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『メディア』+α についての感動疑問喜怒哀楽ブログ。

『ウィリアム エルグンストン:パリー京都』と東京

2010-06-29 | 展覧会
こないだ急に思い立って行ってきました、東京。
品川で新幹線を降りて、高級住宅街の外車をチェックしつつ、原美術館に到着。『ウィリアム エルグンストン:パリー京都』という写真展をやっていました。ぼーっと眺めて、それから美術館内のレストランでランチ。小洒落てて美味しいものを久しぶりに食べたので、なんか凄く幸せになりました。
それから渋谷からぶらぶら歩いて明治神宮へ。ウワサのパワースポット清正井にとりあえず参ってきました。第6感的なものを持っていないので実際パワーがいかほどなのかよくわかりませんでしたが、なんとなく心強い気分に。花菖蒲もキレイに咲いていて、いいところでした明治神宮。

浅草に一泊して、翌日は朝から上野。国立博物館に入って、ひたすらに鑑賞。とにかく広い。量が多い。銅鏡だけで何枚展示してんのん、とつっこみつつ結局5時間ほど過ごして、かなり満足してそのまま鈍行で静岡に帰りました。

いやー前にも書いた気がするけど、東京イイですね。どこまで行っても街があって、わくわくしました。

また近いうちに行きたいです。





あとちょっとでパラグアイ戦キックオフです。
ここ最近、TVでWカップ観ながら、なんか満たされない気がして何だろう、と不思議に思っていました。こないだその欠けていたものに気づきました。
試合翌日の、友達女子との「私の選ぶ男前選手☆」トーク。中学生ぐらいのころから、オリンピックやWカップがあるたび、友達と熱くいいかげんに語りあったものでした。

現在職場は男性ばっかりだし。戦術トークされてもわからんし。

ん~まーどうでもいい話ですね。
ガンバレ、ニッポン。

『トリノ・エジプト展』と、ワールドカップ

2010-06-21 | 展覧会
6月ももう下旬。気がつけばもう立派な小麦肌。毎朝がっつり日焼け止め塗っているのに。
さて近況。

●再・脱クルマ宣言

最近富士山がほとんど見えないし、熱いしで、クルマを運転するのが億劫になってきた。かわりに自転車で、街中をふらふらしている。駿府公園に行ってベンチでぼーっとしたり、献血したり、本屋で立ち読みしたり。駐車場とか、一方通行とか気にしなくていいし、自転車は楽だ。


●晩酌
仕事が終わって家に帰って、テレビでWカップをなんとなく観つつ、ご飯を食べるのが最近楽しい。ウィスキーのグレープフルーツジュース割りをお供にだらだら食べている。問題のらっきょもいい感じに漬かっている。
ただ、たまに猛烈に焼肉(願わくば「アジェ」のホルモン)を食べたくなるときがある。一人焼肉の壁はまだ越えたくないので、涙をのんでいる次第。ああ都に帰りたい。


●『トリノ・エジプト展』
静岡県立美術館でやっている『トリノ・エジプト展』を観てきた。
古代エジプトの人々が、生まれ変わってまた生きたいと願った場所は、現世と同じナイルの流域だったらしい。それ以外の世界をあまり知らなかっただろうとはいえ、結構すごいなと思う。
私はもし生まれ変わるとしたら、どこでどんなふうがいいかな、とちょっと考えてみたけど、あまりいいのが思いつかなかった。

●ロフト問題

かねてからの懸案だったロフトのベッド。今日ついに下ろすことに成功した。床に布団やらクッションやらをしきつめ、梯子を手すりにわたしてベッドスライド作戦。ベッドは無事下ろせたものの、衝撃で梯子がずれ、私自身がおりられない状態に。仕方ないので冷蔵庫の上に乗ったりしてなんとか着地。自分をほめてあげたい気分になった。



ただいまテレビでポルトガルvs北朝鮮戦を観ている。
ぶぉーぶぉーっていう音がなんか好きになってきた。

『スタジオジブリ・レイアウト展』と刷り込みとアルパカ

2009-08-04 | 展覧会
こないだは連休だったので新幹線でバビュンと大阪にかえっていました。

とりあえず梅田の地下をぶらぶら、テレビで『魔女の宅急便』をみつつだらだら。

翌日は、友達とサントリーミュージアム天保山でやっている『スタジオジブリ・レイアウト展』に行きました。美術館のある大阪港までは桜島から渡し船に乗って上陸。
渡し船が現代にも存在していることに驚き。しかも無料。観光気分で楽しかったです。

