
いよいよ今日から4月です。関東では桜満開のようですが、北の大地の春は遅く、桜の便りはまだ先になります。ただ、着実に春は来ていて、札幌の積雪も10㎝になっています。ただ、週明けの月曜日の朝の道はすっかり雪化粧。一晩で4㎝ほどの積雪があったようです。

今日は気温が最高気温が7度を超え、風は少しあったものの、比較的暖かだったので、第3世代のSupersix EVOのメンテナンスを行いないました。軽量ホイールに25Cタイヤの組み合わせをフルクラム・レーシング900に28Cタイヤへ交換しました。これは春先仕様です。

第4世代と違い私の第3世代のSupersix EVOはリムブレーキモデルなので、タイヤクリアランスが28Cまでなのです。とりあえず、5~6Barほどの空気圧で乗る予定です。クランク長は170㎜でショートクランクに交換したいのですが、クランクセットがHollowgramのため、165㎜のクランクのメーカー在庫が無く、ショップに注文依頼をしている状況です。

第4世代のSupersix EVOは160㎜のショートクランクに交換していますので、少し乗り比べて、その違いなどもお伝えできればと思っています。第3世代のSupersix EVOには今季購入したプロロゴのNAGO R4を使用します。リアビュー・レーダー用マウントも取り付け済です。こちらも、第4世代で使用するフィジークの3DプリントサドルVento Antares Adaptiveとの比較もして行きたいと考えているところです。

今年は4月に入っても積雪がまだ少しあり、風も強い日が多いので、走り初めは今週末になりそうです。ただ、こうして屋外でバイクに触れる時間が増えて来ると、心の中の雪解けも進み、鬱屈とした気持ちも晴れて行く気がします。

まずは、グラベルロードのTopstoneで路面状況を確認しながら、走るコースを決めて行こうと思っています。フレームはアルミで38Cのグラベル用のタイヤで空気圧を低目にしても、せいぜい40~50㎞走るのがやっとなのです。タイヤが太い分、どうしても踏み出しにパワーが必要で、膝に痛みが出てしまうためです。ギアは46-30Tとロードバイクより小さいのですが、やはりタイヤの摩擦抵抗が大きいためでしょう。ロードバイクは50-34Tなのですが、漕ぎ出しははるかに軽いのです。

正確にはタイヤの太さより、タイヤのトレッドパターンによるところが大きく関係していると考えています。というのも、プロのサイクルロードレースではどんどんタイヤが太くなる傾向があることでも分かります。且つては23Cが主流だったのに、今では30Cのタイヤが一般的になっているのです。勿論、ロードレース用なのでスリックタイヤです。単純に言ってしまうと、幅が同じタイヤでもブロックタイヤとスパイクタイヤで走りが大きく変わるのと原理は同じです。路面抵抗はロード用のスリックタイヤとスパイクタイヤのどちらが大きいのかは自明でしょう。
ただ、積雪がある北海道はどうしても春先の路面状況が極めて悪くなってしまうのです。融けた雪がアスファルトに染み込み、それが寒さで凍結すると、路面にひび割れが出来ますし、マンホール周りは陥没してしまうのです。さらに除雪作業でアスファルトが削られて、小さな穴が出来ることもあります。加えて、滑り止めとして散布された砂が路肩に帯のように山積しているのが、春先の北海道の道路状況なのです。そこを考えずにタイヤ幅も無く、ゴムも薄いロード用タイヤで走れば、貫通パンクやサイドカットは当たり前なのです。