With the I Ching

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ゾロ目の数字の話

2016-07-05 02:05:19 | スピリチュアリティ

☆7/7や8/8といった「ゾロ目」に関するスピ系のお話

こういうゾロ目の日というのは、数秘術的に、またはスピリチュアル的に話題になることが多いです。それもまた意義のあることですが、そこにとらわれる必要はありません。そもそもスピリチュアルの根幹は、いつだって「今・ここ(Here and Now)」もしくは「この瞬間(Present Moment)」にあって、そこに「ありとあらゆるもの(All That Is:森羅万象)」がある、そこが根源(Source Itself)だ、ということですから。

「今・ここ」に生きるというのは、通常の意識からすると壮大な矛盾を含んでいるように思えるものです。私たちの認識は常に変化とともにあり、仏教ではそれを「無常(移りゆくもの)」とも言っています。体の細胞も日々移り変わっていますし、肺に入る空気も毎回違います。

なにより、私たちの多くは過去の記憶や未来への期待と不安の中に生きていて、“現在(今)を生きる”ことに対する比重は、実は自分が思っている以上に低いのかもしれません。

今のあなたは何を意識していますか? 何を考えていますか? 何を感じていますか?
「あなたは、自分が信じている自分になる」といった格言も巷には溢れていますが、溢れかえった余り軽んじられている一面さえあります。一度、真剣に、最高の自分の姿(存在のあり方、周りとの関係性)を想像してみてください。そう、真剣に、真剣に、真剣に……

変化は不変と対概念ですが、それそのものが宇宙の法則のように働いて「今・ここ」を支えています。あなたが、不条理に思える多くの矛盾を抱き込めるようになった“時”、過去も未来もそして現在も統合された、大いなる一(One/Oneness、Unity、Source)の真の現実の中で目覚めます。それは「All That Is」と全く同じものです。そしてスピ系では、それを「神」とか「私たちの神我(Our God-Self)」とも表現しています。

「One」の中で目覚めたあなたは、自分が神(All That Is)の一部としての「神性(Divine Nature)」からできていて、神性により存在していることを思い出します。そして、神性が光とか愛などと呼ばれ、それがあらゆるものに姿を変えて存在していることを理解するでしょう。

話を戻すと、こうしたゾロ目の日とかゾロ目の時間(8月8日8時8分、11時11分など)というのは、すべて(All That Is)が一つ(One)であることの統合性(Unity)と一体感(Oneness)をあなた自身に思い出させるためのトリガーにすぎません。

もしあなたが、今この瞬間に、あらゆる存在と自分自身との結びつき(一体性)を信じられるようになれば、どこにいようと何をしていようと、その時にあなたは、自分自身を愛するように他のすべてを愛するという世界(現実)を創造し、その中で生きるのです。



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