コーンブログ

コーンカスタムサイクルス(http://www.yenjoy.co.jp/cone/)のスタッフブログです

雨雨ふれふれ~

2011年06月30日 20時55分31秒 | Weblog
日中は、まるで仕事にならないくらい暑いです!

実は、営業時間を早めにして朝の涼しいうちに仕事をしようと提案中です。






なんと贅沢にもフレームは「フルモールディング加工」によりスムージーな仕上がり!





メタリックなシルバーを塗布。

しかし、この後クリアーで仕上げて完了!

て、ことにはなりません。

なーんな技法や、

コーンな技法を駆使して、

なんかもの凄い感じにしてしまいます!

で、フレームの持ち主はというと・・・

噂の「マダム・シバヤマ」様!





ナカムラ様のフレーム。

ヤジーが下地処理中です。

近々、カラーリングの打ち合わせをしたいと思います。





金属加工から溶接もこなすヤジー。

でも、TIG溶接は現在、特訓中!





量産パーツのジグを製作中。





この時期は日に何度もバイクを入れたり、出したり・・・





量産型の「コーンロッド・デュース」の第一号のフレーム。





ボディサイドにオプションの「フレーアー」をペイントします。

ダーマトグラフでパターンの下書き。

これは、ちっと駄目な感じ・・・





何度か書き直して、GOODな感じです!





塗装しない部分をマスキング。





ホワイト。





イエロー。





レッド。

マスキングをはがすと・・・



日曜日にご来店予定の「ミセス・トサカ」様のホットロッドなフレームでした。





ツバキ様の、

ゴージャス・コーンロッド風でデュース風でもあるカスタムカブです。





どこらいらへんがゴージャスなのかは秘密です!



MAR

確実に焼けましたね

2011年06月28日 22時21分22秒 | Weblog

みなさんこんばんわ!

YAJIIIですよー。

今日の日差しの照り具合半端じゃなかったですねー

こんがり焼けるかと思いましたw



さてまずは昨日の分から!

コーンロッド1号車に乗ってタカヤナギ様来てくれました!


タカヤナギ様は理容師さんのようです。

またのご来店お待ちしております。



これは

写真を撮ろうとして逃げ惑うトランスモーターのタニガワ先生


そんなに写真がイヤですか?w


カリスマ写真家FreeMagazine『BY』のサトウ ヒデハルさん


なぜカリスマ写真家というと?


近々特集いたします!



なんと昨日は遠く遥々から来てくれた

お客様が!

京都の八幡からお越しのニシカワ様


なんと1ヶ月程、カブで旅をしている様で

昨日コーンに来てくれました!


リュックパンパンですね



カブにもギッシリ積まれていますね



iPhoneでナビ機能搭載!



走行距離とメーターがすごい事に


カブ停てるけど58㌔?w


せっかく来ていただいたので

デュース試乗して頂きました




行ってらっしゃい!



おかえりなさい!



ニシカワ様『脚付きも良く女性にもいいのでは!』と

ありがとうございます。

あと、ニシカワ様にシーシーバーのご注文を頂きました。


この日は岩槻のクリーニング屋さんにお泊りの様です。



シーシーバー待っていてくださいね。


その後

コーンで働いていたシュンくん登場!

デュース試乗して頂きました!


顔だけブレてるー


自分(YAJIII)は今日初対面

話をしてみるとなんと・・・


同じ学校の同級生!!

ただ、科が違い面識がありませんでした。。。

これからが楽しみです♪



ここから今日の分


シイナ様ご来店

早速デュース試乗して頂きました!



行ってらっしゃい!



おかえりなさい!



遠目ですがいい笑顔で帰ってきました♪



コーンの社内外注で自称ミュージシャンで流浪カスタムビルダーさんは

リジットバーを大量生産中!


今日もいい仕事してますね♪


そんなコーンの社内外注で自称ミュージシャンで流浪カスタムビルダーさんが


作ってくれたリジットバーを自分(YAJIII)が塗装前の足付け作業




さてこちらはMARさんの作業ですね

謎の呪文を唱えながら恍惚の笑みで


最終仕上げのモールディング中です。


そこにキック様登場!

デュース試乗して頂きましたよ。



行ってらっしゃい!



おかえりなさい!


最近カブを乗り始めたらしく怖がっていましたが

普通に乗りこなしていましたね!



その後、アライくんが

セルフカスタムしたカブで登場!


フロントタイヤデカイなーw

渋いヘッドライト!


消化器タンク!

塗装無しでそのまま!

ん??


スイッチ類ここですか!

