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ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

納豆菌は強い

2008年11月26日 00時00分04秒 | 自然・植物・菌
麹屋さんにとって、納豆菌は怖い嫌な存在らしい。



納豆はどうやってつくるか知ってる?

ゆでた大豆に納豆菌を振りかけて、保温しておくと、ネバネバ納豆になるのだよ。


日本人だったら、だいたいの人がなんとなくは知ってるはず。


じゃあ、納豆菌はどこにいるのか?


「知ってるよ。ワラでしょ?」という人も多いはず。

ワラで包んだ水戸納豆で有名だもんね。



そう、正解! 納豆菌はワラにくっついてるんだよ。



で、種麹屋さんで聞いたのは、

ワラをゆでて菌を熱湯で死滅させる。

でも、他の菌は死滅しても「納豆菌」は死なない、という話。

ひょえ~!


ゆでたワラでゆでた大豆をつつんでおけば、他の菌はいなくって、納豆菌だけが「むふふふ!」っと活躍する環境になっているのさ。

とにかく、納豆は高温で作業すると良いらしい。

他の菌がいない温度で勢力拡大できるから。


恐るべし、納豆菌。




こんな納豆菌が麹屋さんに入り込んだら、そりゃ大変!

粘る麹なんかできちゃったら、商売にならないのだよ。

だから、麹屋さんは、納豆を食べないのだそうだ。


すごいよね。(麹屋さんにとっては常識みたいだけど)



見えないけど、「生き物を扱う商売だから」っていうセリフが良く出てきた。


アキタコンノでは納豆菌は取り扱っていない。

納豆菌は納豆菌を専門に扱う業者があるそうだ。

フムフム。


そして、納豆菌は何代も植え替えして行くと、粘らない納豆菌になってしまう、という話も聞いたよ。

これ、おもしろーい!

菌の特性が変異していっちゃうんだね。





ひとつの菌でもすごい不思議がいっぱいかくされていたよ。
この話を語る「歩くもやしもん辞典」みたいなS部長。
S部長を天然記念物に指定して保存したいぐらいだったよ。

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もやしもん、いっぱい

2008年11月25日 10時35分32秒 | 自然・植物・菌
ド素人にちびっと毛が生えた程度の団長が、

ワクワクしながら見学させてもらった

「もやしもんの聖地」である「秋田今野商店(通称:アキタコンノ)



種麹のメーカーであると同時に研究所でもある。

これ↓
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「真菌類機能開発研究所」



玄関ホールの正面に展示してあるのが、いろいろな菌たち

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いわゆる、もやしもんの仲間たち

言い方を変えると、いろんなカビの仲間だよ。



カビというと聞こえが悪いけど、菌には人間に有用な様々な機能をもったものがゴマンといる。

それを研究しているところ。



こんな田舎に、こんな研究所が!?という感じだ。

民間の研究所だけど、国の研究機関などと共同研究もしているちゃんとした研究所なのだよ。(すごい!)



さて、さて、いろいろな菌たちの展示の中には、

マンガ「もやしもん」で有名になった菌もいっぱいいるよ。


アップでどうぞ。

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「アスペルギルス・オリゼー」くんもいるじゃん!


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ほらほら、カマンベールやブルーチーズのカビもいるぞ!


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もやしもんにもいたね、この黒いの・・・



とにかく、色もいろいろ、用途もいろいろで、こんなに菌と協力して食文化を作ってるわけだ。

日本独特のものも数多く、日本って菌の利用で言ったら、世界でも先頭を走ってるのかもしれないね。


そういえば、マンガのもやしもんでも、そんなこと書いてたなぁ・・・




ネタが多すぎて、整理しながら記事にする予定。
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これって、やどりぎ?

2008年11月24日 19時56分02秒 | 自然・植物・菌
夏に行ったときには、たぶん葉っぱで覆われていたから、気がつかなかったのだと思う。

スキー場のそばに立つ木に、気になるものが・・・


これ↓

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最初、カラスの巣かと思ったけど、

もしかして、もしかすると、「ヤドリギ」ってやつ?


