第107回ジロ・デ・イタリアの第7ステージは40.6kmの個人タイム・トライアルはタディ・ポガチャルの圧巻の走りに湧きました。近年のロードレースは機材の進化で確実にスピードUPしています。今回のジロでも走行速度が60km/hと表示されることも珍しくなくなりました。勿論、風や勾配等の影響はありますが、ロードバイクといえどこの速度は驚愕です。
且つてはグランツールでも平均速度が40km/hなら結構ハイペースと言われていたのですが、今は40km/h超えが平均ペースになっているのです。今回のTTは後半に登りがありポガチャルの平均速度は47km/hほどでしたが、前半の平坦路では50km/hは楽に超えていたのです。これは機材の進化の影響です。
且つてはグランツールでも平均速度が40km/hなら結構ハイペースと言われていたのですが、今は40km/h超えが平均ペースになっているのです。今回のTTは後半に登りがありポガチャルの平均速度は47km/hほどでしたが、前半の平坦路では50km/hは楽に超えていたのです。これは機材の進化の影響です。
グランツールのTTはまさに最新のエアロ機材の品評会になっているのです。現アワーレコード保持者のガンナはPINALLEROのBOLIDE TTでステージ2位でしたが、最後の登り迄はトップタイムでした。フロントは60Tのシングルだそうです。ポガチャルは60/46Tのダブルでした。通常は54/39Tや56/40TなのですがTTバイクはこの大きさになるのです。
ポガチャルはCOLNAGOのTT1を使用。ツール・ド・フランス2020でポガチャルが逆転優勝を飾ったTTバイク「K.One」の進化モデルです。「K.One」はリムブレーキモデルだったのに対し、このTT1は完全ディスクブレーキモデルになっています。
バイク以上に観る者の目を引くのがヘルメットでしょう。ポガチャルはMETのTT用で個人的には好みのデザインです。ガンナはKASKでこれも魅力的に見えますが、ヴィスマのGIROエアロヘルメットはまるでエイリアンのようで、ちょっと被りたい製品ではありません。ただ、ヴィンケゴーが昨年のツールで驚異的な走りを見せたのもこのヘルメットだったので、エアロ効果は非常に高いのでしょう。実際に自分が手に出来る製品ではないかもしれませんが、自転車好きには堪らない貴重な時間でした。
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