京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『愛の流刑地』

2007-02-03 | 邦画

もう、だれにもさわらせない

 

 


■監督・脚本 鶴橋康夫
■原作 渡辺淳一(「愛の流刑地」幻冬舎刊)
■キャスト  豊川悦司、寺島しのぶ、富司純子、長谷川京子、陣内孝則、仲村トオル、佐藤浩市、
       佐々木蔵之介、貫地谷しほり、余貴美子、高島礼子、津川雅彦、浅田美代子、本田博太郎  

□オフィシャルサイト  『愛の流刑地

 ベストセラー作家、村尾菊治(豊川悦司)はかつて恋愛小説の旗手として脚光を浴びたが、今は新作が書けず長年のスランプに悩まされていた。
 妻(高島礼子)と別居して10年以上経ち、今は大学の講師で生計を立てていた。 ある日、雑誌記者の魚住(浅田美代子)から京都に呼び出され、
 入江冬香(寺島しのぶ)を紹介される。 一目で恋に落ちた二人。 村尾は冬香と数時間の逢瀬のために京都へと通った。
 夫(仲村トオル)と子供を持つ従順な女である冬香は、最初はためらうが、村尾との逢瀬を楽しむようになる。
 やがて製薬会社に勤める冬香の夫の東京転勤という、またとない幸運が舞い込む。東京近郊の新百合ヶ丘に3月に移り住んできた冬香は、
 菊治の住む千駄ケ谷の部屋に通い始め、逢瀬の機会がますます増えていく…。


 おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
 cyazの満足度⇒★★★☆


 何が愛で、何が罪なのか・・・。

 人は死ぬほど愛することができるのだろうか。

 人は本当に愛する人に抱かれて、幸せの絶頂で死んでいけるものなのだろうか。

 それは平々凡々に生きてきた普通の神経の持ち主には理解を超えるところにあるのだろう。
 選択肢の一つとして一緒に逝くこということは考えられなくもない。 愛する人のために・・・。
 でも本当のところどこまでできるかはわからない。 それで永遠の愛を約束されるのだとしたら・・・。
 それは多分、超越したところに何かが存在するのであろうが・・・。

 前評判に反してそれほど深い二人の絡みもなく、前半戦はなんとなくTVサイズで進んでいってしまう。
 ストーリーとしても特段変化もない。 たまたま片や作家、片や3人の子供を持つ専業主婦というだけで。 

 法廷シーンにしても、主人公たちとリンクする過去を同様持つ検事役の長谷キョン、何だかその器はまるで
 マスコミ多々登場の西川先生(笑)みたいだった。 また弁護士役に陣内というのは彼の軽いお笑いキャラは
 監督が狙ったのか原作のキャラがああいう雰囲気だったのかもしれないが、はっきり言ってミス・キャストだったと思う。
 そして阿藤快は飾り? 強面だけのため(笑)? さらに、傍聴席の記者森本レオもお飾り(笑)? 果たしてこの映画に必要なキャラだったのか。

 ま、それはさておき、中盤から後半、特に終盤近くの公判シーンで、冬香の母親役の富司純子が登場するところであまりにも急激に映画が締まってくる。
 観ている側も、二人は実生活でも本当の親子で、映画の中でも親子。

 視点はあくまで原告側の立場だが、娘の立場で母は実に平等で気丈だった。 それは、冬香が持っていた村尾のサインした本に挟んであった、
 手紙にしたためられた本当の娘の気持ちを理解していたからであり、法廷において実際に自身の目で確かめたかったのであろう。
 そこにはわが娘に拘わる自分の娘の真実の人間関係を紐解くのに、さらに娘の気持ちを決して無駄には終わらせたくないという気持ちが働いていたのだろう。 
 母に子供を託し、出かける前の冬香に母親が話しかける。 鏡に映りこむ娘と母の姿、あまりに実感が伴っていて思わず背筋に電気が走ったようだった。
 「後悔はしないから」、と言って菊治の元に飛び込んでいくその後姿を見送る母の顔はまさに本当の母の顔と言えるべきものだった。
 そして法廷の中で、冬香への真直ぐな気持ちをぶつけ、証言した母が席に戻る際に村尾が土下座をして謝罪するシーン。
 そんな姿と傍聴席いる冬香の夫との視線とが、許すべきものと許されないものの明暗をはっきり分けていた。 
 ここに本当に何が愛で何が罪なのかを示唆する答えめいたものが存在した。 まさにこのクライマックスシーンのために、
 たいして伏線のないままにプロローグがあまりに長かったような気がする。

