今まではスプロケット交換は自分でしていたのですが、歯数が大きく変わる場合は、リアディレーラー調整が難しくなり、失敗してショップに持ち込むことが増えたので、今回は最初からショップでの交換をお願いしたのです。その際にハンドルのブラケット位置を内側に10度傾けてもらいました。
本当はハンドルをフレアにしたかったのですが、第3世代のSupersix EVOはSAVEステムとハンドルバーに交換しているので、第4世代のようにハンドルバーだけの交換が出来ないのです。そこで、とりあえずブラケットを内側に10度傾けてもらうことにした訳です。これで前三角が少し小さくなるので、空気抵抗が軽減できるはずなのです。
抵抗比率が低いBBの交換は正直迷いました。ホイールのハブと異なり、BBが空転することはほとんどありませんし、ペダリングの負荷もかかるので、効果以上にメンテナンス負荷が大きくなる可能性もあるからです。たさ、SHIMANOのBBがあまりに重いので、何度も調べたセラミックBBに交換してみることにしました。TNIとウィッシュボーンで迷ったのですが、メンテナンスのし易さでウィッシュボーンに決めました。
こうしたベアリング類は見た目では全く分からない地味なパーツですが、走り始めると違いが良く分かるパーツです。とはいえ、ロードバイクにおける抵抗としては小さな部分ではあるので、対費用効果という面では割高になるかもしれません。ただ、快適さが増すことで気持の部分での効果は大きいと思っています。
これで今期の改良は終わりにしようと思っています。冬場に骨折があり、乗り始めは遅くなってしまいましたが、第4世代のSupersix EVOのハンドルをエアロフレアに交換し、BBもセラミックベアリングに替えたので、気温がもう少し下がったら長い距離を走りたいと思っています。