もう少しアップ↓

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違うかなぁ。





誰か教えてください。

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冬の田沢湖

2008年11月24日 19時51分08秒 | 自然・植物・菌
むむむ娘の部活の付き添いで、田沢湖に行ってきた。

もうすでに雪が降ってるし、しっかり冬景色だよ。



田沢湖高原からみた田沢湖↓

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雪山って、すっごいきれいだね。(電柱がじゃまだけど・・・)




本日はお疲れモード・・・
完全に二日酔いでノックダウンしたよ・・・

何しにいったんだ!?

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もやしもんの聖地へ

2008年11月23日 09時29分42秒 | 自然・植物・菌
今日、秋田県内にある、そのスジの業界では日本一と言われている、

「もやしもんの聖地」に行って来た。



種麹(たねこうじ)のトップメーカー「秋田今野商店」だ。

アキタコンノと言われている。

ホームページはこちら



ご縁があって見学させてもらえることになり、

1時間ぐらいは見学をさせてもらえる、ぐらいに思っていたら、

7時間もぶっ通しでの興味深い話で、脳みそ、しっかり、カモされてきたよ。





詳細は後日・・・





まさに「もやしもんの聖地」だった。
「もやしもんの聖地」は団長命名。

オリゼーくんも、いっぱいいたし。

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雪が降ってきた

2008年11月20日 00時06分31秒 | 自然・植物・菌
雨だったのが、みぞれになって、雪になる。





毎年、繰り返されることだけど、

今年もしっかり雪が降り・・・




待っていたような、待っていなかったような・・・





少し運動するようになって、代謝がよくなったら、冬の足のかかとのひび割れがなくなるのかな。
自分のからだの変化も気になる、今年の冬。

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紅葉の奥羽山脈

2008年11月18日 08時41分47秒 | 自然・植物・菌
イベント準備に追われて、紅葉の時期に紅葉の写真をアップできなかった。


すでに紅葉は下降線・・・



でも、団長の好きな紅葉の奥羽山脈をどうぞ。

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山が紫色なのが、とっても好き。




お天気の日の紅葉↓

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いろんな色があって、ワクワクする。



こんな空↓

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色のない季節に突入前の鮮やかな紅葉、そして秋の空。


いいねぇ・・・




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リンゴの蜜のひみつ

2008年11月17日 07時52分19秒 | 自然・植物・菌
珍しいリンゴ「こうこう」の話を書いた。

ものすごい蜜の入り方をするリンゴ。


この「こうこう」は、蜜が入るリンゴの代表格「ふじ」より日持ちがするのだそうだ。


そのとき団長がした質問

「蜜の入ったリンゴは時間がたつと蜜の部分が茶色になっちゃうよね?」

というもの。


するとリンゴ農家の若い衆は、

「リンゴの蜜は時間が経つと消えるんですよ」

と、意外な答えが・・・!?



「なんで!?」



ここから、理科のお勉強。

リンゴが甘くなるのは、

葉っぱで合成されたでんぷんがソルビトールとなって運ばれてきて、

酵素の働きにより果糖になって果実中に溜まるから。

こうやってリンゴは熟してくるわけ。


リンゴの果実中にソルビトールが果糖になりきらないぐらい溜まっちゃうと、

それが蜜の形でリンゴの中に見えてくるのだ。

(これで、説明はあってるのかな?)


このソルビトール、

リンゴを収穫した後は、もう変化しないで蜜のままリンゴの中にあるのだと思っていた。

しかし、収穫後も酵素との反応で果糖にジワジワと変わって、

果肉の中に分散していくというのだ。


だから、お正月を過ぎたあたりには蜜がなくなっているリンゴに変化しているというのだ。



箱入りの2段、3段のリンゴを上から食べていくと、段々、蜜の入っていないリンゴになる。

これって、蜜が痛むから、箱詰めするときに、蜜が入っていないリンゴを下にいれているのだと思っていた。


これ、間違いなんだね。




なるほど!




