CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

ややキツイと感じる運動のメリット(4)

2024-01-05 10:09:51 | 自転車と健康

 筋力は、瞬発力を発揮するための筋収縮力と、筋肉に必要な酸素とエネルギー源が心肺機能で供給されさえすれば、一定速度で長時間身体を動かすことができるという筋持久力にわけることができるそうです。前者は「速筋」、後者は「遅筋」と呼ばれています。「速筋」は酸素を使わない代謝系が主で赤く、「遅筋」は酸素を使う代謝系が主で赤いのが特徴です。前者は100m走のアスリート、後者はマラソンランナーに必要とされる筋力になります。
 一方、筋持久力とは、一定の強度の運動を持続できる能力のことです。運動にはエネルギー源が不可欠で、「そのエネルギー減は最高酸素消費量(最大酸素摂取量)の50%以下の相対運動強度では、糖質と資質との比が4:6であるが、それ以上では、運動強度に比例してエネルギー源としての糖質が占める割合が徐々に上昇し、60%では6:4、最大運動強度ではほぼ全部が糖質となる。」(同著)これは脂肪を燃焼させる為の効率の良い運動強度を見極める目安になるでしょう。
 「私たちの持久力は20歳前後をピークとし、30歳以降、男女差はあるが10歳加齢するごとに5~10%ずつ低下する。」(同著)この加齢による体力低下の原因は、加齢による筋力の低下が主な原因になっているというのです。これを加齢性筋減少症(サルコペニア)と呼び、髪の毛が白くなったり、肌にしわがよるのと同じメカニズムで起こる、いわゆる老化遺伝子の仕業で、加齢減少の一つと考えられているそうです。
 若い頃から運動が苦手な私は40代で高血圧になりましたが、50歳から始めた自転車通勤が私の身体の転機となり、50代半ばからロードバイクに乗り、還暦を前に体重を67kgに迄落とす事が出来たのです。この頃はまだまだ心肺機能が向上するだろうと思えていたのですが、還暦を迎えた頃から一気に体力が落ち始めます。最大心拍数、基礎代謝量が年々下がり始めています。特になかなかロードバイクで外を走ることが出来なかったコロナ禍にあった頃は最悪で、体重は78kgにまで増加し、健康診断の数値も最悪になってしまいました。

 

 


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