 それでも母が出しかけた村尾の無実を証明できうる本を、バッグから出しかけてしまってしまった真意とはなんだったんだろうか。
 自分の娘が村尾を愛したことと愛されていたことは肯定できても、やはり殺してしまったことは罪として許すことはできないということだったのだろうか・・・。

 あんな短いシーンで村尾と冬香の知らざる、しかも深く尊い愛の真実の明暗を母親役の富司純子は演じてみせた。
 余談になるが、「
2006ベストシネマ15(邦画編)」で『フラガール』の演技に対して助演女優賞を選んだことを改めて良かったと思った。
 改めて脇の俳優如何で映画が大きく変わることを証明しているいい手本だと感じた。 そういえば、富司純子とトヨエツ、『フラガール』では親子でしたね(笑)

 原作は読んでいないのだが村尾菊治は55歳という設定らしい。 映画では10歳若い設定。 ちなみにトヨエツは44歳(本当は47歳らしいが) ほぼ等身大。
 今回は被告側に回っているものの、TVの九頭弁護士のあのアフロヘアと真っ赤なホッペが時々シリアスな流れの中で思い出して笑ってしまうところもあった。
 そしてもうひとつ、立場は被告人となっていたが、その昔『12人の優しい日本人』で最初は印象の悪い陪審員を中盤から終盤にかけて180℃印象を変えた
 演技もついでに思い出した。

 この映画を観ながらこの寺島しのぶとトヨエツ、昨年観た『やわらかい生活』の中の距離感がいいなぁって思った。

 この映画で共演した寺島しのぶと富司純子、本当の親子である二人は映画がクランクアップしたあとのインタビューの中で、
 娘は二度と共演したくない(笑)といい、母はこういう難しい役を演じれるようになった成長した娘と共演できることが幸せだと言っていた。

 原作者の渡辺淳一氏によれば、
 「いま、純愛ブームだという。肉体関係がない、精神的なつながりだけの愛が純粋だと思いこむ。だがそれは単に未熟な幼稚愛にすぎない。
 精神と肉体と両方がつながり密着し、心身ともに狂おしく燃えてこそ、愛は純化され、至上のものとなる。
 今度の小説は、その純愛のきわみのエクスタシーがテーマである。その頂点に昇りつめて感じた人と、いまだ知らぬ人との戦いである。
 最高の愉悦を感じるか否かは、知性や論理の問題ではなく、感性の問題である。」とのこと。
 感性ですよ、みなさ~ん(笑)

 「私を殺して」というあのベッドシーン、原作では正常位だそうだが、監督のたっての希望で女性上位になったようです。
 冬香の恍惚の表情を撮りたいということだったらしいですね。

 ま、それにしても大人の絡みを謳っていた映画でしたが、なんとなくそう感じなかったのは僕だけでしょうか?
 変な話ですが、極めるならばもっとつっこんだ映像が欲しかったと思ったのですが・・・。

 村尾と冬香が最初に出会った場所は京都の東福寺。 ここは僕の京都のオススメ紅葉スポットです。 人目でわかりました。
 しかし2人が出会ったのは10月10日。 この時期にあんなに鮮やかな紅葉は見れません。 スタッフに京都の人は居なかったのかな(笑)