かき氷を食べて休憩した後、美術館へ。
ジブリの魔力にやられました。

だってもう刷り込まれているんです。

保育園では『さんぽ』をBGMにお遊戯し、小学校の音楽の時間は『君をのせて』を合唱。学校から帰ってテレビをつけると『母をたずねて三千里』や『アルプスの少女ハイジ』の再放送。バーチャル初恋は天沢聖司、もしくはアシタカ。

抵抗できるわけがありません。
レイアウトを観ただけで、その場面の脳内自動再生が始まり、その作品を観ていた昔の自分のこともついでに思い出したり。膨大な数のレイアウトを前に、アニメーションの制作がどうこうという感想は二の次でとにかくジブリとの思い出が頭の中を走馬灯のようにめぐっていました。


美術館をでた後はマーケットプレイスで動物達とふれあい。アルパカがいて、さわると尋常じゃないほどふわふわしていました。

そんな感じで大阪を満喫してきました。

ナウシカやラピュタがめちゃくちゃ観たくなったので、今度自宅で友達と鑑賞会開催を決定。楽しみです。





『美在掌中』と車との日々

2009-07-12 | 展覧会
先週、ついに車がやってきました。

先輩の、友達の、今は亡きおじいちゃんが使っていた日産マーチ。
うれしくて毎日仕事が終わった後、特に用事もないのにのりまわしています。そして右折のタイミングをずるずる逃し、毎回軽く迷子になっています。

昨日は休日だったのでまず美容院に行って散髪した後、瀬戸市にある愛知県陶磁資料館までドライブ。『美在掌中ー中国の小さなやきものー』という企画展をやっていました。主に副葬品として作られたミニチュアの陶器がたくさん展示されていたのですが、もう胸がときめきまくりでした。だって小さい器についている1センチぐらいの足がいちいち熊さんに細工されていたりするんですもの。

常設展示ももりだくさんで、ほんと行ってよかったです。
それもこれも車で行動範囲が広がったおかげ。愛知県は窯業が盛んな所なので、やきもの関連の美術館もいっぱい。今年の夏は窯めぐりドライブを楽しもうと思っています。


『ゴーギャン展』とタナボタ

2009-05-16 | 展覧会
帰省ついでに、名古屋ボストン美術館で、『ゴーギャン展』を観てきた。
ゴーギャンといえば証券マンをやめてタヒチで画家になった、元祖「アーティストに転職した男」。版画は神秘的な雰囲気でよかったのだけど、タヒチ時代の油彩が少なかったので残念だった。展示のしかたはかなりありきたりな感じ。(時代ごとに色分けしたキャプションとか。)もっと何とかならんものか。

美術館をでた後、大須に移動して古着屋をぶらついた。大阪に住んでいる頃は全く興味はなかったのだが、名古屋の古着は関西にくらべて断然安く、そして派手なので楽しい。
例の「おねぇさんにはこれが似合います☆」攻撃をうけた結果購入したのは、トリコロールカラーのサイケ柄のシャツと、ナイロン生地の朱色のスカート。
…帰ってからちょっと後悔。
まぁ私のファッションを咎める家族や友達もいないことだし、とひらきなおることにした。

さていきなりだがクルマを貰うことになった。帰省したとき学校の先輩に「クルマ欲しいんすよー」と何気なく漏らしたら、ちょうど先輩の知り合いが諸事情あってクルマの貰い手をさがしているとのこと。まさにタナボタ。そしてアパートの駐車場にも都合よく空きが。
初期費用がかなりいるのでしばらく霞でも食べて生活しなければいけないのだが、それはまぁガマンしよう。棚から落ちてきたボタモチを、床に落さずお皿でしっかりキャッチするには瞬発力と決断力が必要なのだ。

ああ、何だか働く意欲が久々にわいてきた。物欲バンザイ。


『京展』と財布と公募展鑑賞

2008-06-20 | 展覧会
財布が戻ってきました。
中身も無事。
拾って届けてくれた方に感謝感激です。


しかし私のこの忘れ物落し物癖はなんとかしなければいけません。
大学に入ってからだけでも、

定期を3回ぐらい落とす。
銀行のカードを落とす。
図書館で借りた本を特急列車の座席に忘れる。

その他諸々。


警察署や落し物センターでの手続きに妙に慣れている自分がコワイです。
これ以上人様の手を煩わせることのないよう気をつけていきたいです。



さて昨日は京都市美術館でやっている『京展』に行ってきました。

『京展』とは京都市の公募展で、日本画、洋画、工芸、彫刻、版画、書、各分野の入選作品がずらっと展示されています。
あまり興味なかったのですが、出品している知人からチケットをもらったので行かないわけにもいかず最終日の昨日駆け足で観てきました。