蜜が消えちゃったからと言って、甘みがなくなったのではない。

果糖の60%の甘みしかないソルビトールは、100%の甘みの果糖に変化して見えなくなったわけだから、

甘くなったんだよ。




それも、知らなかった!



リンゴ農家には常識なのかもしれないけど、一般人は知らないよ、この話。





そうそう、蜜が茶色になるのは保管の温度管理がいけなかったから。

部屋においてたりすると、確かに茶色になるなぁ。


保管は上手にやらないとね。



リンゴの蜜にも、こんなおもしろい話が隠れてたんだね。

へ~、と思った人は、クリックをどうぞ。

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「こうこう」というリンゴ

2008年11月16日 12時08分57秒 | 自然・植物・菌
イベントに特別参加した増田のりんご農家さんで試食販売していた、珍しいリンゴ。

黄色いリンゴなのに、蜜が大量に入っていて、美味い。

それが「こうこう」というリンゴ

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よく「ふじ」という種類のリンゴでは、蜜が入っていて美味しいのは地元の人も良く知っている。

それが、黄色いリンゴで、「ふじ」より蜜がいっぱい入っているのには、驚いた。

しかも味は団長好み。


このリンゴは、まだあまり生産されていなくって、手に入りにくい。

もちろん、買っちゃった!


机の上で撮影してると、横からむむむ息子が「食べていい?」とどんどん食べてしまったので、

もうひとつ割ってみると・・・


これまた、すごい蜜の量!


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パイナップルか!?というぐらいの蜜が入っている。






東京にいたとき、リンゴに蜜が入っているのを知らない人が多かった。

そして、「蜜は注射器かなんかで外からいれたもの」と勘違いしている人もいた。

リンゴ自身の蜜なんだよね。



そして、今回このリンゴではじめて聞いた話が、

「リンゴの蜜は、時間が経つと分解されて消える・・・」という話。


リンゴ農家の若い衆がいうのだから、間違いないだろう。


リンゴ農家には常識なのかもしれないが、素人の団長には初耳で、しかも興味津々の話。

こりゃ、聞かずにおれないよ。



リンゴの蜜の詳しい話は、また後ほど。




詳しい話=>「詳細」のことを麻生総理は「ようさい」と読んでいたそうだ。「しょうさい」だからね、お間違えなく。

漢字が読めない日本国首相って、カッコ悪い、って思うよ。
今はやりのおバカタレントじゃないんだから!

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捨てられたナス

2008年11月09日 00時06分26秒 | 自然・植物・菌
カワニナを捕りに行ったときのこと。

好例のカワニナゲットの場所の隣には、畑があるのだけど、

ナスが山積みになって捨てられて?いた。


これ↓

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なんで?




食べ切れなかった分をこのまま畑に帰すのかもしれないけどね。
ちょっともったいないような・・・

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大気が不安定

2008年11月08日 09時09分55秒 | 自然・植物・菌
このところ天気予報がおもいっきり外れている。

予報で「雨」と出ているのに、晴天だったりするのが続いているのだよ。




大気が不安定らしい。




カワニナをとりに行ったときに枯れススキを撮影。

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曇り空の隙間から太陽の光を浴びているススキたち。

空はどんより。そして、風は強いのだ。



約1時間後に同じ場所で撮影すると、こんな感じ

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ほら、青空になってるし・・・





この日の夜、むむむ息子を迎えに行くときのこと。

大気不安定のとおり、カミナリが鳴り出していた。

でも、まだ雨は降っていない。


愛車「まめ太」に乗ってタヌキロードを走っていると、カミナリがすごくなってきた。


でも、大丈夫。

車の中にいれば安全なんだって!

この前、読んだカミナリの本に書いてあった。



たとえ車に雷が落ちたとしても、

閉じられた空間(車)の中にいる場合には、

周り(車体)を通って雷が地面に抜けてしまうから、中には影響なし!

