☆今日も生きているで書☆

すずりん(硯夢)の毎日の血圧と、書道を中心に記録しています。今日も元気に筆を持っていられることに感謝して。

百人一首83 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

2011年02月16日 23時02分00秒 | 百人一首
世の(能)中よ
道こそ(所)な(那)け(希)れ
おもひ入る山のおくに
も 鹿ぞ鳴くなる

この世の中には、逃れる道はないものだ。
いちずに思いつめて入った山の奥にも、悲しげに鳴く鹿の声が聞こえる。

作者は皇太后宮大夫俊成(こうたいごうぐうのだいぶとしなり)

千載集 雑中 1151

紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美

筆 浮草 二号 コリンスキー 一休園

墨 松花 呉竹