☆今日も生きているで書☆

すずりん(硯夢)の毎日の血圧と、書道を中心に記録しています。今日も元気に筆を持っていられることに感謝して。

百人一首38 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな

2009年05月09日 10時36分10秒 | 百人一首
忘らるゝ
身をば
おもはず
ちかひてし
人の命の
惜しくも
ある
かな

意味
忘れ去られる私自身のことは何とも思わない。
ただいつまでも愛すると、
かつて神に誓ったあの人が、
命を落とすことになるのがおしまれてならないことよ。

拾遺集 恋四 870

作者
右近少将

紙 清書用手漉き料紙 ゆうか
本楮紙うす具引 半懐紙二分の一

筆 中 斉宮 玉川堂

墨 かな用 金さくら 古梅園

集字聖教序臨書

2009年05月09日 10時11分58秒 | 臨書の臨書
(我皇福臻同二儀之)
固伏
見御
製衆
経論
(序)


読み
(我が皇 福臻〈いた〉れば、二儀の固を同〈とも〉にするなり。)
伏して御製の衆経論序を見るに、…
意味
我が皇帝陛下にも福徳が成就し、天地二儀の堅固さと同じなのである。
おそれおおくも陛下(太宗)のお作りになった衆経論を拝見すると、…


紙 手漉き半紙
筆 杉影 久保田号作
墨 茶墨 無名 古梅園