『夜は短し歩けよ乙女』と『心の旅』と青春の輝き

おひさしぶりに近況を。

新生活への準備をノロノロとやっている。先日、転居先が光回線提供エリア外であることが判明しショックをうけた。快適で安い通信環境を得るための最良の手段を現在模索中。

『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』を劇場に観にいった。３時間近くある映画で、疲れていたこともありなかなか集中できず。ただブラピが美しく、その日はずっと彼のことばかりを考えてしまった。

今週、卒業制作がほぼ完成。教習所も卒業。いろんな事のメドがついてきた。
調子にのって水曜日にホルモン、金曜日は焼き鳥を食べに行く。
木屋町のホルモン屋はやはりエキサイティングに美味く、伏見の鳥屋はじんわりヒーリングに美味かった。
最近私の頭の中をよく、チューリップの『心の旅』がながれる。もしも許されるなら、私が今いとしさを感じている何もかも（たとえば友人、たとえばその肉の味）を全部ポケットにつめこんでそのまま連れ去りたい。が、そんなわけにもいかない現実。

酩酊して京都の街をふらついていると、この前読んだ『夜は短し歩けよ乙女』の最初の章を思い出した。「先輩」が思いをよせる「黒髪の乙女」は深夜の木屋町をずんずん北上し、けったいな人々と出会いキラキラした日々を過ごす。
夜は短いし人生も短い。その中でどれだけ自分が興味をひかれたことにがんがん首をつっこんでいけるかどうかで、愉しみの量はきまっていくのだろう。不本意ながら暮らすことになった土地にも、きっと素晴らしい人々と美味しい食べ物があると信じて行動しよう。

なむなむ。