表千家・七事

今日は久しぶりにお茶（表千家）のお稽古に行って来ました。リサイタル前の精神統一にはとても良い緊張を味わったお稽古日でした。
なぜなら・・・今日は表千家７代如心斎の命日の天然忌という事で「七事」の中の『且座（さざ）』と『花寄せ』のお勉強だったからです。
私は仕事の都合でちょっと遅れて行き、既に如心斎の命日の「献茶」がなされ、皆様「お薄」のお稽古を終えた所から参加しました。

まずは丁度５人で『且座（さざ）』のお稽古から。　５人のそれぞれの担当は・・・
正客がお花を生け、次客がお炭をつぎ、三客がお香をたき、東（亭主）が濃茶をたて、半東が薄茶をたてます。
私は正客でお花を生ける担当。５人の中で私が一番の初心者なので一番無難な「お花生け」係をさせて頂いた訳です。

且座の後は私も濃茶をたてさせて頂きました。
私の身体に穴が開くんじゃないか？と思われるくらい諸先輩方の視線を浴び、なかなか心地よい緊張を強いられました。

その後『花寄せ』のお稽古。つまりは茶花のお勉強。




池の坊をちょこっとと草月流をちょこっとと少しは花に触れたことはありますが、やはり　茶花　は別もの。
私の生けたお花は先生と先輩方が直してくださいました。うん、なるほど違う。素敵になりました。

お茶　は、総合芸術　だな～とつくづく思います。