 最後に、この映画は監督の意向なのかどうかはわかりませんが、村尾と冬香のそれぞれの、或いは二人の表情を撮るためのツールとして、
 
鏡や窓やガラス、その他写ることのできる全てのもので二人の細かい表情をうまく捉えていました。 相対しているとどうしても後姿からは
 相手の表情はわかっても、その人の表情が捉えられないですが、そこをうまく相手の後ろのガラスや鏡に写し込んで、後姿でありながら
 表情を抜いていくところはなかなか感心できました。 ただ余りに多用されていたところはもう少し厳選してもいいと思いましたが。



 


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共演~ (cyaz)
2008-05-15 08:07:53
sona(ソナ)さん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>この映画で、寺島しのぶと藤司純子の親子が共演していたのは、初めて知りました。
そうですか^^ いくつか共演はあるみたいですが、直接設定が親子というのは初めてだったように思います。

>もう昨年のことですが、前評判が高い?というか騒がれて過ぎて、見にいけませんでした(笑)
そうでしたか(笑)

>もうtutayaに置いてあったら借りてこようかなと思いました。
DVDやビデオはもう出ていますね^^
ぜひ一度ご覧下さい。

>「哀歌」では、「ひらひら舞い散るはなびらが一つ、ゆらゆらさまよい行き場をなくした」という部分が、」ちょっと詩的?で大好きですー。
その部分がこの映画の内容ともリンクしているような気がします!
返信する
ひらひらー花びらがひとつ (sona(ソナ))
2008-05-15 06:38:14
この映画で、寺島しのぶと藤司純子の
親子が共演していたのは、初めて知りました。

もう昨年のことですが、前評判が高い?
というか騒がれて過ぎて、見にいけませんでした(笑)
もうtutayaに置いてあったら借りてこようかなと思いました。

「哀歌」では、「ひらひら舞い散るはなびらが
一つ、ゆらゆらさまよい行き場をなくした」
という部分が、」ちょっと詩的?で大好きですー。




返信する
いえいえ~ (cyaz)
2008-03-03 08:39:02
ほんやら堂さん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>周回遅れのTBですいません.
いえいえ、ゴールまでお待ちしてます(笑)

>富司純子には頭が下がります.素晴らしい.
やはりベテランの域ですよね!

>ところで日本の映画の法廷シーンってもう一つだという気がします.欧米の映画のように陪審制の方が,ドラマになるのでしょうね.
実際に緊迫してないですし、アメリカのようにオープンじゃないですからね。

>長谷キョンの検事のような下世話な質問ってありなんかと思いました.
あくまで映画ですが、最近は検事・弁護士の質も落ちていますしね><
返信する
TB有り難うございました (ほんやら堂)
2008-03-01 18:53:16
cyaz様

周回遅れのTBですいません.

富司純子には頭が下がります.素晴らしい.

ところで日本の映画の法廷シーンってもう一つだという気がします.欧米の映画のように陪審制の方が,ドラマになるのでしょうね.

長谷キョンの検事のような下世話な質問ってありなんかと思いました.
返信する
そうかも~ (cyaz)
2007-02-23 23:07:10
みなみちゃんさん、コメントありがとうございますm(__)m

>やしきたかじんが、梨園の美男と女優の美女の両親からえらい不細工な子ができたと思ってたけど、この映画観て、今一番会いたい女の人やと言ってました。
ま、確かに最初はそうでしたんね(笑) 二人の遺伝子はどこ(笑)?って感じで。 ま、たかじんの趣味じゃないでしょうけど(笑)

>平凡な一見何の取り得もないような冬香が、女の目覚めきれいになっていく。彼女のキャラに合ってる気がします。
そうかもしれませんね^^
返信する
寺島しのぶ (みなみちゃん)
2007-02-23 22:10:03
やしきたかじんが、梨園の美男と女優の美女の両親からえらい不細工な子ができたと思ってたけど、この映画観て、今一番会いたい女の人やと言ってました。平凡な一見何の取り得もないような冬香が、女の目覚めきれいになっていく。彼女のキャラに合ってる気がします。
返信する
ですよね~ (cyaz)
2007-02-22 00:01:25
nyancoさん、TB&コメントありがとうございますm(__)m

>富司純子が本当に短いシーンながらも、印象に残る良い演技をしていたと思います。
本当に素晴らしいと思いました!

