コーンブログ

コーンカスタムサイクルス(http://www.yenjoy.co.jp/cone/)のスタッフブログです

まとめて行きまーす!!

2011年06月24日 20時37分33秒 | Weblog
みなさんこん〇〇は!
夏至を過ぎたら暑さがヤバいですね

コーンでは、「デュース」の試乗始めました
是非ご来店ください!




本日のブログは、何も考えずに「デュース」で海辺を走りたいTUNEが担当します!


まず一枚目!



もうすぐ納車のハタ様の車両をチェックしている私です
何だかサミシソウデスネ・・



こちらは火曜日、パテ盛りに専念しているMARさんです。



その下地をつくるYAZIIIさんです。



ハタ様の車体、「ねじねじ」のハンドシフトが良く似合う!!



こちら、MARさんと古くから交流のある
土橋のブーさんのお友達、シンジさんです
体の大きい人ほど、「スリッパー」が良く似合います



ブーさんとツーショット!!



木曜日!(水曜日は定休日)ヘルメットを変身させます。



その前に、YAZIIさんからの一言
「右がTOKYOで、左がKASUKABE」



くだらない事ばかりではありません。
こちら、オートバイ用品専門店の「NAPS」さん



株式会社ナップスの「ベイサイド幸浦店」
こちらの販売スペースに「POP-CONE」が展示されます!



近いうちに展示具合を見に行こうと思います。



何やら、イメージチェンジを行ったアドエヌのタケイさんです



似合ってますね~



そんなタケイさんが「デュース」を試乗



後ほど感想をお聞きします。



ああ、今頃変身が終了しました。



木曜日の夜にハタ様へ納車です。
いやいや、似合ってますね!!




「デュース」の試乗できます

是非ご来店ください!!!





TUNE



Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 4 ~Epilogue

2011年06月24日 01時27分44秒 | Tribute of HAGAKURE
~chapter 1

~chapter 2

~chapter 3



さて、今回の『Tribute to HAGAKURE』である。


2月に第一報が入った時点ではネットにも詳細な情報は出ていなかったが、先週末、LAにいるMAR氏の友人からメールで詳しい情報が寄せられた。


アメリカ人ビルダーのCyril Huzeがブログで紹介しているというのだ。


CYRIL HUZE BLOG
http://www.cyrilhuzeblog.com/2011/05/04/fantasizing-of-becoming-bonneville-new-rollie-free/

http://www.cyrilhuzeblog.com/2011/06/01/fantasizing-of-becoming-bonneville-new-rollie-free-part-2/


また、そのメールには最高速チャレンジは今年の9月に行われるということも添えられていた。



『Tribute to HAGAKURE』製作者はZEN Motorsycles
Laurent Dutruel氏(以下、ローラン氏)。


そこにはまさしくHAGAKUREがいた。






『Tribute to HAGAKURE』はMAR氏の想いを裏切ってはいなかった。



大きな仕様の違いは以下の点だった。


※エンジン
『葉隠』・・・MAR氏が修業時代に師匠から譲り受けた78年の1200ccのショベルヘッド

HAGAKURE・・・ビューエルXB 9エンジンを使用。


※始動方法
『葉隠』・・・押し掛け

HAGAKURE・・・ロープスターター


※ホイール径
『葉隠』・・・前後21インチ

HAGAKURE・・・前後19インチ


※ブレーキ
『葉隠』・・・リアのみ

HAGAKURE・・・フロントのみ





当時のMAR氏は雑誌の取材において『葉隠』の出来は30点と述べている。

減点要因として、ショーに間に合わせる為に走らない状態で仕上げてしまっていたことと、部分部分に良しとしない点をあげた。


その改善を今後のライフワークとし、いつかソルトレイクで最高速にチャレンジしてみたいと願っていた。


しかし不本意にも『葉隠』を製作したのち、MAR氏はビルダーとしての生命を断つことになる。



そして現在。



ビルダーとしての原点回帰として、MAR氏はモーターサイクルの原点ともいえるスーパーカブをカスタムすることを選び、

CONE CUSTOM CYCLESで活動をしている。


CONEの代表作 UNICONEには、そんなMAR氏の『葉隠』への想いが込められている。





なお、オリジナルの『葉隠』は日本国内のどこかに現存しているようだが、

近い将来、MAR氏が以前からあたためている構想『ライフワークの一環として新たな『葉隠』を超える一台』を生み出すであろう。






今回、ローラン氏がチャレンジするのはレギュレーション1000cc未満のA‐PGクラス。
(AはArtisanal(職人による)フレーム。 PはPushrodエンジン。 Gはガソリン燃料。)


目指すのは148.397mph(238km/h)オーバー。



正直、先を越されてしまったカタチになってしまったが、MAR氏はローラン氏に複雑な想いを抱えながらもエールを送る。

本音を言えば、出来る事ならば直接ボンネビルソルトフラッツに赴きたいことであろう。



【Hagakure Tribute】※ローラン氏によるテスト走行






ローラン氏の活動には今後もこのブログでレポートを続けるが、

ここで再び 過去のMAR氏ブログの一文を転載してこの連載を一旦終了する。




海の向こうの見知らぬ友に・・・

健闘を祈る。




~fin~

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 3

2011年06月24日 00時36分33秒 | Tribute of HAGAKURE
細かい仕様の違いこそあれ、ほぼオリジナルのスタイルを踏襲した『Tribute to HAGAKURE』


その本家の『葉隠』とはどのようなものであったのか。



�Photo by Satoru Ise


フレームはクロムモリブデン鋼製とアルミ製の3ピース構造。

フレームの一部をオイルタンクとして利用。

エンジンは1978年式のショベルヘッド・1200ccをベースに、ヘッドを分割するなど大胆に手を入れツインプラグ化。

点火は高価なモーリス製手動式マグネットを、ツインプラグに対応するように加工し4本出し。

キャブレターはナックルなどに使われている74用リンカート製。

オイルラインはアルミパイプにステンレスフィッティング。

ガソリンタンクはアルミ叩き出し。

他、全てフルオリジナル単品パーツで構成されており、見た目の美しさに負けずハイエンドな技術が惜しみなく注ぎ込まれていた。


『葉隠』は、そこにたたずむだけで観るものに何かを訴えかける神秘性を秘めていた。




�Photo by Satoru Ise


chapter2でも書いたが、その希有なスタイルとメッセージは日本国内はもとより、海外でも高い評価を得た。


今回のフランス人ビルダー以外にも、ドカティでこのスタイルに挑む者もいたほどだ。

http://cs.scaleautomag.com/SCACS/forums/p/90612/883735.aspx









このように、14年前の発表以降、『葉隠』のボードトラックスタイルはハーレーカスタムの一つのカテゴリーとして世界中に伝播していった。


To be continued in・・・

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 4 ~Epilogue