っていう法則(物理で習う常識)らしい。



暗いタヌキロードを走ってる目前の空でカミナリが光まくり!

カミナリ好きな団長は結構うれしい。


そして、雨が降り出して、

む息子の学校につく前には、バラバラバラっと雹(ひょう)が降ってきて、

また雨になり・・・



む息子を車に乗せて、しばらくカミナリ観察。

帰ってきたときには、雨が上がっていて、なんと星空になっていた・・・


20分~30分かそこらの時間で、この変化!



まさに大気不安定かも・・・





紅葉ピーク。でも天気が悪いと、紅葉も元気なし。
でも、今年の紅葉は結構きれいじゃないの?

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ノサバリコ襲来

2008年11月06日 00時31分42秒 | 自然・植物・菌
日中の気温10度。さぶい・・・

でも、ちょっとお天気になったので、ダッシュでカワニナを見にいった。

(補足:カワニナは、東京でゲンジボタルの幼虫を育てているPTA仲間に送るためにゲットしてるわけ。
カワニナはゲンジボタルの幼虫のエサだよ。
団長ブログではカワニナの話題がいっぱいあるので、見たい方は検索をどうぞ)


このところ、あわただしいのとお天気が悪いので、タイミング合わずに、ゲットしにいけなかった。




まだまだ草ぼうぼうだけど、奥の小川まで行ってみることにした・・・


う!ダメだ。草がすごくて、小川まで近づけない。


それに、チクチクがいっぱいだ。

これ↓

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方言で「ノサバリコ」って言われてるやつ。


「アメリカせんだんぐさ」っていうのが正式名。


フリースなんて、「ついてください」っていう服だもんね。

ジーンズはさほどつかない。



それにしても、大変なことになっちゃったよ・・・



ノサバリコまみれになるので、草ぼうぼうを進むのはあきらめて、

くっついたノサバリコをちぎっては投げ、ちぎっては投げしながら、次の目的地へ。



前回より、少し見やすくなっていた。

水の中の草をトングでざざざっと寄せると底が見える。


おお!大物(3年か、4年もの?)のカワニナがいるじゃん。


せっせとゲット。



1時間弱粘って東京に送れそうな数になったよ。


2リットルのペットボトルに数を数えながら移動した。

約130匹↓

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うほほーい!



ゲテモノ発送専門のクロネコさんに夕方持ち込んで、宅急便で送って終了。



帰ってきてから、フリースをぬいで確認すると、まだついていたよ。

こんな↓

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ノサバリコ以外にもあるんだね。






植物の知恵だけど、チクチク痛いよ。
本当は、山のタヌキなんかにつくんだろうね。

え?団長はタヌキじゃないってば!

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赤い樹

2008年11月04日 00時02分46秒 | 自然・植物・菌
むむむ娘が通う中学校は、小高い丘の上にある。

車で走っていると、丘の上の校舎脇に並木が見えた。


ところが、ちょっと様子が変?


並木の幹が、赤いのだよ。 赤い幹の樹???



おもしろいので、学校に寄って並木を見にいった。


これみて↓

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並木の樹の幹に赤いツタが絡まっているのが原因。


なんだか、うれしくなって携帯で撮影しまくってたら、休み時間の生徒たちが、なにやってるんだ?と覗いてた。

なんか叫んだので、ぱっと声の方を振り向くと、

窓から隠れる・・・あはははは・・・



そんなこと気にせずに、見上げた樹を撮影。

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とっても立派な大きい樹。



すでに紅葉した葉っぱがかなり落ち始めてた。



幹の正面から撮影↓

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いいねぇ、すごいねぇ・・・





ひとり、ご満悦~!

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銀杏が臭くない?

2008年11月01日 08時44分09秒 | 自然・植物・菌
むむむ娘の学校のそばが、まっ黄色に紅葉した。

(「まっきいろ」の変換をしたら、「末期色」と出てあせった・・・)


イチョウの木だ。

車を降りて、見上げて撮影。

これ↓

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お!? 銀杏があるじゃん!