>陣内さんと長谷キョンはちょっとミスキャストだったかも・・。。
ですよね(笑)
返信する
こんばんは! (nyanco)
2007-02-21 23:34:10
こんばんは!
TBありがとうございました。
私も大人の絡みを謳っていた映画の割には、さらっと描きすぎていて、なんとなく物足りなかったですね。。^^;
富司純子が本当に短いシーンながらも、印象に残る良い演技をしていたと思います。
陣内さんと長谷キョンはちょっとミスキャストだったかも・・。。
TBさせていただきました♪
返信する
勝手な視点~ (cyaz)
2007-02-17 09:50:35
みなみちゃんさん、コメントありがとうございますm(__)m

>まああの時の会話なんでしょうと思ったりしますが、汚すって男の意識じゃないんですか。
確かにそうですね(笑) ま、原作自体が渡辺淳一氏の好みの女像ですから(笑)

>映画の中の冬香のセリフ「ください」と匹敵する言葉で、すきじゃないです。私だけかな
でもないんじゃないですか? 全て男視点ですから女性には納得できないシーンもあるように思います。
返信する
哀歌 (みなみちゃん)
2007-02-17 09:27:19
愛ルケの主題歌、確か原作を読んで歌詞を作ったと聞きましたが「わぁたぁしぃを汚してぇー」っていうとこ違和感あります。まああの時の会話なんでしょうと思ったりしますが、汚すって男の意識じゃないんですか。インパクトを求めたんだろうけど、映画の中の冬香のセリフ「ください」と匹敵する言葉で、すきじゃないです。私だけかな。
返信する
原作では~ (cyaz)
2007-02-14 12:44:07
みなみちゃんさん、コメントありがとうございますm(__)m

>刺激を求めに行く目的なら、思ったよりさらりとして、拍子抜けかなあ。
前振りよりは質素でしたね(笑)

>おくゆかしい女が、恥じらいながら性にめざめていく過程。まあ作家さんのご都合のよい女性像ですよね。
ですね^^ そこは書き手の自由ですから色がでますよね(笑)?

>ハセキョーは、ひどかったです。あんな露出した服装をして、べたべたの発音でしゃべる 場違い以外何ものでもないわ
原作ではああいう風に描かれているのですかねぇ><
返信する
艶~ (cyaz)
2007-02-14 12:41:01
温泉にゃんこさん、コメントありがとうございますm(__)m

>けっこう入り込んでしまいました…。
おっ、ツボでしたか(笑)?

>寺島しのぶは、この話を受けてよかったんじゃないかと思います。はかなげな女の役はどーよ?と思っていましたが、さすが女優と歌舞伎役者の血をひいた方ですね。
ですね! 特に親娘の絡みはこの映画の見せ所の一つですね^^

>トヨエツは好きぢゃないのですが、まあこの役は
よかったかと…トヨエツの手に惚れてるオナゴって
多いみたい(0^;;;
ほうほう、どんな手ですかね(←参考までに)

>でもでも、淳さまフェチとしては、やっぱ映像よりも活字を頭の中でグルグルするのが楽しかったりして
そうですね! 文字のほうが“艶”があるかも^^
返信する
親子愛~ (cyaz)
2007-02-14 12:38:12
紫月 聖さん、TB&コメントありがとうございますm(__)m

>ハセキョーなどのミスキャスト(言い切ってしまう)はありつつも、何とか素敵な作品に仕上がって良かったです(偉そうだ・・・)主演の二人、お母様は素晴らしい
でしたね^^ ハセキョーはどこのブログでも不評でしたが(笑)

>観ていてもっと恥ずかしいのかと思いきや、美しく感じたので、全然大丈夫でした。それでも、親や家族と一緒には、私は見れませんけど。笑
女性だけの上映もあったようですが、今時あの程度だと大丈夫なのでは(笑)?

