加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
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お初釜

2010年01月11日 | diary
今日は成人式でしたが、昨日10日、表千家茶道のお初釜でした。
先生のお宅で、先生お手製のお懐石料理を頂いてお茶を頂く。

昨年は仕事で参加出来なかったので久しぶりのお初釜参加でした。


お茶室床の間 (掛物:春入千林個何処処々鶯 紫野 寛州)


お釜(真形釜 濱松地紋 木村宗哉)
炉縁(高台寺蒔絵 田村宗覚)


風炉先屏風(銀切箔 惺斉好 平安堂
棚(青漆瓜 紅吸台子 宗旦好写)
水指、柄杓立、建水、蓋置(皆具 淡紅交趾鳳凰 唐草紋 山本一如作)
茶入(備前 鏡餅 木村一陽作)
仕服(新宮間道)

お懐石料理・・・
一品一品が先生の心のこもった手作りで、見目麗しく、お味も絶品!
しかし・・・またまた写真には収めることが出来ませんでした。
かえずがえす残念です。

主菓子のお写真も撮れませんでしたが、
「寅の賀」という鶴屋吉信製のお菓子でした。


お点前は先生ではなく、お弟子さんのお一人の方がたてて下さいました。
美味しいお濃茶でした。新年早々、気が引き締まりました。


お薄のお干菓子(京ふやき松、花面、霜ばしら)

昔、私の祖母も自宅でお茶を教えていて、初釜をやっていましたから、
舞台裏の大変さは良く解ります。
先生はここ2~3日、睡眠時間3時間でご準備下さいました。
いつも本格的で、かつなごやかな茶会を催して
私たちに勉強の機会を与えて下さいます。感謝です!

茶道は、
おもてなしの心や礼節など日常にもまなぶところが沢山あります。
また、四季折々のお点前があり、日本独特の四季を堪能できます。
歌を歌うにあたっても、何かしらの気持ちの置き所に役に立ちます。

茶道はオチこぼれの私ですが、今年も細く長く頑張ろうと思います。

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