☆今日も生きているで書☆

すずりん(硯夢)の毎日の血圧と、書道を中心に記録しています。今日も元気に筆を持っていられることに感謝して。

百人一首41 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか

2009年06月29日 22時57分01秒 | 百人一首
こひすてふ
わが名はまだき
たちにけり
人しれず
こそ
思ひそめし


作者 壬生 忠見〔みぶのただみ〕

恋しているという私の噂が早くもたってしまったのだった。
誰にも知られないように、心ひそかに思いはじめていたのに。

拾遺集 恋一 621


紙 如月 三色ボカシ金銀砂子 半懐紙二分の一 栢美

筆 中 あさつゆ 玉川堂

墨 平安仮名十五撰墨はつしぐれ 呉竹

集字聖教序臨書

2009年06月29日 22時40分35秒 | 臨書の臨書
(理含金石之声。文抱風雲之)
潤。治
〇以
軽塵
足岳。

(墜露添流。略挙大網。以為斯記。)

その理〔ことわり〕は金石に等しい美しさをもち、
その文は風雲の潤いのようなしとやかさをたたえておられる。
治(高宗李治)はこの序文に記を加えることによって、ひとひらの軽々しい塵を山岳に加え、地に落ちた一滴の露を大きな流れに添えるようなものであるが、抜粋した概略を取り出し、序文のための記とするものである。

紙 手漉き半紙 No.6

筆 杉影 久保田号作 玉蘭堂

墨 はつしぐれ 呉竹