。

予算の使い方ってちょっとわかりにくいけど、秋田では優先順位、どうなってるのかな。

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