南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

見つけました南十字星

2012-09-02 17:27:47 | ・ボクの日記。
8月31日
夏の最後の満月の夜、突然思いがけないものが届いた。

福岡にお住いの 後輩故東矢邦彦氏のお姉さまから『南十字星』なるお茶を見つけて思い出していただいた。

翌日届いたお葉書によると今年七回忌を済まされたとのこと。
思えは4月に、松山大学を3月で退かれた岩橋教授を囲んでささやかな会を開いたときに彼と、彼が指揮をしてくれたラストコンサートの思い出話で彼を偲んだ。あのコンサートについては後日触れることになるが、2002年11月のことだったので10年前のことになる。

2003年3月に、家内とNZとAUSを旅したときクイーンズタウンの丘の上で遭遇した南十字星に因んで2006年に開設した当ブログのタイトルとした。
また2005年4月に企画した直後、6月に入院して8月に亡くなった父を見送った10月に決行したのが還暦記念ギターコンサート『南十字星』であった。このとき15年ぶりに舞台監督を東矢氏にやって貰ったのが最後の思い出となった。

2年前の10月に、コンサートギタリストとしてはラストと位置付けた『私の辿った愛の道』では、
終生で7回に及んだリサイタルで直接舞台に関わっていただき、亡くなられた方々にヴィセンテ・ゴメスの「悲しみの礼拝堂」を舞台から捧げた。ゴメスが亡き父に捧げた曲である。

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