>森本レオ、エンドロールに名前書いてましたが、
どこに出ていたのかいまだにわかってないのですけど、どこに出てました??
えっとレビューにも書きましたが傍聴席です^^
返信する
まあ良かった部類 (みなみちゃん)
2007-02-14 12:30:28
ベッドシーンがどんなもんじゃろかという期待?で観に行きましたが、刺激を求めに行く目的なら、思ったよりさらりとして、拍子抜けかなあ。寺島しのぶは、あごとか美人じゃないと思ってるので、演技力で綺麗に映されてることに拍手を贈ります。肌が綺麗でした。おくゆかしい女が、恥じらいながら性にめざめていく過程。まあ作家さんのご都合のよい女性像ですよね。「失楽園」といい、彼の書きやすい内容をなぞった内容で、さして目新しいとは感じませんでした。ハセキョーは、ひどかったです。あんな露出した服装をして、べたべたの発音でしゃべる 場違い以外何ものでもないわ~
返信する
淳さまフリークゆえ(^^ (温泉にゃんこ)
2007-02-13 13:18:19
けっこう入り込んでしまいました…。

寺島しのぶは、この話を受けてよかったん
じゃないかと思います。はかなげな女の役は
どーよ?と思っていましたが、さすが女優と
歌舞伎役者の血をひいた方ですね。

トヨエツは好きぢゃないのですが、まあこの役は
よかったかと…トヨエツの手に惚れてるオナゴって
多いみたい(0^;;;

でもでも、淳さまフェチとしては、やっぱ映像よりも
活字を頭の中でグルグルするのが楽しかったりして
返信する
こんにちは! (紫月 聖)
2007-02-12 15:59:56
コメント有り難うございました^^
TBもさせてもらいました~

ハセキョーなどのミスキャスト(言い切ってしまう)はありつつも、何とか素敵な作品に仕上がって良かったです(偉そうだ・・・)
主演の二人、お母様は素晴らしい

観ていてもっと恥ずかしいのかと思いきや、
美しく感じたので、全然大丈夫でした。
それでも、親や家族と一緒には、私は見れませんけど。笑

森本レオ、エンドロールに名前書いてましたが、
どこに出ていたのかいまだにわかってないのですけど、どこに出てました??
返信する
オダジョーなら~ (cyaz)
2007-02-06 08:26:02
ミチさん、コメントありがとうございますm(__)m

>センセの思う以外の価値観で生きている女もいるんですけどね~。なんてここで愚痴ってもしょうがないですけど(笑)
ま、あくまで彼が出来ない世界の想像物ですね(笑)
作家とはそんな生き物ですよ!

>段取りどおりにやっているんだろうな~と思うと余計に(笑)
あらら、ミチさんオダジョーだったらどんな感想だったでしょうね(笑)?
返信する
ノーマル~ (cyaz)
2007-02-06 08:23:50
kuha153さん、コメントありがとうございますm(__)m

>話題のベッドシーンも、二人とも全裸のシーンのときにびっくりするようなアングルもあリましたが、格別エロティックとも感じませんでした。
そうですね^^ ある意味覗き見趣味的な域を抜けていない、期待したエロティシズムはなかったですね(笑) ベッドシーンはその人の経験がでますからね(爆)?!

>見所は、俳優としての寺島しのぶ、富司純子でしょうか。(ハセキョーは、現職の女性検事さんが見たら、激怒しそうな描き方でしたね。)
あんな綺麗な検事はいませんが、最近の女性弁護士は綺麗ですよ(謎)?!
返信する
こんばんは♪ (ミチ)
2007-02-05 23:19:21
渡辺センセの言う所の「感性」が全く足りていないようです。
センセの思う以外の価値観で生きている女もいるんですけどね~。なんてここで愚痴ってもしょうがないですけど(笑)
裸のシーンが全体の半分を占めていたようですが、あまりエロスは感じませんでした。
全裸ってエロスではないんですよね~。
段取りどおりにやっているんだろうな~と思うと余計に(笑)
返信する
タダ券だから (kuha153)
2007-02-05 22:58:13
タダ券が手に入ったので、見に行ってきました。
たしかに、全体としてはTVで見れば十分(特に前半)だと思いましたね。
話題のベッドシーンも、二人とも全裸のシーンのときにびっくりするようなアングルもあリましたが、格別エロティックとも感じませんでした。
結局、見所は、俳優としての寺島しのぶ、富司純子でしょうか。(ハセキョーは、現職の女性検事さんが見たら、激怒しそうな描き方でしたね。)
返信する
真摯に~ (cyaz)
2007-02-05 08:23:29
michiさん、コメントありがとうございますm(__)m

