忘らるゝ
身をば
おもはず
ちかひてし
人の命の
惜しくも
ある
かな
意味
忘れ去られる私自身のことは何とも思わない。
ただいつまでも愛すると、
かつて神に誓ったあの人が、
命を落とすことになるのがおしまれてならないことよ。
拾遺集 恋四 870
作者
右近少将
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか
本楮紙うす具引 半懐紙二分の一
筆 中 斉宮 玉川堂
墨 かな用 金さくら 古梅園
身をば
おもはず
ちかひてし
人の命の
惜しくも
ある
かな
意味
忘れ去られる私自身のことは何とも思わない。
ただいつまでも愛すると、
かつて神に誓ったあの人が、
命を落とすことになるのがおしまれてならないことよ。
拾遺集 恋四 870
作者
右近少将
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか
本楮紙うす具引 半懐紙二分の一
筆 中 斉宮 玉川堂
墨 かな用 金さくら 古梅園