百人一首99 人も惜し 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は 2011年07月08日 13時35分44秒 | 百人一首 人もをしひとも うらめしあぢきな く よをおもふゆゑ に もの思ふみは 世の中のこと(天下国家の前途)を憂えて、いろいろと思いにふける今の自分にとっては、惜しく思う人もあり、恨めしく思う人もある。 わずか4歳で位につかれた後鳥羽院が33歳の折り北条氏の専横する世を憤って詠まれた歌です。 作者は後鳥羽院(ごとばいん) 続後撰集 雑中 1202 紙 練習用料紙 雲母振り きらら 半懐紙二分の一 筆 寒梅 栢美 墨 茶墨 無名 古梅園