加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
ホームページ連動ブログです。

実存

2004年08月27日 | poem
扉を開けると クーラーみたいな冷たい空気が入り込んだ
あぁ 夏が終わったんだな そう思う

相変わらずの曇り空 昨日よりも黒い雲
もうすぐ雨が落ちてくるかな

もうすぐ終わる夏休みのせいか あんなにはしゃいでいた空気も
少し落ち着きを取り戻しつつあって

緑茶を少し飲み コーヒーを少し飲み
少しずつ 自分を取り戻す努力をしてみる

揺らいでばかりの 心の中が
少し落ち着きを取り戻し
自分に素直な『時』を 取り戻してみたいと願う

「音楽、恋する者の悲しい食べ物」
クレオパトラが耳元でささやく

音楽は恋の食べ物 
恋する者は たとえ物が喉を通らなくても
音楽があれば生きていけるのよ

『何か音楽を!』・・・・



だけれど 「存在」とは
「実存」しなければ何の意味もない 

また 心が 乱れ始める