世の(能)中よ
道こそ(所)な(那)け(希)れ
おもひ入る山のおくに
も 鹿ぞ鳴くなる
この世の中には、逃れる道はないものだ。
いちずに思いつめて入った山の奥にも、悲しげに鳴く鹿の声が聞こえる。
作者は皇太后宮大夫俊成(こうたいごうぐうのだいぶとしなり)
千載集 雑中 1151
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 浮草 二号 コリンスキー 一休園
墨 松花 呉竹
道こそ(所)な(那)け(希)れ
おもひ入る山のおくに
も 鹿ぞ鳴くなる
この世の中には、逃れる道はないものだ。
いちずに思いつめて入った山の奥にも、悲しげに鳴く鹿の声が聞こえる。
作者は皇太后宮大夫俊成(こうたいごうぐうのだいぶとしなり)
千載集 雑中 1151
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 浮草 二号 コリンスキー 一休園
墨 松花 呉竹