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Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 3

2011年06月24日 00時36分33秒 | Tribute of HAGAKURE
細かい仕様の違いこそあれ、ほぼオリジナルのスタイルを踏襲した『Tribute to HAGAKURE』


その本家の『葉隠』とはどのようなものであったのか。



�Photo by Satoru Ise


フレームはクロムモリブデン鋼製とアルミ製の3ピース構造。

フレームの一部をオイルタンクとして利用。

エンジンは1978年式のショベルヘッド・1200ccをベースに、ヘッドを分割するなど大胆に手を入れツインプラグ化。

点火は高価なモーリス製手動式マグネットを、ツインプラグに対応するように加工し4本出し。

キャブレターはナックルなどに使われている74用リンカート製。

オイルラインはアルミパイプにステンレスフィッティング。

ガソリンタンクはアルミ叩き出し。

他、全てフルオリジナル単品パーツで構成されており、見た目の美しさに負けずハイエンドな技術が惜しみなく注ぎ込まれていた。


『葉隠』は、そこにたたずむだけで観るものに何かを訴えかける神秘性を秘めていた。




�Photo by Satoru Ise


chapter2でも書いたが、その希有なスタイルとメッセージは日本国内はもとより、海外でも高い評価を得た。


今回のフランス人ビルダー以外にも、ドカティでこのスタイルに挑む者もいたほどだ。

http://cs.scaleautomag.com/SCACS/forums/p/90612/883735.aspx









このように、14年前の発表以降、『葉隠』のボードトラックスタイルはハーレーカスタムの一つのカテゴリーとして世界中に伝播していった。


To be continued in・・・

Tribute of HAGAKURE(葉隠) ー chapter 4 ~Epilogue

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