4月6日(13:00)~の回を映画館で観てきました。
面白かった!まず、開演前のCMですでに興奮。
普段家族に遠慮して小さいモニターでコソコソ観ているので、映画館の大画面でジェンヌ達の美しさ、歌声を味わえるなんて!と大変ありがたかく思いました。
そしてオープニングの後、ソロの一人目は音月桂さん、2人目は真飛聖さんで大王四神記の主題歌。
私の初観劇は彼女たちの退団後だったので、今回初めてリアルタイムで歌っている姿を観たのですが、お二人とも歌声が優しくて笑顔が素敵で、素晴らしいトップさんだったんだろうなと思いました。
そして胸がじーんとなっているところに、3人目の大和悠河さん!
キラッキラのミニスカート&ノースリーブの衣装。細長い手足をぶんぶんさせながら歌い、ウインクをきめまくる。びっくりしました。めちゃくちゃ面白かったです。元気をもらいました。
大和さんの印象が強烈すぎて、その後しばらくの間の記憶があいまいです。ざっくり書くと、OGさんたちが次々に歌い、トップ娘役さんたちのトークがあってから現役登場。
各組トップコンビがデュエットダンス。衣装は白地に金のゴージャスな飾り。皆さん素敵だったんですけど、特に凰稀さんが!衣装似合いすぎ!スタイル良すぎ!と驚愕しました。
そして楽しみにしていたドンブラコ。桃太郎役の轟さんがせりあがってきたとき、姿が整いすぎていて人形かと目を疑いました。明日海さんが犬、紅さんが猿、早霧さんがキジ役。3人ともキレイで可愛い。耳とかしっぽとかを期待していたので、それがなかったのがちょっと残念。
物語はダイジェスト。あっというまに鬼が島に行ってやっつけて終わりなんですが、北翔さん、朝夏さん率いる鬼たちのビジュアルが美しすぎて。全員もっとアップで映して!グラフで鬼ポート特集ください!と念じながら観ていました。
2幕もOGさんたちが入れ替わり立ち替り歌って進行していきました。
印象的だったのは麻実れい様。黒燕尾にロングヘアーのいでたちで『マグノリアの花』を歌われました。色気があってカッコよくてどきどきしました。その後のトークでは「やらしいの得意」とかさらっとおっしゃってて、すーごーいーと思いました。直前にトートをバリッバリに歌っていた一路さんまでが、麻実さんの前では乙女化していて面白かった。
そしてトリをかざった鳳蘭様。ばっさばっさとしたトーク、現役生にひけをとらないスタイルとオーラ。とてもカッコよかったです。
最後は全員で『スミレの花咲く頃』を歌って終了。
舞台の司会進行を務めていたのは真矢みきさん。
メモをいっぱい貼り付けたノートと、デコったストップウォッチをずっと手に持って、出演者の方々が魅力を発揮できるように、観客が楽しめるように、と頑張っていらっしゃいました。
頭の回転が速くてユーモアがあって、とても素晴らしい司会でした。
今回、舞台で圧倒的なオーラを放つOG様方やきらきらと輝く現役のスターたち、初舞台をふんだばかりの100期生を観て、それぞれの時代の美しさ、かけがえのなさが本当に心に響くなぁ、夢を売ってもらっているなぁと感動しました。
私事ですが、ここしばらく生活環境の変化や、好きなジェンヌさんの退団発表が相次いだことで鬱々とした気分になり、宝塚歌劇に対するモチベーションがかなり下がっていました。正直いうと今回の公演も、生の舞台じゃないし昔のスターさんほとんど知らないし、映画館遠いし、チケット4,500円って結構高いし、、、と観に行くか迷っていたんですが、頑張って行って本当によかった。
これからもできるかぎり、後悔のないように宝塚ファンを頑張ろうと思います。