加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
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曲の魂と表現について

2013年01月20日 | music
遅くなりましたが、先週1月12日(土)のコンサート、無事終了しました。

今回私は日本歌曲「この道」「城ケ島の雨」(山田耕筰作曲)の2曲だけだったのですが、
一曲一曲に魂があり、それをどう伝える事が出来るのか、
新年早々に、今一度立ち止まり、それを確認できた良い本番になりました。

自分の一番い声を聞かせるには曲をどう構築するか、
書かれている音符を自分の声でどう扱いどう表現するか、など
伴奏の先生と一緒にあらゆる角度から追求しました。

もちろんこれらは当たり前の作業ですが、
普段ともすると本番をこなす事に神経が流れてしまう危険性があります。

今回じっくりこの2曲と向き合い、曲の表現について再認識する良い機会になりました。

そして、最終的には『何もしない』。 これこそがその曲の魂を表現することなのです。

少しでもその境地に近づくべく、練習やあわせを糧にして参ります。(^^)/


終演後、伴奏して頂いた鈴木真理子先生と。