京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『愛に乱暴』

2024-09-07 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「愛に乱暴
□監督 森ガキ侑大
□脚本 森ガキ侑大、山﨑佐保子、鈴木史子
□原作 吉田修一
□キャスト 江口のりこ、小泉孝太郎、風吹ジュン、馬場ふみか

■鑑賞日 8月30日(金)
■劇場 109シネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

原作は未読。
吉田修一原作の映画化作品では『パレード』・『悪人』・『横道世之介』は観た。
この映画は最近注目している江口のりこが主演するので観たいと思っていた。

初瀬桃子(江口のりこ)は夫・真守(小泉孝太郎)とともに、真守の実家の敷地内に建つ

離れで暮らしている。桃子は義母・照子(風吹ジュン)から受ける微々たるストレスや、
愛猫の行方不明、後に気付く夫の浮気で、日常が少しずつ乱れはじめるという内容。

嫁姑問題、夫の浮気、ご近所問題等、よくあるテーマだけど、
そこに準じて少しずつ色んな問題が増幅していく。
ただ、桃子は問題が増えていくことで異常とも思える行動が出始める。

期待感が大き過ぎて、何が言いたいのかよくわからない映画だった。
桃子の普通な部分と異常な部分が交錯して、非日常的な世界についていくことが
出来なくて、何ともこれは後味の悪い映画だったなぁ。
江口のりこが主演だったから成り立った映画だった・・・かも。

そうそうスクリーンに映し出される映像のサイズが縦長だったり横長だったり、
あれは何の効果を狙ったものなのだろうか?

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『侍タイムスリッパー』

2024-09-07 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「侍タイムスリッパー
□監督・脚本 安田淳一
□キャスト 山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰 蘭太郎

■鑑賞日 8月31日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

現代の京都の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の会津藩士の高坂新左衛門。

当然、現代人と侍というギャップに迷いながら、それでも生きていかなければならない。
ある寺に居候しながらも時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ。

かつて『カメラを止めるな!』がインディーズ映画で大ヒットしたことがあった。
巷の記事等を見ると、それに近い雰囲気を記している記事も多かった。
今はまだ上映館が少ない状況だけれど、興収(配収)が伸びてくれば、
もっと多くのシネコンにかかり拡大上映も可能になってくるだろう。
この時期、夏休み映画(特に子供向け)も大きなタイトルもなく、
可能性は残されていると思う。
時代劇の衰退で現在もあまり時代劇をTVで観ることは少なくなった。
ある意味、現代における高齢化社会で、高齢者の観る映画も少なくなってきている。
だけど、平日のシネコンには高齢者が来場していることが多い。
年齢別人口分布を考慮すると、間違いなくこれからは高齢者ターゲットの映画が、
興収を上げるポイントになってくるかもしれない。

前置きが長くなったけど、笑いが随所にあり、みんな楽しんでいる様子だった。
タイムスリップものでもシンプルに楽しめるいい映画だったと思う。

中でも、エンドロールが終わったときに拍手がおこったことが何よりの証拠だと思う。

  

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