押しづらそうですねw

ハンドルの真ん中に自転車のベル

ハンドルはコーンで製作した物ですね


ある意味、刺激受けましたw


アライくんにも

デュース試乗して頂きました


おかえりなさい!

傷を付けない様に慎重でしたが

操作しやすくていいですね!と頂きました!

デュースにだいぶ興味深々でしたね♪


さて逆にアライくんのを

試乗させて頂きました!

操作性と乗り心地はあれですが

直線駆け抜けたいですねw





YAJIII

RUDIE`Sさんのイベント『PAOPERTY OF LOCALS』に行ってきました。

2011年06月26日 21時04分34秒 | Weblog

みなさんこんばんわYAJIIIです。

タイトルの内容は後ほど紹介させて頂きます。


まずはこちらから!


いつもお世話になっている

エヌエー埼玉営業所の加藤様 

デュース試乗して頂きました。


エンジン始動

行ってらっしゃい!


おかえりなさい!

デュース試乗後

『非常に乗りやすて扱いやすいからつまらない』と

辛口コメントを頂き

デュースの評価95点付けてもらいました!

ありがとうございます。



さてお次は

組み立て中のタダ様の車両です。


ブラックのフレアーがカッコイイですね♪


こちらはスエナガ様の車両です。


フレアー渋いですね♪


さてさてこちらは?

ツバキバラ様の車両の様です。


組み立て中のようですね♪

いい感じですよー



この日の作業も終わり

昨日6/25はRUDIE`Sさんのイベント

『PAOPERTY OF LOCALS vol.02』が春日部のBAR FIJIであると言う事で

チカラくんとナオミちゃんと自分(YAJIII)で行って参りました!





ここの所やたらと忙しいMAR氏は都内を飛び回っていたそうです。

世田谷・品川・川崎・横浜に出張!

ご苦労様です!






ビルの4階と言う事でエレベーターに



エレベーターに乗ると一面張り紙がw




4階に付きFIJIさんに入ると

RUDIE`Sさんの清水さん発見!


清水さん「楽しんでいって下さい!」

ありがとうございます。



お次に

RUDIE`Sさんの上原さん発見!


この日が初対面でしたので名刺交換させて頂きました!

めちゃめちゃテイションが高かったですねw


FIJIさんの中ではタトゥーを入れていたり

奥にはDJブースがありました!


1時間で

ざっと増えましたね!


あまり遅くならないうちに帰りの挨拶をすると

清水さんがお見送りに


あまりに急だったので自分(YAJIII)ブレてしまいました。。。



今月ですが

『バイキチ8月号vol.40』と『custom Burning8月号』に 

コーンが載っています!

6月24日発売でもう発売しております!



あともう一つ

『別冊Lightning vol.106 男の専門店』に

コーンが載ります!


発売は6月27日、明日発売です!

お近くのコンビ二、又は書店で!





YAJIII

まとめて行きまーす!!

2011年06月24日 20時37分33秒 | Weblog
みなさんこん〇〇は!
夏至を過ぎたら暑さがヤバいですね

コーンでは、「デュース」の試乗始めました
是非ご来店ください!




本日のブログは、何も考えずに「デュース」で海辺を走りたいTUNEが担当します!


まず一枚目!



もうすぐ納車のハタ様の車両をチェックしている私です
何だかサミシソウデスネ・・



こちらは火曜日、パテ盛りに専念しているMARさんです。



その下地をつくるYAZIIIさんです。



ハタ様の車体、「ねじねじ」のハンドシフトが良く似合う!!



こちら、MARさんと古くから交流のある
土橋のブーさんのお友達、シンジさんです
体の大きい人ほど、「スリッパー」が良く似合います



ブーさんとツーショット!!



木曜日!(水曜日は定休日)ヘルメットを変身させます。



その前に、YAZIIさんからの一言
「右がTOKYOで、左がKASUKABE」



くだらない事ばかりではありません。
こちら、オートバイ用品専門店の「NAPS」さん



株式会社ナップスの「ベイサイド幸浦店」
こちらの販売スペースに「POP-CONE」が展示されます!



近いうちに展示具合を見に行こうと思います。



何やら、イメージチェンジを行ったアドエヌのタケイさんです



似合ってますね~



そんなタケイさんが「デュース」を試乗



後ほど感想をお聞きします。



ああ、今頃変身が終了しました。



木曜日の夜にハタ様へ納車です。
いやいや、似合ってますね!!




「デュース」の試乗できます

是非ご来店ください!!!