>豊悦が好きなので 笑!
やっぱし(笑) うちのかみさんもそうでしたから^^

>刑務所の中で冬香の想いを知った時の豊悦の表情を観て、こんな思いになれる事が純愛なのかも。。。と思いました。
だからこそ、上告せず真摯に服役したのでしょうね!

>今まで、友達に言ってもこの映画を知ってる人がいなかったんで、嬉しいです~~!!
トヨエツの初期の作品ですが、彼のことはこの映画で知りましたが、そもそもは中原俊監督の映画だということで観ました。もちろん脚本が三谷幸喜だということも知らなかったですが(笑)
返信する
そうかも~ (cyaz)
2007-02-05 08:17:48
Labyrinthさん、TB&コメントありがとうございますm(__)m

>反対に 表情だけアップっていうのも案外ゾクッとしますね (^^ゞなんちて
そうかもしれませんね(笑)
観る側の想像力も高まるとか(謎)
返信する
おはようございます。 (michi)
2007-02-05 07:11:45
TBありがとうございます。
不倫が純愛なのか・・・?と多少疑問に思いながら
話題になっていたので観にいってきました。
豊悦が好きなので 笑!
刑務所の中で冬香の想いを知った時の豊悦の表情を観て、
こんな思いになれる事が純愛なのかも。。。と思いました。
冬香が母親とやりとりするシーンでは、泣いてしまいました。
それと、私も『12人の優しい日本人』観ました!!
すごい昔、深夜TVでやっていて、その後もビデオレンタルして何度か観てます。
これで豊悦のファンになったんですよ~。
今まで、友達に言ってもこの映画を知ってる人がいなかったんで、嬉しいです~~!!
返信する
TBありがとうございます。 (Labyrinth)
2007-02-05 01:51:04
こんばんは。
こちらへもTBさせて頂きました~
どうぞ宜しくお願い致します。

>極めるならばもっとつっこんだ映像

Wow まさに大人のご発言~! d(≧0≦)

反対に 表情だけアップっていうのも案外ゾクッとしますね (^^ゞなんちて
返信する
さすが~ (cyaz)
2007-02-04 22:10:49
スナッチャーさん、TB&コメントありがとうございますm(__)m

>親子共演が実現した甲斐があった! フラガールでも好演だったし、流石です。
やはり本当の親子が演技として親子関係にあっても、何か違うものがありましたよね^^

>ハセキョウの評価 別の人でみたかったかも
原作ではどうなのかわかりませんが、やっぱ検事には?です(笑)
返信する
藤司さん、よかったですね~ (スナッチャー)
2007-02-04 12:49:11
TBありがとうございます。

>特に終盤近くの公判シーンで、冬香の母親役の
>富司純子が登場するところであまりにも急激に
>映画が締まってくる。 
ホント!
親子共演が実現した甲斐があった!
フラガールでも好演だったし、流石です。

ハセキョウの評価
>マスコミ多々登場の西川先生(笑)みたいだった
同感!
別の人でみたかったかも
返信する
あらら~ (cyaz)
2007-02-03 12:55:22
千太郎さん、コメントありがとうございますm(__)m

>『愛の流刑地』…トヨエツ好きで観に行こうかと思ったんですが、寺島しのぶが苦手で…どうしようかな~と悩んでます><
ま、劇場でなくてもいいかもしれませんが(笑)

