☆今日も生きているで書☆

すずりん(硯夢)の毎日の血圧と、書道を中心に記録しています。今日も元気に筆を持っていられることに感謝して。

百人一首52 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな

2009年12月25日 22時41分11秒 | 百人一首
明けぬれば
くるゝものとは知り
ながらなほうらめ
しき朝ぼらけか


夜が明けて昼になればまたその日が暮れて、日が暮れれば夜が来て、あなたにあうことができる-
それはわかりきっているのだが、やはり別れなければならない朝はうらめしく思われますという恋心


作者の藤原道信は和歌の才能に恵まれたが23才の若さでなくなっている

後拾遺和歌集 恋二 672


紙 ゆうか 半懐紙二分の一 栢美
筆 いたち 宝研堂
墨 仮名用 五福 玄勝堂