寒さが一段と厳しくなった12月5日(木曜日)笠間市の「筑波海軍航空隊記念館」と真岡市の「真岡木綿会館」に行ってきました。
参加者は22人。
「筑波海軍航空隊記念館」は、『永遠の0』の映画のロケ地にもなった場所です。
この記念館は、1934(昭和9)年に戦闘機などの操縦訓練を行う海軍の練習航空隊として開隊された筑波海軍航空隊の跡地を活用し、同隊および戦争に関する記録の収集・保存・公開を行っている記念館です。
ガイドさんの案内で館内を見学しました。
当時、隊員が見ていた景色を体感することができます。
映画「永遠の0」で撮影に使われた部屋 ↓↓
DVD鑑賞
予科練を終了した隊員が、通称「赤とんぼ」と呼ばれる練習機で訓練をしていました。
厳しい日常でも、仲間と撮った写真は笑顔です。
遺品等展示物の説明を聞き、また、DVDを見て、特攻の数々の歴史に涙ぐむ人もいました。
ゼロ戦で出発する前に家族にあてた手紙
いろいろな思いを胸に記念館を出発しました・・・
お昼は、道の駅「グランテラス筑西」で食べました。
午後は、真岡木綿会館の見学と機織り体験。
機織り機のペダルを踏み、経糸を上下に分け、その間に緯糸を通します。
次に筬を手前に「トントン」打ち込みます。これを繰り返すことで1枚の布が出来上がります。
やってみると意外に面白く、木綿の風合いや肌触りを感じながら、黙々と手を動かしました。
今回は、12㎝四方のコースターを作りました。
機織り体験の後、隣接する岡部記念館を見学しました。
明治初期に10年余の歳月を費やして建築された建物で、県指定有形文化財として保存されています。
紫檀・黒檀などの豪華な材料がふんだんに使用されている床の間や、一本の木で出来た廊下の梁を見ました。
「凄い」その素晴らしさに、皆、びっくりしました。
今回は、旧軍の史跡を見学して歴史を振り返り、また、機織りの体験や、重厚な文化財の見学など、有意義な教室に皆満足の様子でした。