>1人で行くのも少しドキドキな感じで…。
ご一緒しましょうか^^

>観に行ったらTB&感想おくります~!!
は~い、待ってます^^

>ところで、昨日ハプニングが起きてgooIDを消してしまった為新しくブログを開設しました。
あらら、それは大変でしたね^^
では、さっそく~
返信する
ほほう~ (cyaz)
2007-02-03 12:52:26
ルールーさん、TB&コメントありがとうございますm(__)m

>映画賞のTBいただいていたのに、ちょっとバタバタだったもので遅くなりました。
いえいえ、どういたしまして^^
キャンプインも始まりましたものね(笑)

>わたしはこの映画なんと母親と観ちゃいましたよ。(笑)
ほほう、それはビミョーじゃないんですかね(笑)

>せんせー理想の女性像が結局は男に都合のいい女的で、やっぱり女性からは共感を受けにくいみたいですね。
センセーでなくても男は(謎)

>最後の“真意”にはしたたかで傲慢な彼女の怖さしか感じられませんでした。
深いですなぁ(笑) 従順なゆえに・・・と男の僕は感じていました(汗)

>あれをありがたがるのは、“恋愛”小説家だからこその境地だったような。
映画『恋愛小説家』は良かったですけどね(笑)

>『フラガール』もですが、『犬神家の一族』も彼女は素晴らしかったです。
そっか、犬神家は最初から観ないツモリだったので当然未見です><

>なんといってもハセキョーです。。。非常に大事な役なのに、彼女のエロエロビ~ム全開のあの演技は、もしかしたら文学色の強いけっこうな傑作になったかもしれない中で1人浮き捲っていた感じでした。
ごもっともで(笑) 彼女をキャスティングした目的を聞きたいですよ!

>ところでえー!トヨエツって本当ですかー?? とてもその年齢には見えないきれいな身体でした。
1990年代からは・・・とのことでした(笑)
男だからごまかすことないのにね(笑)
返信する
こんにちわ。 (千太郎)
2007-02-03 11:20:48
『愛の流刑地』…トヨエツ好きで観に行こうかと思ったんですが、寺島しのぶが苦手で…どうしようかな~と悩んでます><
1人で行くのも少しドキドキな感じで…。
観に行ったらTB&感想おくります~!!

ところで、昨日ハプニングが起きてgooIDを消してしまった為
新しくブログを開設しました。
良かったら遊びに来てください~!!
返信する
こんにちは~☆ (ルールー)
2007-02-03 11:02:43
映画賞のTBいただいていたのに、ちょっとバタバタだったもので遅くなりました。
で、ふと見ると「愛ルケ」記事。。
わたしはこの映画なんと母親と観ちゃいましたよ。(笑)
ところで淳一せんせーが言わんとするところは理解はできるものの、いかんせん描かれるせんせー理想の女性像が結局は男に都合のいい女的で、やっぱり女性からは共感を受けにくいみたいですね。
わたしは途中までは、まぁこういう関係になっちゃったらそりゃー家族も関係なくなってしまうのもアリかな、とみていたんですが、最後の“真意”にはしたたかで傲慢な彼女の怖さしか感じられませんでした。
そんなに苦しいなら家族からもトヨエツの前からもソッと1人で消えろよ、みたいな。(^^;;;
あれをありがたがるのは、“恋愛”小説家だからこその境地だったような。

俳優陣の演技に関しては(一部除いて)おしなべて良かったと思うのですが、富司純子さんは特に素晴らしかったですね。
彼女がスクリーンに登場し、セリフを語るだけで場が締まった感じ。
『フラガール』もですが、『犬神家の一族』も彼女は素晴らしかったです。
作品としても思っていた以上によくできていたと思うのですが・・・。
なんといってもハセキョーです。。。
非常に大事な役なのに、彼女のエロエロビ~ム全開のあの演技は、もしかしたら文学色の強いけっこうな傑作になったかもしれない中で1人浮き捲っていた感じでした。

ところでえー!トヨエツって本当ですかー??
とてもその年齢には見えないきれいな身体でした。
返信する

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