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CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

超軽量チューブの問題点

2012-04-13 10:25:36 | 自転車用品

 CAAD10の練習用ホイールとしてR-501-30を使用するにあたり、乗り心地を考えてラテックスチューブ(Michelin AIRCOMPLatex A1 )を装着した関係で、それまでR-501で使用していたMAXXISのフライウェイトチューブをTCR2のS-R2に付け替えて使用していたのですが、自転車通勤3日目にし早くもリアがパンク・・・Maxxis_flyweight_mtbroad_tube

 タイヤの外周には異物が刺さった後が全くありませんでしたから、リム打ちパンクなのかなぁと思っていましたが、チューブを取り出してみると、丁度バルブの反対側の継ぎ目あたりが裂けているではありませんか・・・MAXXISのフライウェイトチューブは48mmバルブで58gと超軽量を謳った製品で、とにかくゴムが薄くなっています。最初に空気を入れた時にタイヤが異様に膨らむので驚かされました。
 今回、取り出したチューブを見ると、バルブ周りが細く、それ以外は太く膨らんでいる部分とそうでない部分が波を打ったようになっていました。一旦、空域を全部抜いてしまえば均一のゴム質に見えるのですが・・・軽量化の為にゴム質を薄くする過程で、ゴムの厚さを均一にすることが難しかった結果ではないかと推測しています。
Rair01
 現在PRO4を履かせたWH-6700にも軽量化を考えて同じチューブを使用していますので、早急に交換しなければと考えているところです。アルミロードにはラテックスチューブ(Michelin AIRCOMPLatex A1 )が最適と考えているのですが、天然ゴムは空気の抜けが速いので、乗る度に空気を入れることになります。また、ゴムが伸びきり易い(復元性が弱い)為、2度・3度と装着し直す度にチューブが太くなり、装着が段々と難しくなってしまうのです。
 そこで、WH-6700用にPanaracer R-Airチューブ を考えているところです。MAXXISのフライウェイトチューブよりは10gほど重くはなりますが、ラテックスチューブ(Michelin AIRCOMPLatex A1)よりは軽く、天然ゴムではないのに一般のプチブルチューブの2倍の伸縮性を持つといわれています。勿論、バルブが折れるという欠点もあるようですが、パンク用の予備チューブとしてMAXXISのフライウェイトを携行すれば、万が一の時にも対応可能と考えています。前後で20g程度の重量差なら、携行用の予備チューブをMAXXISのフライウェイトに換えるだけで解決する問題です。ネット上のインプレを見ても乗り心地は悪くないようなので、早急に交換したいと思っています。
 ロードバイクにパンクは付き物とはいっても、出先でのパンク修理やチューブ交換はできるだけ減らしたいというのは誰しも同じはずです。これまで私が使用した中で1度もパンクをしていないのはラテックスチューブ(Michelin AIRCOMPLatex A1 )ですが、毎日の空気入れとなると自転車通勤用には結構厳しい状況になります。ただ、自転車通勤ではなく週末に1・2度長距離を走る方には最適なチューブだと思います。特に私のようにアルミロードに乗っている場合はそのメリットを十二分に味わえるはずです。Tlkit01

 本来ならWH-6700にもラテックスチューブを使いたいのですが、今年は泊りがけのイベント参加や輪行なども考えているので、空気圧管理を考えるとラテックスという選択は難しい状況なのです。今回新たに購入したCANNONDALEのミニポンプが160PSIまで対応可能とはいっても、携帯ポンプで120PSIまで空気を入れる為には相当の腕力が必要でしょう・・・
 不幸中の幸いなことはMAXXISのフライウェイトの問題点がシーズン前に分ったことでしょう。また、シーズン前に自転車通勤時のパンク対策の必要性を強く感じるようになったこともそのひとつです。ツーリングの際は必ず携行するパンク修理機材も自転車通勤では駐輪場での盗難の心配から、サドルバッグやツールボトルを使用する訳にはいきません。そこで、とりあえずバックパックにタイヤレバー2本とパンク修理用パッチ、それに通常の空気入れでも空気が入れられる仏式バルブアダプター、小型の携帯工具の4点を入れて持ち歩くことにしました。この4点ならpanaracerのタイヤレバー付パンク修理キットを購入した際に付属していた専用ポーチに十分に収まります。
 携帯ポンプを含めないのは、行きのパンクならなんとか駐輪場まで行ききれれば通常の空気入れがある為です。行きのパンクは時間的な余裕がありませんから、パンクが発覚した時点でタクシーになりますから、パンク修理は仕事が終わった後でゆっくりとすればいい訳です。帰りのパンクは自宅までの距離によって、押して帰るかパンク修理をするかを決めることになります。距離的には片道5kmほどなので、パッチ補修で十分だと見ています。
 それにしても軽量チューブのこの脆さには正直がっかりしています。たまたま、外れを引いてしまった可能性もない訳ではありませんが、あのチューブの扁平具合を見ればあまりお奨めできる製品とはいえないかもしれません。

 

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