ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

デザインを決めるには 横断幕をつくる2

2008年09月10日 07時13分10秒 | 子育て・教育・PTA
横断幕をつくるには、まず、デザイン。


基本的には学校の校旗の色がベースで、白抜き文字とマークというシンプルなものを考えた。

じゃあ、その文字は何?

う、困った。


むむむ息子に質問する。

団長:「弓道関係の四文字熟語みたいなやつで、一番いいのは?」

む息子:「正射必中」

団長:「そっか、正射必中ね。」

む息子:「でも、正射秘中は当たり前すぎる」

団長:「う!」



じゃあ、他にどんな言葉があるんだ?



と1人で考えても、まったくわからないので、知り合いの重鎮OBに電話した。

重鎮OB「1日、時間をくれ」という。


やったぁ、しっかり考えてくれそうだ。



じゃあ、その間に校章の画像を学校にもらおう、ということで、事務に電話をする。

カクカクシカジカで、校章の画像が欲しいとお願いする。

すると、デジタルデータがあるという。


ラッキー!ということで、メモリー片手にもらいに行った。

サンプルにつくった応援幕のデザインをみせながら、ここに使うマークだと言う説明をする。


そして、もう一点の質問は色。

この学校のカラーであるこの紫って、何色?

と聞くと、特に決まっていないという。



へ?  



そんなもんなんだよね。紫だったり、青だったりと、バラバラだもんね。


昔はそんなこと気にしていなかったんだよね・・・(今の時代では、ありえないって)




そんな話をしていると、事務のお兄さんが金庫から行事のときに使う校旗を出してきた。

校旗といっしょに染物屋さんの領収書が入っていたよ。



一枚で3万円!?


ちゃんと手作業で時間かけて染めてるんだもんね。3万円はかかるよなぁ・・・。


気の利いた事務のお兄さん、染物屋さんに電話をしてくれて「古代紫」と言う色だと確認してくれた。


よっしゃ!


参考に校旗も貸してくれるというので、借り出し票を書く。




さて、マークデータと校旗の色の確認ができたので、さっそく帰ってパソコンで作業。



マークってさぁ、昔の手書きのやつをスキャンしただけなんだよ・・・ガタガタだぁ。


ま、いっか。これも味があるか。


そして、古代紫の色を調べてRGBで入れてみる・・・!?

校旗の色とまったく違うじゃん。なんでこんな薄ぼけた色なんだ?



悩んじゃった。


しょうがなく、学校の美術の先生に電話して相談してみる。


昔の染色は植物で染めるから、染めの回数もあるし、そのたびに色が違うし、難しいのだと教えてくれた。


なるほど。



借りてきた校旗の色を印刷のDICの色で置き換えて、指定するのが早そうだということになった。


ということで、市内の印刷屋さんを紹介してもらって訪問する。(団長、走り回ってます!)



DIC(大日本印刷のインクのカラー見本)のチップを片手に、校旗の色を探す。

これが近いかな、という色のチップをもらってきた。


これで、指定は大丈夫になった!




帰ってきてから、このDICの色を画像に入れてみると・・・・・・

あれ?薄いぞ。さっきの古代紫の色みたいじゃん・・・・・・



うへ~!


お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、

団長のモニターの色調整ができていませんでした(泣)。



デザイン業界の大きな課題は、モニターの色と印刷(本物の)色との差をなくすこと。




おもいっきり、基本的なこと忘れてました・・・。





ということで、つづく。





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