作者:田口仙年堂 ファミ通文庫
「吉永さん家のガーゴイル」の作者さんの新シリーズ。
いわゆるヒーロー物の「悪」にスポットを当てたお話。
隕石によりもたらされた奇跡の物質、デイストーンを
めぐって、よくある正義のヒーローと争う悪の組織
ブラック・ブリッツ団本部に謎の少女が紛れ込むことから
始まるストーリーです。
つくづくに、この作者さんの感情筆致のセンス、
そして善悪を皮肉った作品のセンスには
脱帽するしかありません。
世にある数々のヒーロー物や勧善懲悪ものから、
オバQ、最終兵器彼女あたりまでを多分オマージュしつつ、
それを自らの色に染め上げてくるあたりは、
見事の一言。
現代文化にどっぷり染まった人にしか受けない気も
しないでもないですが、それだけに僕には
見事にツボへと入りました。
一作目なのに、しっかりとキャラも立っていて、
性格付けも完璧。ストーリーの展開といい、
感情の流れの自然さといい文句のつけようがないです。
是非にオススメする1冊。
評価:☆10
「吉永さん家のガーゴイル」の作者さんの新シリーズ。
いわゆるヒーロー物の「悪」にスポットを当てたお話。
隕石によりもたらされた奇跡の物質、デイストーンを
めぐって、よくある正義のヒーローと争う悪の組織
ブラック・ブリッツ団本部に謎の少女が紛れ込むことから
始まるストーリーです。
つくづくに、この作者さんの感情筆致のセンス、
そして善悪を皮肉った作品のセンスには
脱帽するしかありません。
世にある数々のヒーロー物や勧善懲悪ものから、
オバQ、最終兵器彼女あたりまでを多分オマージュしつつ、
それを自らの色に染め上げてくるあたりは、
見事の一言。
現代文化にどっぷり染まった人にしか受けない気も
しないでもないですが、それだけに僕には
見事にツボへと入りました。
一作目なのに、しっかりとキャラも立っていて、
性格付けも完璧。ストーリーの展開といい、
感情の流れの自然さといい文句のつけようがないです。
是非にオススメする1冊。
評価:☆10
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