TUNE



Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 4 ~Epilogue

2011年06月24日 01時27分44秒 | Tribute of HAGAKURE
~chapter 1

~chapter 2

~chapter 3



さて、今回の『Tribute to HAGAKURE』である。


2月に第一報が入った時点ではネットにも詳細な情報は出ていなかったが、先週末、LAにいるMAR氏の友人からメールで詳しい情報が寄せられた。


アメリカ人ビルダーのCyril Huzeがブログで紹介しているというのだ。


CYRIL HUZE BLOG
http://www.cyrilhuzeblog.com/2011/05/04/fantasizing-of-becoming-bonneville-new-rollie-free/

http://www.cyrilhuzeblog.com/2011/06/01/fantasizing-of-becoming-bonneville-new-rollie-free-part-2/


また、そのメールには最高速チャレンジは今年の9月に行われるということも添えられていた。



『Tribute to HAGAKURE』製作者はZEN Motorsycles
Laurent Dutruel氏(以下、ローラン氏)。


そこにはまさしくHAGAKUREがいた。






『Tribute to HAGAKURE』はMAR氏の想いを裏切ってはいなかった。



大きな仕様の違いは以下の点だった。


※エンジン
『葉隠』・・・MAR氏が修業時代に師匠から譲り受けた78年の1200ccのショベルヘッド

HAGAKURE・・・ビューエルXB 9エンジンを使用。


※始動方法
『葉隠』・・・押し掛け

HAGAKURE・・・ロープスターター


※ホイール径
『葉隠』・・・前後21インチ

HAGAKURE・・・前後19インチ


※ブレーキ
『葉隠』・・・リアのみ

HAGAKURE・・・フロントのみ





当時のMAR氏は雑誌の取材において『葉隠』の出来は30点と述べている。

減点要因として、ショーに間に合わせる為に走らない状態で仕上げてしまっていたことと、部分部分に良しとしない点をあげた。


その改善を今後のライフワークとし、いつかソルトレイクで最高速にチャレンジしてみたいと願っていた。


しかし不本意にも『葉隠』を製作したのち、MAR氏はビルダーとしての生命を断つことになる。



そして現在。



ビルダーとしての原点回帰として、MAR氏はモーターサイクルの原点ともいえるスーパーカブをカスタムすることを選び、

CONE CUSTOM CYCLESで活動をしている。


CONEの代表作 UNICONEには、そんなMAR氏の『葉隠』への想いが込められている。





なお、オリジナルの『葉隠』は日本国内のどこかに現存しているようだが、

近い将来、MAR氏が以前からあたためている構想『ライフワークの一環として新たな『葉隠』を超える一台』を生み出すであろう。






今回、ローラン氏がチャレンジするのはレギュレーション1000cc未満のA‐PGクラス。
(AはArtisanal(職人による)フレーム。 PはPushrodエンジン。 Gはガソリン燃料。)


目指すのは148.397mph(238km/h)オーバー。



正直、先を越されてしまったカタチになってしまったが、MAR氏はローラン氏に複雑な想いを抱えながらもエールを送る。

本音を言えば、出来る事ならば直接ボンネビルソルトフラッツに赴きたいことであろう。



【Hagakure Tribute】※ローラン氏によるテスト走行






ローラン氏の活動には今後もこのブログでレポートを続けるが、

ここで再び 過去のMAR氏ブログの一文を転載してこの連載を一旦終了する。




海の向こうの見知らぬ友に・・・

健闘を祈る。




~fin~

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 3

2011年06月24日 00時36分33秒 | Tribute of HAGAKURE
細かい仕様の違いこそあれ、ほぼオリジナルのスタイルを踏襲した『Tribute to HAGAKURE』


その本家の『葉隠』とはどのようなものであったのか。



�Photo by Satoru Ise


フレームはクロムモリブデン鋼製とアルミ製の3ピース構造。

フレームの一部をオイルタンクとして利用。

エンジンは1978年式のショベルヘッド・1200ccをベースに、ヘッドを分割するなど大胆に手を入れツインプラグ化。

点火は高価なモーリス製手動式マグネットを、ツインプラグに対応するように加工し4本出し。

キャブレターはナックルなどに使われている74用リンカート製。

オイルラインはアルミパイプにステンレスフィッティング。

ガソリンタンクはアルミ叩き出し。

他、全てフルオリジナル単品パーツで構成されており、見た目の美しさに負けずハイエンドな技術が惜しみなく注ぎ込まれていた。


『葉隠』は、そこにたたずむだけで観るものに何かを訴えかける神秘性を秘めていた。




�Photo by Satoru Ise


chapter2でも書いたが、その希有なスタイルとメッセージは日本国内はもとより、海外でも高い評価を得た。


今回のフランス人ビルダー以外にも、ドカティでこのスタイルに挑む者もいたほどだ。

http://cs.scaleautomag.com/SCACS/forums/p/90612/883735.aspx









このように、14年前の発表以降、『葉隠』のボードトラックスタイルはハーレーカスタムの一つのカテゴリーとして世界中に伝播していった。


To be continued in・・・

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 4 ~Epilogue

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 2

2011年06月22日 21時05分58秒 | Tribute of HAGAKURE
MAR氏により製作された『葉隠』は、当時業界でセンセーションを巻き起こす。


