展望休憩所から由布島(ゆぶじま)をのぞむ。海が美しいしましま模様
東経123度45分6.789秒。実はこんなにびっくりの地点だとは思わなかったです。世界中でたったひとつしかない地点です。あたりまえか?しかも経度って、分の下は秒という単位になるのですね、これも初耳。祖納から上原港に向かう道に突然天文台のようなモニュメントが出現します。でもこれがどんなものなのか、の看板らしきものはありません。敷地内にある平屋の建物には「子午線ふれあい館」とありますが、もう長く休館しているようです。
<o:p></o:p>
写真:子午線モニュメント。ここはとっても貴重な地点なんです。
<o:p></o:p>
「子午線モニュメント」と資料館は、当地が特別な地点であることから平成10年に作られたそうです。夜7,8,9時には15分間のレーザー光線の照射がある、とガイドブックにはありますが・・・。(どうもそんな感じには見えませんでしたが?)なんだかせっかくのものがあまり生かされていないと感じてしまいました。できれば旅行者にも一見してわかるような看板とか説明版が欲しいし、資料館も開館して欲しいです。<o:p></o:p>
そのためにもまずネーミングなどを工夫して、「東経おもしろ地点」とか「経度びっくり地点」とか大々的にアピールしてはどうでしょう?それだけの価値がある地点なのですから。知らない観光客も多いと思うのですが・・・?<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
ジャングルクルーズで有名な浦内川を経て、主道をそれて北に入ったところに「星砂の浜」があります。名前はとってもポピュラーですが、海岸線までペンションが迫っているので(宿泊に人には素晴らしい眺めですが)、すこし失望。でもガラス張りのレストランやショップもあるので景色を楽しめます。砂の色は茶色がかっていますが水はとってもきれいです。<o:p></o:p>
写真:海岸線からすぐ近くでシュノーケルやゆったりとカヌーを楽しむことができる。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
西表島の地域区分は大きく西部と東部に分かれていて、祖納・浦内川・ヒナイ川などが西部、仲間川・南風見田浜地域が東部で、それぞれの港が「上原港」と「大原港」となります。私などは「北部と南部に分けるほうがわかりやすいのでは?」と思ってしまいます。理由はよくわかりませんが、南北より東西のほうが重要だったのでしょうか?太陽が昇ったり沈んだりするほうが基準になったのかもしれません。「西表」という名前にもそれが感じられます。<o:p></o:p>
沖縄では、東が「あがり」、西が「いり」、南が「はい」、北が「にし」(ややこしいです)というそうです。そして「あがり」は太陽が上がることであり、「いり」は入ること。だから西表には「太陽が入る」の意味が含まれているのですね。「西表はそもそも最初の、祖納をさす」という説明に納得。前回ブログの写真にあるように、祖納では目の前の海に太陽が沈むのです。
<o:p></o:p>
さらに東部に向かうと左手に由布島(ゆぶじま)が見えてきます。この日の海はとても美しい縞模様でした。(上の写真)次回は水牛に乗って由布島に渡ります。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます