加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
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YouTubeアップ1

2020年06月14日 | music
急に熱くなり、梅雨入りのように雨が降っています。

そうなんです、YouTube。 撮り溜めてある過去の演奏動画が沢山あるのに、今まで放っておりました。

若干の反省を込めて?、アップできるものはとにかくアップして行こうと思います。(心を入れ替えるってヤツ?笑)

という事で、今日から、

すぐにアップ出来るように知人に編集して頂いてあった動画を、一日1つづつアップする作業をして参ろうと思います。(^^;

まずは、2014年10月5日(日) 私の地元、秋葉区文化会館にて開催された

根來加奈リサイタルシリーズNo.46 (公財)新潟市芸術文化振興財団助成事業
『根來加奈ソプラノリサイタル』 より 第一部 新潟から発信する音楽を味わおう
~新潟が生んだ僧侶 良寛さまと、新潟を拠点に活躍する作曲家によるうた~

これは、良寛さま(新潟県人は「良寛」とは呼び捨てにしません!小さい時から「良寛さま」です!)の和歌に、
同じく新潟を拠点に作曲活動・音楽活動をされている小西奈雅子先生が作曲した、歌曲集「野辺のうた」
の中から、6曲お届けします。 この歌曲集の中には、私が『初演』した曲も入っているのですよ!(^^)v

本日は、その中から 「手鞠つく」 です。
良寛さまは、庶民の生活の中に入って生活をして、特に子供たちとの交流を大切にしていました。
そんな良寛さまの生活が垣間見られる、4首を小西先生が選んで一つの曲に仕上げた作品です。

元々は、ピアノ伴奏歌曲ですが、この時は箏との共演を予定していたので、
ピアノと箏に編曲までして頂いて、上演致しました。

お聴き頂けたら幸いです。(写真をクリックしてもお聴き頂けます!)
https://youtu.be/Nbi29xZJGaY



歌曲集《野辺のうた》より『手鞠つく』

あづさゆみ 春さり来れ 飯乞(いこ)ふと 里に行けば 里子供(さとこども)
道のちまたに 手鞠つく 我も交じりぬ そが中に 一二三四五六七(ひふみよいむな)
汝がつけば 我は歌い 我が歌えば 汝はつきて つきて歌いて
霞立つ 永き春日を 暮らしつるかも

作曲者の小西奈雅子さんは、もともとは東京生まれの東京育ち。藝大の先輩にあたる作曲家です。
ご主人様の新潟転勤に伴い新潟へ移り住み、新潟の音楽界を発展させて下さった音楽家で、
もちろん新潟だけでなく、東京はもとより、アメリカでもご自身の作品展(演奏会)をされるなど、
意欲的な活動されていらっしゃいます。
現在は自然豊かな場所にお住まいで、羨ましい限り。またこの夏にでも遊びに伺いたいなぁ~(^^)えへへ。