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地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

笠取林道(農道)

2005年07月15日 06時26分47秒 | 佐渡地理

 旧赤泊村、海岸に沿う佐渡一周線を進んでいると山間部へ向かう林道が目に入った。笠取と示されている。聞き覚えのない地名なのでさっそく進路をそちらへむけた。いつもそうであるが、気の向くまま行き当たりばったりで進路変更。どうせすぐに海岸沿いの道に降りてしまうのだろうと大した期待もせずに進んだ。

 結構急な坂道(山道)であるが、しっかりとした舗装がされているので安心して登る。やがて木々に覆われていた道は視界が開けた。平地に乏しい前浜の海岸沿い。山の斜面には整備された棚田と柿畑が。どおりでしっかりとした林道(案内には農道とも..)があるわけだ。傾斜がきつかったのも、写真を撮影する際にはありがたい。登り切った上の方から来た方を見下ろすと広い範囲を撮影できる。

 一枚目だけだと単なる山間部の棚田と柿畑となるが、二枚目を見てもらうとその先に海(越佐海峡)。海を見下ろせる棚田の風景は心地よい。中越地方の山間部で見る棚田とはまた違った趣がある。階段状になった緑の絨毯。のどかな風景だ。

 道は思ったより奥が深いし、山中であちこち分岐している。結局前浜側に下るように道を選択した。やがて柿畑に混じりてんてんと家屋が見られるようになった。もう沿岸の道路が近い。おけさ柿はこのような所で栽培されている。海側には杉林があり、潮風から畑を守る防風林となるのだろうか。潮風は柿にとっては大敵である。

 車での移動も良いが、学生時代のようにバイクでまわってみたい。笠取林道は所々で木々が道を多い。緑のトンネルとなっている。こんな道はその空気を肌で感じたい。バイクから離れて久しいが、おしい気がした。

 


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