銀杏って、こんな風に幹にくっついてなるんだね。


それにしても、最近は街路樹のイチョウには、

銀杏の実の臭い対策で、オスを使うようになってると聞いたのに、

ここはオスメス関係なく植えたのかな。




銀杏がなっているイチョウの木がたくさんあるんだよ。



なんて、思ってたら、あの銀杏の臭い臭いがしないことに気がついた。


へ?なんで?



どうやら、落ちた実はあるものの、つぶされていないので、

まだ臭わないんじゃないかな?と思った。



遺伝子組み換えで臭くない銀杏の実、なんてないよね。




黄色いイチョウが黄色系では一番きれいだけど、

こんな紅葉もきれいだね。

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黄色、みどり、茶色・・・



ついでに赤いツタの葉もきれいだったので、激写。

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この赤いツタにはちょっと驚かされた。

っていう話は次回・・・



なんと11月に突入。落ち着かない日々が続いてる団長です。
それでも紅葉の変化を楽しんでるのは、余裕ありかも・・・

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切ってしばらくするとカラくなる

2008年10月24日 01時24分34秒 | 自然・植物・菌
収穫体験で行った畑には、目的のものとは違う野菜が勝手に生えていた。

以前、植えていたか残党か、鳥がタネを運んできたか・・・


これ↓
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カブね。

赤紫色だから、ラディッシュ? 

でかいのから、細いのから、様々・・・


勝手に生えているから、勝手に収穫。

うひょ、楽しい。



一緒に行った人が、このカブを使って、お昼にささっと塩ゆでして出してくれた。

うん、カブらしい味で美味しい。



ところが、ちょっと時間がたってから、もう一度食べると、

ん?からい?



そう、時間がたつと辛味が増しているのだよ。



これは何で?

と思ったので、帰ってきてから調べてみた。




カブでも大根でも一緒だけど、切ったり、すりおろしたりすると、

植物の中にある「グルコシノレート」という物質が、

細胞内の分解酵素「ミロシナーゼ」と反応して、

「イソチオシアネート」と呼ぶ辛味成分に変化するのだそうだ。

これは普通の化学反応の説明。



辛味成分って、虫は嫌いでしょ?

だから、一種の植物側の防衛反応ってことだよね。





「勝手に俺を食うんじゃねぇ!」←カブの心の叫び・・・






さて、この「グルコシノレート」っていうのが、

なんともウサンクサイ話題というか、間違った情報、誤解を招く情報がネット上にいっぱいなのだ。


「がんに効く」←もしかして、すごいの?

「摂り過ぎるとがんになる」←なんだよ、逆じゃん!

「マカの薬効成分はグルコシノレート」←マカって精力剤?



これって、理解できない・・・

食べたら、がんにならないのか、がんになりやすいのか、どっちだよ。



つまり、短絡的な話題ばかり。

ちゃんとした情報があんまりないんだよね。



理化学研究所の記事でやっとわかった。

普通の人でも、発がん性物質を肝臓で解毒するのは日々行っていること。

その解毒を助ける働きがイソチオシアネートにあるのだ。

だから、がん予防に効果がある、というのは間違いではない。


しかし、「グルコシノレート」は化合物の系統によって、発がん性のある物質をつくる手伝いもしちゃったりするのだそうだ。

つまり、この系統を制御できると、機能向上野菜がつくれるぞ!ってことを理由に予算を取って、理研は研究してるわけだ。

(と、団長は理解した)



ネット上にあふれる情報を、自分で判断するのは難しいから、

やはり公的なサイトの情報に頼っちゃうよね。


怪しいサイトの情報を鵜呑みにしないようにしないとね。





で、マカの話までは調べてないよ。
気になる人は、自分でどうぞ。

情報収集は信頼の置けるサイトでね。

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