感想…

よくわからない。


もともと私はこういった公募展を観るのが苦手です。
作品数が多い、しかもそれぞれに作者が違ってテーマやテンションがまったく違うということで感覚が疲れてしまうんです。
それぞれの作品をじっくり鑑賞しようという気力がうせてしまうんです。
で、結局「よくわからない」。

私も美術をやっているので、作り手にとっての公募展がモチベーションを高める上で意味のある存在だとはわかっているんですが、
ただ鑑賞するほうとしてはどうも面白くない。
自己満足的なにおいも多少感じたり。

とりあえず入場料の一般900円は高すぎると思いました。

以上。




『チュ・ジフン 初写真集写真展』と韓流スターと恋の力

2008-06-06 | 展覧会
前の日記で書いた『宮』に出演している俳優チュ・ジフンの写真展に行ってきました。行ってしまいました。
パリやバリでチュ・ジフンが爽やかに、キュートに、ときに渋く撮影されていました。
かっこよかったです。ハマらないように気をつけねばなりません。
しかしどの写真もほぼ同じ大きさ(B4ぐらい)で、あまり抑揚のない展示方法だったのが物足りなくて残念だと思いました。
会場は30代~70代の女性で大盛況。やはり私は浮いていました。

私のバイト先にはイ・ビョンホンが大好きな方(60代の女性)がいまして、彼女から韓流スターファンの濃いお話をいつも聞かされていました。
彼女は彼に関する情報を得るためにパソコン操作を覚え、今ではiPodでお気に入りの韓国ポップスを聴きながら出勤してきます。
掲示板やブログを通じて知り合った全国のファン仲間と一緒に映画やファンミーティングに行ったり、彼に会うために初めてパスポートをとって韓国に行ったり。
彼を好きになったことがきっかけで確実に彼女の世界は広がり、豊かになっています。
恋の力は凄い。
今回私が特にファンでもない俳優の写真展を観るためにわざわざ心斎橋まで足をのばしたのは、彼女のような韓流ファンの熱気を現場で感じたいという好奇心があったからです。

昨日、バイト先で彼女に会いました。雨がふっていたので彼女は傘を持っていました。
一見ただの黒い傘です。
しかし開いてみると中は全面イ・ビョンホンの写真プリント。
雨の日もずっと一緒。
そこまで大好きな存在があるのは少し羨ましいと思いました。

『秋野不矩展』と時間つぶし

2008-04-12 | 展覧会
他大学でとっている授業が昼で終わり五時からのバイトまでぽっかり時間があいた。京都国立近代美術館でやっている『秋野不矩展』を観にいくことにした。
電車賃をケチり、京都駅からひたすらに歩いた。麗らかな陽気だった。鴨川の黄色い花や白川の柳の新緑がきれいだった。今さらながらに寺の多い街だと感じた。

秋野不矩さんは日本画家。晩年はインドに魅せられてインドを描きまくった人。私が一番すきで、一番影響をうけた画家はたぶん彼女だ。5年ぐらい前に兵庫県立美術館でやっていた回顧展を観てファンになった。素朴で雄大で激しくて静かできれいでかっこいい。絵本も何冊か描いていて、今回の展覧会ではその原画も展示されていた。『きんいろのしか』がとくによかった。鹿や象、鳥、蓮、描かれているものすべてがハッピーな感じがした。今日は人が多くて落ち着いて観れなかったところもあるので、会期中にもう一回行こうと思う。

歩くのに疲れたので地下鉄で京都駅にもどった。バイトまでまだ一時間ほどあった。座りたいし、のどがかわいたけどお金がないので献血ルームに行くことにした。私にとって献血ルームはジュースとおやつとくつろげる空間と人の役に立ったという感覚を与えてくれる場所だ。しかし採血をしたところヘモグロビン量がぎりぎり基準値に達していないため優しくお断りされてしまった。断られたのは初めてだったのでちょっとショックだった。やはり疲れていたらしい。

しかたがないのでとりあえず駅ビルにもどり、南側のテラスみたいなところで数十分ぼんやりと日なたぼっこして過ごした。京都の駅ビルは複雑な構造をしていて、死角っぽいところがいっぱいある。バイトに行こうとぶらぶら歩いていたらその死角っぽいところでカップルがまだ明るいのにかなりいちゃついていて目が合ってお互いにびびった。

まぁとにかく春っぽい1日だった。