日本を代表する世界的な作家「三島由紀夫」の文学に傾倒していた氏が、

三島の行動美学の中心に「葉隠」があることを発見。


【Mishima / Closing - Philip Glass】





『葉隠』とは、鍋島藩の武士である山本常朝により口述伝承された十一巻からなる冊子である。





その中の一節


『武士道といふは、死ぬ事と見付けたり』


MAR氏の『葉隠』は、このコンセプトによりハーレー・ダビットソンをベースに製作された。



光があるから、より強烈に影が際立つ。

死を意識することにより、日々の生に真摯に向き合える。




MAR氏はそんな観念を具現化、造形することを、ビルダーのモットーとしていた。(もちろん現在もであるが)

その為、「葉隠」の仕様は一般の常識から逸脱した過激なものになる。



前後足回りはサスペンション無しのリジット。

駆動は、変速機無しでクラッチのみ。エンジンからの回転は直接後輪に伝達。

ブレーキは後輪のみ。

1900年代初頭のアメリカのボードトラックレーサースタイルを踏襲し、極限まで無駄を排除した。



©Photo by Hideaki Togashi




誰もが問いかけた。

「それは乗れるのか?」

MAR氏にとっては愚問だった。



発表当時、熱心なマニアや業界関係者の一部以外、一般には受け入れられることが無かった。

しかし海外での評価は高く、特にヨーロッパで賞賛を受ける。



多分に、ヨーロッパでは三島文学に対する理解があり、

『葉隠』の「武士道の神髄」は、西洋の「騎士道」に相通ずるものがあるとして

受け入れられる土壌があったのではないだろうか。

またアールヌーヴォーなどの美術様式に見られる、

日本嗜好(JAPONISM)が好まれることも一因と考えられる。



あれから14年。



かような物事を「海の向こうの見知らぬフランス人」が理解していたかは別として、

雑誌の写真のみを資料として製作された「Tribute to HAGAKURE」は、

驚くことに、オリジナルの『葉隠』とほぼ同一のコンセプトを踏まえていた。



それがボンネビルソルトフラッツで最高速チャレンジをすると聞けば、心ざわめくのも無理は無いだろう。



To be continued in

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 3

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 1

2011年06月21日 21時32分24秒 | Tribute of HAGAKURE
今年の、

2月13日の「コーンブログ」にこのような記事があがった。



【海の向こうの見知らぬ友に。】


夢の続きを叶えようと見知らぬ友が、

一度、死んだ男の叶わぬ夢に挑もうとしている。


しかし一度、死んだ男は・・・

決して諦めた訳ではない。


I will force my body to be my weapon and my statement.


海の向こうの見知らぬ友に・・・

健闘を祈る。



・・・無性にこの映画を再び観たくなりました。



『世界最速のインディアン』予告編



MAR




きっかけは、その月に発行された

ハーレーダビットソン ライフ マガジン『VIVES』のモノクロ記事。





フランスのバイク雑誌『FREE WAY』にて、

「ある日本人ハーレービルダー」の作品、『葉隠』に

インスピレーションを受けたフランス人ビルダーが、

それをモチーフとして製作したマシンでアメリカのボンネビルソルトフラッツ

最高速チャレンジに向かうという特集記事だった。



一般の人には何の事は無い小さな記事だったが、MAR氏の心はざわめいた。



それは複雑な感情だった・・・

何とも形容しがたい、感動に近い興奮。

嬉しいのか・・・

悔しいのか・・・



何故なら、

その「ある日本人ビルダー」というのはMAR氏、本人なのだから・・・

冒頭の死んだ男とは、彼自身のことなのである。




1997年に開催されたカスタムバイクショー『Motorcycle JAPAN Festa'97』



『葉隠』はそこで発表された。




あれから14年・・・

まさか、このようなカタチで「葉隠」に再会するとは氏も予想だにしなかったであろう。







To be continued in・・・

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 2