昨日7月1日の11時公演を観てきました。
本当は東京公演に行くつもりだったのですが、チケットが全くとれず。
ここ4ヶ月生の舞台を観れていない、諦めたとして次回『エリザベート』のチケットもとれなかったら、という不安。
壮さんをはじめとする退団者の方々を見納めなくてどうする、という思い。
そして日常生活での閉塞感とストレス。
悩んだ結果前日に決意しての弾丸遠征です。
いや、もう毎回言ってるけど、本当観に行ってよかった。宝塚大好き。
雪組さんを観るのは前回の『Shall We~』含め2回目で、あまり組子さんを把握できていないのですが、わからないなりに感想書いていきます。
まずお芝居の方から。
●壮さん
やんちゃでいたずら好きだけど心の中には切ない思いを抱えている。権力に屈せず自分を決して曲げない。
壮さんの慶次、めちゃくちゃよかったです。派手な着物がどれも凄くにあっていたし、立ち振る舞いがカッコいい。愛馬・松風を乗りこなしている様はもう最高。
お芝居も愛加さん、早霧さん、他組子さん達とのお芝居が、どの場面もぴったりとはまっていて素晴らしかったです。
●未涼さん
前回は休演されていたので今回生で初めて観たんですけど、ひぃぃ!!ってなるほど素敵でした。
演じてらっしゃるのは悪役。
昔裏切った、自分を憎んでいる女に再会し、
「口では嫌がっているけど身体は俺をほしがっているんだろ?(※要約)
とエエ声で歌いながら迫るシーンがあるんですが、あまりのセクシーさに客席でぎゃーっとなりました。
しかもこの時同じ舞台上で並行して慶次の逢瀬(不倫)シーンもやっているわけで、もうどっちもオペラで凝視したいのに両方は無理!!!という葛藤に苦しみました。
●松風
思っていたよりデカくて、本当に馬っぽい。
ベルばらのペガサスは毎回笑ってしまうんですけど、松風は舞台に迫力を与えていてとてもよかったです。中の人すごいね。
●久城さん
お芝居序盤、誰!?あのエエ声のイケメン!!?となって後でプログラムで調べたら久城あすさんでした。顔が美しくて声がよくてセリフが聴き取りやすいって最高ですね。
●その他
前回も思ったんですけど、雪組って娘役さんみんなめっちゃ可愛いし、男役さんはイケメンだらけ(特に鼻筋とおった細面系が多数)で素晴らしい。
ただ判別がつかないので次回はもっと勉強してから行きます。
次にショーの感想。
●早霧さん
ダンスがキレッキレで観ていて気持ちよかったです。ずっと観ていたいかんじ。
●娘役さん達
ネコ娘が可愛いすぎる。
●黒燕尾
やっぱり組によって雰囲気が違うなーと思いました。隊列がキレイで、立ち姿がすっとしている。
●演出等
演出は中村先生。過去の作品をBSで何度か観たりもしたんですけど、あまり私の好みではない…。
今回も路地裏っぽい場面とか、お花のセットとか何か観たことあるような感じで。
主題歌は好きだけど、他はメロディーがけっこう皆歌いにくそうだったり。(でも未涼さんが歌っているときは普通、むしろ素晴らしかったから曲の問題ではないのか?)
『伝説誕生』はサヨナラソングとしてとてもわかりやすい歌詞だけど、何か幼稚園っぽいというかもっとオシャレにできなかったものかと思いました。
もちろん組子さん達のパフォーマンスはとても素晴らしかったです。早霧さんが踊りまくるところとか、大階段に腰掛ける壮さんとか、愛あふれるデュエットダンスとか好きな場面もあります。また繰り返し観たら感想が変わってくるのかも。
という感じで。
帰りに京都駅で抹茶のお菓子と漬物を買って、ほくほくと静岡に帰りました。
家人には観劇の件は黙っていたんですが、「どうした、顔色が断然によくなっているぞ」と不審がられました。
以上。