手元にオークションで集めたラジオは多々あるが、SONYのTR系は結構集まった。1960年代から1970年代初頭であろうか。もうずいぶん昔のラジオである。
そんな中、ジャンクと知りながら手を出したラジオが何台かあるが、全く手に負えないものがTR-816とTR-831である。デザイン的にはどちらも良いラジオと思うが、何分ならねばただのおもちゃに過ぎない。いつの日にかとは思うが、小遣いができるとつい新しいものを物色し始め結局修理は先送り。体よく後回しとなっている。残念。
動かぬ代物であるが、TR-816は手に取るとなかなか質感があって良い。TR-831は比較的新しいのか、すべてプラスチックのボディーで安っぽい。だがその安っぽさがまた良い。何が何でも愛着だけはわきそうである。いつの日にかがいつのことになるのかは何とも言えぬが、当分は眺めるラジオとして手元に置くことにしている。
写真は上がTR-816、下がTR-831である。